5.こりゃ凄い。オープニングのモノクロスローからグッとくる。ストーリは食い足りないが映像は一見の価値有り。
この監督、頭の中には美しく幻想的な画しか無いんじゃなかろうか、だから空想パートの驚愕映像はストーリーにピタリとはまるが、現実パートにある美しい映像がストーリーにはまらない。観ているうちに現実部と空想部の切替がウザくなってくる、空想部をずっと観ていたいのに~ここで現実に戻るかオイ。という気持ちが後半やたら多い。
それでも、あれだけの画は記憶に残る、映画は総合的な芸術だとは思うが、これだけ映像美に特化されると恐れ入る。
誰かこの監督に素晴らしい脚本と資金を提供してください、次は絶対映画館で観ます。