2.年初に今年は「ハクソーリッジ」か「ダンケルク」が凄いと情報を得た
ハクソーはまずまず(不満は多い)だったが、ダンケルクは完全に実験映画
これでは高評価は難しい
私にも非がある、公開後”体験型映画”のレビューを鵜呑みにして
4D鑑賞にしたのだが、それが最悪の選択だった
鑑賞中に、この映画は、余韻や行間を読むことを要求されると気付かされたが
感慨深いシーンでの、揺れや、いちいち眼鏡を拭かなくてはいけない水しぶきなど
鑑賞の邪魔で邪魔でうんざり
特にオイルまみれの海シーンでは変な匂いの水がブシュー・・・もうやめて
最新技術が映画の評価を大きく下げてしまった
ストーリーは目線シーン以外はドキュメンタリーのようなもの、特筆すべきもの無し
遠浅の海岸が舞台だが、墜落した飛行機が沈みきらないほど浅いのに、大型船が桟橋に着いたり
干満の差で時系列が混乱する演出は面倒極まりない
結局、なんだか腑に落ちない感覚だけが残る作品でした