13.当時のホットな社会問題をあつかった コレは社会に対する問題提起という価値はあるが、 映画という芸術作品として見て価値があるかというと 映画でなく本でも良かったよね、と思う。 【afoijw】さん [DVD(邦画)] 6点(2023-03-17 13:11:15) |
12.これは娯楽作品というものではなく、問題提起の映画ということには間違いない。 教育的な観点が強いが、とても分かりやすく、つまりは違和感が無いという展開だ。そして、こういった制度に大いに問題があるということも明確。 「裁判官は神ではない。事実を知っている自分のみががこの場では裁判官を裁ける(...というようなこと)」が印象的。 【simple】さん [インターネット(邦画)] 6点(2018-10-13 19:46:12) |
11.まじめに撮られた良い映画とは思うが、物足りなさが残る。 無罪を主張しても、97%は有罪。ほとんどが計画的に嘘の無罪主張が裁判で繰り返される中、 本当の無罪が埋もれてしまうと言うことも一因かな。 【cogito】さん [DVD(邦画)] 6点(2018-06-21 23:02:47) |
10.本当はもっと複雑なはずなのだ。観終わったときなんかやりきれないのは、すべてを司法の硬直性とか、国家権力の本質のようなものに還元してしまっているからではないか。<人間の何か><人間の不思議>のリアルに迫っていないからこそ、<救い>も見えないのではないか。かつてセクハラという言葉そのものがない時代があった。そのとき<弱者><女性>を守れという声が世間に響き渡った。痴漢の罪深さが強く訴えられた。確かにそれは社会の進歩だった。そして次には、痴漢の加害者とされた人たちの人権、冤罪可能性に眼が向けられた。この映画は2006年のそういうときに作られたにすぎない。そして今は司法制度の見直しや取り調べの可視化も少しは進んでいる。つまり警察の横暴や<国家悪>は不変の本質ではないのだ。ところがこの映画は警察や国家をそのように描くことにより、<答え>を出してしまっている。本当の問題の提起になっていない。どんな判決が出るのだろうと観客を引き込んで行く監督の力量は認めるが…。 【柚】さん [DVD(邦画)] 6点(2014-11-03 21:20:17) |
9.まさに日常に潜む恐怖を体験できる作品。 たしかに捜査や裁判に対する皮肉的な内容でしたが、何に一番腹が立つかといえば実際に痴漢をしている奴らです。 【午の若丸】さん [DVD(邦画)] 6点(2013-12-31 00:23:54) |
8.ドキュメントタッチの社会派ドラマだね。 主人公が被った辛辣な現実やその過程は、ほとんどがニュースや雑誌記事、 ドキュメント番組などで見知っていた事ばかりだったけど、 改めて見させられると、やはり「う~ん」と唸ってしまう。 特に男性は、誰もが明日は我が身だけに他人事じゃない。 単に事件のエピソードを映像化しているだけでなく、 現代の裁判制度に問題提起を投げかけているところもポイントが高い。 久々にじっくりと見入った邦画だった。 【MAHITO】さん [地上波(邦画)] 6点(2011-07-17 09:09:12) |
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7.なにか憂いの残る後味ですねえ。こんなに問題点が多いのに、もうすぐ裁判員制度が始まるなんて大丈夫なんでしょうか。これまでよりずっと裁判にかかわる人が多くなるんですから、国の制度改革に注目していこうと思います。 明日から電車乗るときは気をつけなきゃ… 【黒めがね】さん [DVD(邦画)] 6点(2008-04-13 16:03:14) |
6.ちょっとダルいかな。でも、このダルさが 見ている観客と、映画の中で実際にノロノロと 動いている日本の裁判の現状を照らし合わせているのだと思うと、 まぁ、これはこれで良いのだと思う。 雰囲気も邦画っぽくて良いし、日本の裁判について 何も知識が無かった自分にとっては勉強になったと思う。 だけど、このゆったりとしたペースで 2時間越えはキツイかな。 【幕ノ内】さん [地上波(吹替)] 6点(2008-03-13 15:40:23) |
5.冒頭の逮捕されてから警察でのやり取りがやけにオーバーに見えたのですが、わざとなんでしょうか?それとも実際もこんな感じなのか・・? 痴漢や冤罪、裁判の現状など、実話に基づいているだけに、いろいろ考えさせられます。 【かすお】さん [地上波(邦画)] 6点(2008-03-04 11:30:12) |
【マー君】さん [DVD(邦画)] 6点(2007-11-24 15:26:00) (笑:2票) |
3.丁寧に作られた啓蒙作品というかんじ。勉強になります。裁判員制度も始まることだしタイムリーなテーマでもありますね。 でも映画の出来としてはどうなんでしょう?確かに加瀬くんの抑えた演技はいいし予想の付かない展開も興味深くはある。けど面白みに欠けてませんか。何もゲラゲラ笑うような面白みではありません。私が言いたいのは「筋を知っていながらも何回でも観たくなるような面白み」がこの映画にはあるか?ということです。残念ながら私にはその辺を見つけることができませんでした。つまり私にとってこの映画は、「最初の目の付け所とその後の丁寧な調査」といった周防監督の「才気と努力の発表会」に留まっているのです(セルDVDの特典映像にはその辺が更に詳しく物語られているようですが・・・)。残念ながら私は天邪鬼なもので「そうか頑張ったんだー、さすが周防さん!」っていうほどの思い入れはなかなか出来ないんですよね。やっぱりこの作品自体よりは、監督のネームバリューのほうが世間的にはまだまだ勝っちゃっているな、と思えてなりませんでした。その手の名監督ってもの自体が私には鼻につかえる存在なので、点はやや辛めです。ファンの人、ごめんなさいね。 【ぞふぃ】さん [DVD(邦画)] 6点(2007-11-07 12:59:43) |
2.裁判の傍聴をしたことがあるが、その時の雰囲気がそのまま再現されていて監督始めスタッフの方がこの映画に求めるリアリティの高さを感じた。また、俳優のセリフ一つ一つに監督の想いを乗せているのがよく分かり、周防監督は日本の法制度に相当に怒りを感じてらっしゃるのだなと伝わってくる。難点を挙げれば少し長かった。 【おっちょ】さん [映画館(邦画)] 6点(2007-03-03 11:20:21) |
1.話としては面白かったですが、特に見せ場もなく、あっと驚くような意外な展開もなく、淡々と終わったという感想です。実際の上映時間ほどの長さは感じませんでしたが、この程度の話なら、わざわざ映画館まで足を運ばなくともDVDが出たら家でのんびり鑑賞しても良かったなと思います。主演の彼、他に何をしている人か私は全然知りませんが、演技はなかなか良かったと思います。 |