1.一見、制作のロバート・ゼメキス色が強いようにも見える、アップ・テンポでブラックなユーモア溢れるゴースト・コメディ。しかしながら後半にかけての畳みかけるような演出は、やっぱりピーター・ジャクソンならでは。所々ジャクソンらしいやりすぎ感が漂います(散弾銃で頭を吹っ飛ばされた人が、頭だけすぐに霊体になったりする辺り好きですけど、欲を言えばもっと羽目を外してもらいたかった)。そして、マイケル・J・フォックスのコミカルで軽やかなアクションもこの映画では健在。最初から最後まで一気に楽しめる良質の娯楽作です。6点献上。