3. こういう映画を見ると、映画を鑑賞するものとしての自分の低レベルを痛感させられてしまう。駄目だなあ、つくづく。
ヒロインが好みじゃないという時点で、完全に気持ちがソッポむいてしまうのは本当にどうにかならないものかと。
何か化粧したほうが野暮ったくなるという点だけが非常に珍しい女優さんでした。
あと、自分自身が少数派に属する人間だからこそ、決して他人の嗜好を非難すまいと固く誓ってるんですが、暴力による「愛」をロマンチックに描写するのって何だかなあ。もちろん、そういう形があることと、この映画のように受け入れる女性がいることを否定するつもりは無いんです。
ただ、今この瞬間も勘違いした男の「愛」のためにDVにさらされている女性たちの事を考えると…………………………