6. スケールの大きい大作で見ごたえあるが、岩岡親子の確執に重点を置きすぎて散漫な印象がある。豪華キャストが熱演する中、辰巳柳太郎は悪目立ちしている。寺尾聰の芝居も素人っぽいのが残念。 「富士山頂」は好印象を残したが本作は少々物足りない。 【風小僧】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2025-01-19 15:40:55) |
5.3時間を超える大作も長い割には脚本が雑で全体像がよく分からない。三船と裕二郎の自主映画にかける熱い思いは感じるが、どうみても関電のエンジニアやトンネル掘りの責任者には見えない。芝居がかった演出が目につくが、違和感を感じつつも世紀の難工事の過酷さや貫通の喜びは伝わってくる。 【ProPace】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2015-09-10 23:43:49) |
4.完全版を見た。トンネル映画は『海峡』を見ていたので、基本的な作りは一緒(こっちが先だが)。『海峡』は高倉健目当てで子供の頃に見て感動したのだが、さすがに大人になってこの手の作品を見るスタンスは変わる。2大スター目当てという事もないのだが、見てみようという気にはなるし、でも2人ともイガイと存在感はなくて、工事関係者の1人としてある種埋没していたのはよかったと思う。『富士山頂』も見ていたので、自然に挑む系は基本的にどれも一緒だろうと、工事の大変さにはあまり関心はなく、それより見所は人間関係と役割・目的の複雑さだろう。発注者と受注者、そして下請業者、その下の日雇い。使用者と労働者、職人とインテリ等々、ゼネコンの体質がよく描かれていて、国家的プロジェクトにもこういう負の側面があるのだなあと思い知らされた。現代では脱ダムの機運も高まり時代の変化も感じさせられるが、ハコモノは永遠であり、今問題になっている新国立競技場に関しても、魑魅魍魎の世界があるんだろうと思ってしまった。原発処理も同様かな。 |
3.モノ作りとか当時の日本のパワーを感じる。トンネルのシーンでやや中だるみはあるが、湧水が溢れてくるシーンや、開通後の喜びが弾けるシーンがとても印象的。 【noji】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2014-07-27 23:02:16) |
2.若い頃見たときは、ダム建設だとばかり思っていたところがトンネル工事の映画だったので大変驚いた。この大変な難事業は映画の中でもわかりすぎるくらいわかるのだが、ただどうしてこうまでして掘るのかがピンときていなかった。その全貌がわかったのはプロジェクトXなどのテレビドラマのおかげだったし、DVD化によってようやく見直すことができたからだ。ただ辰巳柳太郎の職人気質は十分発揮されていたが、石原裕次郎の役は不自然(畑違いに進んだ者がなぜ現場の責任者になるのかなど)で好きでなかった。ところで声優麦人さんが寺田誠として演じている源三の長男(石原裕次郎の死んだ兄役)だが、ウィキペディアやallcinemaなどすべて与一郎となっているのだが、DVDで確かめてみると源三は「与一」と言っている。 【ESPERANZA】さん [映画館(邦画)] 6点(2013-05-11 14:45:18) |
1.三船敏郎や石原裕次郎などすごい役者がたくさん出演して見ごたえがあった。 【ホットチョコレート】さん [ビデオ(邦画)] 6点(2012-03-20 14:15:27) |