33.死刑について考える映画。監督ティム・ロビンスは死刑廃止論者みたいだけど、被害者家族にも焦点を当て、ある程度は公平に作られているため、好感が持てる。ただし、キリスト教に馴染みが薄い日本人には少し難しいところがあるのは否めないか。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-03-28 14:49:57) |
32.死刑制度というものに対しての確固たる信念を持って、メッセージ色の非常に強い映画ですなぁ~ここまでハッキリとメッセージがあるのもすごい!それに対して共感できるかはさておき、スーザン・サランドンの演技力といい、見ごたえのある作品ですが…少し、囚人のショーンペンがのん気に見えて… そこがどうしても、なんかしっくりこなくて… |
31.演技派ふたりががっぷり四つに組んだ作品なんだけれど、題材がどうにも受け付けられない。私は死刑賛成論者だ。しかしながら死刑廃止を納得できるほどの論拠は受けとめられなかった。受刑者の育った環境であるとか、社会的立場であるとか、罪のない家族への社会的制裁とか、いろいろと挙げられる材料はあるが、それらがあったからといって、罪のない人を殺してしまったことが許される理由にはならない。被害者の家族を訪れるスーザン・サランドンの論理がどうしても納得できない。彼女の言い分には腹立たしささえおぼえる。キリスト教的な贖罪の意識はなじめないのが大きいのだろう。その彼女を受け入れるデラクロア氏の立場が私にはいちばん共感できるような気がする。 【オオカミ】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-05-10 22:53:03) |
30.役者としてのティム・ロビンスが好きだけど、監督までやってたんだね。ショーン・ペンはこういう役似合いますね・・。ストーリー、ラストは胸が苦しくなる。本当に、死刑囚ってどういう心境になるんだろう。 【ネフェルタリ】さん [地上波(吹替)] 6点(2005-05-02 21:42:07) |
29.製作者側の意識が死刑制度廃止にあることは明白ですけど、被害者遺族の描写や、加害者の魂の贖罪に死刑が一方ならぬ影響を与えてる様にも見えるので、そういうことを超えた完成度になっているとは思う。しかし多くの方が指摘されてる様に、それ以上に本作はキリスト教的考え方に基づいている(尼僧が主人公だから当然と言えば当然ですけど)。やはり肝心なのは量刑の軽重よりも、やった本人がどれだけ後悔し反省するか。それが無ければ被害者も浮かばれません。ま、私も、最も加害者に悔恨の情を与えられる量刑が「死の恐怖」だとは思ってますけど…、6点献上。 【sayzin】さん 6点(2005-02-15 02:20:48) |
28.囚人とその囚人を信じようとするシスターの物語..囚人に対する人間描写、人の奥底に秘められた“本質”に触れてしまったシスター..がリアルに描かれています..ただ、テーマとしては良いのですが、私的にそれほどの感動はなかった... 【コナンが一番】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-01-28 16:49:13) |
27.監督、製作、脚本を担当したティム・ロビンスの才能の高さには本当に驚かされますし、女優賞受賞のスーザン・サランドンと男優賞ノミネートのショーン・ペンの配役がとても良いと思いますね。ただ映画自体はどうも好きになれません。死刑制度の賛否を問うには物語の展開が早い気がするし、描き方も不十分かも。それに重いテーマの割には以外と余韻が残らないというのが残念ですね。この手の訴えかけてくる系の映画には脳裏に焼きついて離れないくらいのインパクトが無いとダメだね。点数的には5点ですが、ブルース・スプリングスティーンの曲がイイから+1点の6点とさしていただきます。ちなみに俺も死刑反対派。 【ピルグリム】さん 6点(2004-12-05 18:16:02) |
26.これも再見しようと思わない作品のひとつ。死刑制度反対!というのを押し出しているわけではないので最後まで見られたような気がする。私はキリスト教徒ではないので神の許しだのなんだのということはわからない。けれどあんな犯罪をおかした人間を救おうという気には金輪際なれないのは確かです。ティム・ロビンスもスーザン・サランドンも信念をもってこの映画に取り組んだのでしょうね。それは凄いなあとは思います。でもね、サランドンがどうしても尼さんに見えなかった、見たくなかったというのが正直な気持ちです。これで彼女はオスカーを受賞したわけですが、なんかどうでもあげなきゃいかん、みたいな感じでちょっと抵抗を感じたのでした。 【envy】さん 6点(2004-08-14 21:04:54) |
25.点数は高めですが、皆さん辛口のようで・・・・・正直意図的であれ何であれ、取り組んだ姿勢と俳優たちに対しては8点くらい差し上げようと思っていたんですが、いかにもな十字架姿でドーンと登場してしまったので、やっぱり辛口になってしまうかもです。確かあれは、Ωのアシャハラだったかな?奴の弁護士選考なだけでもあれだけの大騒ぎ。それに比べて、この国では映画の通り死刑囚がテレビに映れるわある程度電話も出来るわ処刑も公開だわ。処刑されたという事実すら伝わって来る事の少ないので、見ても実感がわかないとは思いますが、何を見せられても問われても、では死刑はなくせるか?どうでしょう??? 執行スイッチが2つ。まるで核兵器ボタン。どんな場であれ、誰しもがどこかで彼女のような立場に立たせられる事があるのかも知れないということは考えさせられました。 |
24.まあこの作品の感想なのに違う作品をもってくるのはどうかと思いますがこれを観た方はぜひマイケル・ムーアの「アホでマヌケなアメリカ白人~2」をお勧めします。 【tetsu78】さん 6点(2004-06-19 23:24:49) |
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23.ショーン・ペンとスーザン・サランドンのガラス越しのやり取りが素晴らしい。 【かずのすけ】さん 6点(2004-06-12 14:11:30) |
22.あらたな視点を見た!!どんでんがえしは無かったが。。。。いろいろな人生があるよね。何事も改心するなら早くするべきだね!!教訓じゃない。 【カフェ俺!】さん 6点(2004-06-12 01:37:04) |
21.極度の恐怖で身体が痙攣したりするっていうリアルさは、全ての心情を取り払い、視覚的に訴える以上の事を考えさせられます。 死刑制度には詳しくありませんが、何でもそうであるように反対の人もいれば賛成の人もいるでしょう。それについての何かを 導き出すのが製作者の意図するところではなく、この作品を通じてその問題に一石を投じ、それについて語り合える機会を作ったという 事に大きな意味があると思いました。 【HLB傭兵】さん 6点(2004-05-22 10:36:31) |
20.宗教との絡みが馴染めず、最後まで流れを追いかけて終わった。空気を掴んだ感じです。 【じふぶき】さん 6点(2004-03-13 21:52:50) |
19.あいやー重いね。どこかで重圧から開放されるのかと思っていたけど、なんかよくわからんうちに終わってしまった。それぞれの演技は真に迫っていたのでよいんですが。 【tantan】さん 6点(2004-02-25 08:24:52) |
【すごろく】さん 6点(2004-02-21 12:41:27) |
17.死刑を望む被害者側の親族、受け入れる加害者側の親族、そしてその当事者と、命の尊厳の名の元に当事者を擁護する者それぞれの中には、現実的にはもっと凄まじい痛みや苦しみや心の葛藤があるはずだと思った。 ラストの被害者側の親族のとった行動も分からなくはないが、実際はもっとシビアだろう。 この手の作品は淡々とした静けさと、想像を絶する壮絶さの両極端を描ききってこそ観る者を動かす傑作となりうると思うが、そのどちらにも届いていなかった。 スーザン・サランドンはいつもの敏腕弁護士役の油っけをそぎ落とし、静かな尼僧侶役をうまく演じていた。 【Beretta】さん 6点(2004-02-09 12:57:19) |
16.これはキリスト教の思想に馴染みの無い人種には、本当の意味での理解は難しい映画です。表向きは、死刑制度の肯定or反対、また1人の死刑囚にスポットを当ててシスターとの触れ合いを通しての心の開放を描いた社会的なテーマになっていますが、ラストに近づけば近づくほどキリスト教観念が入り込んできて、理解の難しい映画になっていました。それにしても、ショーン・ペンとスーザン・サランドンの演技は真に迫っていました。その意味では、観て損は無かった作品でしたが。 |
【ボバン】さん 6点(2004-01-16 00:43:38) |
14.製作側は、死刑制度について中立の立場からこの作品を撮っていると言い切っている。受け取り方はあくまでも個人個人に委ねられているのであって、人によって鑑賞後の感想は全く異なるのだろう。この作品は「問題提起」であって、「思想強要」ではないのです。何を考えるかが大切。「考えることを考えること」が大切。総じて私はそう思った。 【ひのと】さん 6点(2004-01-10 14:02:46) |