17.無知と言われればそれまでですが、そもそもなぜスコットランドからはるばるニュージーランドへ嫁がされたのかがよくわからず。本人が望んだものではないことは、嫁ぎ先のダンナにけっして心も体も開かないことから明らかです。一方のダンナにとっても条件のいい嫁ではないはず。半ば強制的に押し付けられたような感じで、しかもさんざんひどい目に遭わされながら離縁・送還することもできない様子。いったいどんな力が働いているのか。家か、国家か、宗教か、それとも何らかの契約関係か。19世紀ヨーロッパの諸事情など知らないので、結局終始このあたりでモヤモヤしてしまいました。 で、ハーヴェイ・カイテルは芸術などカケラも解しそうにないエロおやじなのに、いつの間にか惹かれていくヒロインの心境も今ひとつよくわからない。女性の性の解放ということかもしれませんが、今日なら立場を利用したセクハラ案件でしかありません。まあ愛と犯罪は紙一重ということで。 もう一つ面倒くさいことを言うと、さんざん潮に晒された簡易ピアノが、あれほどきれいな音を出すはずはなく。あの有名なテーマ曲を、嗄れて音程がズレまくった音で聴いてみたかったかなという気も少々します。 【眉山】さん [インターネット(字幕)] 5点(2024-05-04 02:09:33) |
16.匂い立つ様なニュージーランドの景色や温感、音楽は素晴らしかった。 けど主人公がただの面倒くさい女に見えてしまって好きになれなかった。 【Kの紅茶】さん [インターネット(字幕)] 5点(2019-02-24 10:25:24) |
15.レッスンのシーンはなかなか緊張感があり、ドキドキするんだけど、ちょっと主人公の行動や態度は好きではない。いつも無表情だったので、ラストの笑顔がとても可愛く見える。 【noji】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2017-12-16 23:58:22) |
14.キレイで静かな映画。あともうちょっと何かがあればもっとよくなる感じ。 |
13.映画にしろドラマや小説・漫画にしろ、主人公に魅力がないと見ていて(あるいは読んでいて)つらいです。この映画のヒロインも、妙に依怙地でピアノにこだわりまくり、ピアノを手に入れるためならなんでもやってしまうところが、あまり感心しません。そのくせ誘いかけてきた男に惹かれるというのが、よくわからない。ピアノがあれば誰でもいいようにみえます。「声が出なくてピアノしか拠り所がない」ということなのでしょうが、そういうハンディがあれば許されるというものでもないと思いますが。男女の三角関係はごくありがちで、あまりにもパターン通りなのが興ざめです。あとは映像と音楽をほめる人が多いようですが、それほどでも。特に音楽は、表面的な響きはたしかに美しいですが、上っ面だけでまったく印象に残らない。そういう点では、映画の中身に釣り合っていたかもしれませんが。映像・音楽なら『プライドと偏見』の方がまだよかった。娘役のアンナ・パキンちゃんのみ好印象が残っています。 【アングロファイル】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2010-04-11 16:18:51) |
12.ヒット作、名作といわれるものにかぎって「私には合わない」ということが少なくありません。 【おばちゃん】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2004-08-22 02:37:24) |
11.たぶん一回見るだけじゃ分からないぐらい深い映画だと思う。なぜ主人公が指切り男に引かれていったのかが分からない。森の中で逃げ回るシーンはすごく良いと思った。深い映画だ。 【すごろく】さん 5点(2004-06-13 22:02:58) |
10.テーブルに鍵盤の絵を描いて、それを叩いて弾いたような気になるのは、ピアノ弾きにとってはいたって普通の事です。(私は紙の鍵盤でやったことあります。大成しませんでしたが・・・)それを異常だと決め付ける夫の妻への理解不足が不幸な結果を招いたんでしょうね。ちなみに私は男です。 |
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9.同監督には衝撃の傑作『エンジェル・アット・マイ・テーブル』がある。それとは比較にならないほどお粗末な作品。いや並みのレベルには達しているのが、旧作があまりにすばらしかったので、やはり比較してしまい低めの評価になってしまう。『ピアノ・レッスン』の脚本を監督自身が担当していることからいっても、こちらが監督本来の実力か。顧みるに、その差はたんに脚本の良し悪しによるのではなく、『エンジェル』が「天才」あるいは「預言者」を描くことで、製作するスタッフが実力以上の力を発揮したのに対して、『ピアノ』は所詮凡庸な男女を描いているにすぎないことに関係しているのかもしれない。『エンジェル』がいかに奇跡的な作品であるかを証明するための「引き立て役」を引き受けざるをえない作品。 【バッテリ】さん 5点(2004-02-26 21:18:35) |
8.娯楽性はちょっと低めの作品ですね。主人公にはどうがんばっても感情移入できませんでした。生理的に受けつけられなかったようです。 【K】さん 5点(2004-02-04 17:49:58) |
【山本】さん 5点(2003-05-09 06:52:32) |
6.好きな人は好きで嫌いな人は嫌いとはっきり分かれるだろうな…私はちなみに嫌いです。でも5点なのは、作品(ストーリー)の出来自体良いと思ったからです。でも個人的に嫌い。まず主人公、感情を殺す演技は素晴らしいけれど、皆さんおっしゃる通り、なぜ原住民(?)に惚れるんだかわかんない。一目ぼれにしたって、映画なんですからもうちょっと具体的な理由が欲しいのが観客としての要求。そしてピアノの扱い方全般。一度の調律であそこまで素晴らしい音が出るものなんでしょうか。いろんなとこいじくってるわ叩かれるわ湿気は多そうだわ原住民がいじくるわで。主人公さんももうちょっとピアノを練習して、本当に弾くなりちゃんと映像と音を合わせるなりしてもらいたいもんです。弾く曲も、私個人的な意見言わせてもらえば、もっといい曲を選曲してもらいたいものです…なんかあんま好みじゃなかった…なんかメインの曲もやたら力強いし。もっとショパンのノクターン的な曲を入れて欲しいものです。その方が絶対映画の雰囲気にマッチすると思うのですが…。あと子どもに色々目撃させすぎじゃないですか?あらららって感じのシーンや、指切りシーンまで。ちょっと見ててむごすぎるな…と思うのは私が子どもを育てる仕事に就いてるせいかもしれないですけど、何も見せなくても…。いたたまれなかったのは指切りも。ピアノを弾かない人にはわからないかもしれないですけど、あれは残酷すぎます。あんなシーンを見る位なら、銃で頭吹っ飛ばされて脳みそ出ちゃうシーン見る方がマシです(例が極端ですみません)。ましてやピアニスト……あんな残酷なシーンを見るのは初めてでした。結局主人公は自分の心を昇華させて発声なり義指なり恋愛なりでハッピーに見せかけてますけど、おそらく私の考えでは、主人公の心は永遠に海の中じゃないでしょうかね?なんだかスッキリしない映画です。そういう意味で。服がかわいいのと髪型がかわいいのと女の子がかわいいのは和みました。そして 【猿マン】さん 5点(2003-04-26 21:37:54) |
5.オレもハーベイ・カイテルはダメでした。ホリー・ハンター、アンナ・パキンはよかったです。アンナ・パキンがめちゃかわいかったです。 【バカ王子】さん 5点(2002-01-27 19:02:57) |
4.マイケル・ナイマンの音楽だけで5点の価値はある。特に主人公が海辺でピアノを弾くシーン。彼の音楽があるだけで、映像がさらに美しく見えるなあ。ただ、どうしても登場人物に感情移入ができないので、これ以上のポイントアップは無し。 【トリスタン】さん 5点(2001-11-11 01:49:46) |
3.あの時代の風俗と妖しく生々しい映像,何度か見るのを止めようかと思ったが,結局見てしまった。怖かった。そして後味が悪いことこの上なかった。一瞬,名匠デビッド・リーン監督の「ライアンの娘」とかぶったが,あれ程の映像美や重厚な存在感は到底求められない。ま,もう見ること無いだろうな・・・。 【koshi】さん 5点(2001-11-10 18:49:16) |
2.音楽は素晴らしい。テーマも、最後にはっきり描かれていた。でも、あの体は・・・(絶句)。 【Claire】さん 5点(2000-10-17 16:08:32) |
1.ハーベイ・カイテルは明らかにミスキャスト(だってサム・ニールと比べるのには無理がある!)。全体的にはなにか芸術的な“雰囲気”だけの作品のように思えます。 【ドラえもん】さん 5点(2000-09-29 00:41:03) |