24.カラー版にて視聴。色が付いていても映像美は特筆すべきものがある。キャッチコピー通りの、少しでも人生を変えたい男が雪だるま式に取り返しのつかないところまで落ちていく。コーエン兄弟のテクニックが随所に注ぎ込まれた到達点であり、ベートーベンの穏やかなピアノソナタが、常に仏頂面のソーントンに哀愁を添える。 |
23.殺人事件を中心にちょっと意外な展開が淡々と進んでいく。 落ち着いていて渋い映画だが、あれっという感じで終わってしまう。この映画が好きかどうかは好みの問題だがもう一度観たいとは思えない。 【simple】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2015-11-14 14:26:56) |
22.雰囲気はとても良いです。映像と音楽のマッチングが素晴らしく、随所随所にセンスの良さが滲み出ています。 本作も、乾いた視点で人間の滑稽さを描く、コーエン兄弟お得意の物語なのですが、個人的にはもう少しスパイスが欲しかったかなという感じです。 それにしても、床屋を本職としている人には失礼な映画ですね。 【おーる】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-03-25 17:52:06) |
21.なんか主人公は色々なことに振り回され続けてしまったような気がします。 【珈琲時間】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-06-23 11:45:11) |
20.世間の大多数が「このままでいいのか?」と思いながらも、結局何も出来ずに、時間を浪費し人生を終えていく。(何も考えずに死んでいく人もいるかもしれないが。)じゃあ、1歩2歩踏み出して、やりたいことやって結局死刑になってしまうってのも極端だけど、「あなたならどっちの人生選ぶ?」って事なんだろうな。 |
19.なんかね……渋いめの雰囲気だね。自分の周りの物事が移り変わっていくのを、興味なさ気に眺めてた感じだった。ホント独特な映画だった。 【SAKURA】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-09-09 18:35:20) |
18.これはとんでもないアホアホ映画なんではないでしょうか? 【マーガレット81】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-03-03 18:08:29) |
17.コーエン兄弟の『ファーゴ』と『ビッグ・リボウスキ』の大ファンなのですが、この映画は微妙…でした。最初DVDの表紙を見た時、ビリー・ボブがシュワちゃんに見えて、コーエン兄弟の映画にシュワちゃんが!?と驚いたのですが、違いました。煙草が苦手な私は、全編を通して煙草吸いまくり状態のビリー・ボブさんにクラクラしてきました。この時代はアメリカでもところ構わず吸ってよかったのですね。フランシス・マクドーマンドが日常にうんざりしている妻をうま~~く演じてました。 【ふぉんだ】さん [DVD(吹替)] 6点(2006-05-21 21:39:12) |
16.DVDのカラー版を見たのだけど、鮮やかな色というわけでもなく全体として落ち着いたトーンであった。顔のメイクも白黒になると映えるようにしたんだなあという感じ。まあそれはそれとして、内容は見た後いろいろ考えさせられた。淡々としてはいたが、話には引き込まれる。 【HK】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-11-25 23:59:43) |
【たま】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-08-27 08:57:08) |
|
14.何だか、はかないねぇ。不器用な床屋の男、人生を楽しんでいた妻、起業を目指した友達。全員、波長が違う人同士だったこともあるが、ひとつの歯車がずれちゃって、もうどん底。床屋さんは、最後に死ねて良かったと思う。 【紅】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-07-10 02:00:51) |
13.ロボットの様に表情が変わらず、幽霊のような存在の主人公。そんな主人公が普段の普通な生活に終止符を打つべく・・・というファーゴの様なストーリーで、この映画も結局は大金を得ようと欲を働いて全てを失ってしまった人のお話。なんだけど、こっちの作品の方が、静かでいて、それだけにとても哀しい。というのもファーゴの話とは違って殺人にしろ心情にしろ、とても空虚だ。そして死んでゆく人の動機も、描写も、全てが哀しく見えるのだ。終わってみれば、主人公は何故人を恐喝してまで金を手に入れたかったのか?という疑問にかられたが、そこの辺りの動機が全く描かれていない。あまりに静かな映画だった為、上手く着いていく事ができなかった。哀しいという感情の周りに、空虚さがふわふわと取り囲んでいて、うまく捕らえる事ができなかったという感じなのかなぁ。 【ホーラン℃】さん 6点(2004-11-09 00:00:30) |
12.まさに↓【ミーハーおばちゃん】さんのおっしゃる通りな感想を持ちました。客観的に観て渋くてシニカルな、よくできた映画だとは思います。カメラワークや構図も洗練されているし、ビリー・ボブ・ソーントンの淡々としたモノローグも独特の雰囲気をかもしだしていて魅力的だと思います。でも、主観的に、心にグッとくるものが何にもありませんでした。私は感動とかほのぼのした気持ちとか勇気とか、何かしら感情に訴えるモノを映画には期待してしまうので…。コーエン兄弟の作品は苦手、というか一回観てクスッと笑っておしまいという感じです。手元に置いて何度も観たいという気にはならないし、数年後には忘れ去っていそうです。こういうオリジナリティの強~い作風は完全に好みの問題ですね。 【ROMY】さん 6点(2004-07-21 13:14:34) |
11.見終わった感想は・・・人間嘘だらけだってこと。すごく皮肉な映画だった。淡々と抑えた演技で見ていて飽きなかった。 【ゆきむら】さん 6点(2004-05-16 17:52:02) |
10.いつものコーエン作品より若干笑いが弱い。しかしテーマが良かった。ふと思い立ったときに、勝手な行動をし、結果に多くの期待を抱かない。究極、死ぬことも素直に受け入れる。そんな人間にあまりいいものじゃないと分かる。ピアノソナタ(特に悲愴)はとてもきれいな曲だが、眠い。 【ぷりんぐるしゅ】さん 6点(2004-03-28 13:39:39) |
9.微妙に笑える、変なストーリー.. ビリー・ボブ・ソーントンを見ているだけで、可笑しくなってしまいます... 【コナンが一番】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2004-01-27 11:11:19) |
8.最初、だだの暗い映画かな?と思っていたらどんどん引き込まれていった。床屋に来てたカツラのオヤジ」のシーンの印象が強く残っている。 【T橋.COM】さん 6点(2004-01-22 00:32:50) |
7.人生をどこか醒めた目で見つめ、投げやりに生きているエド、ズルズル成り行きに身を任せつつも、早く楽になりたがる。全てが明るみになり重石の取れた彼は清々しかった。コーエンリズムというんでしょうか、ゆったりとした流れとキレイな映像がマッチしてます。 【亜流派 十五郎】さん 6点(2003-09-15 13:26:29) |
6.ビリーボブソートンの表情がストーリーの魅力のなさを助けまくっている作品。逆に言うとビリーのたたずまいが決まりすぎて切なさが出なかったのかも。主人公の幼い行動、殺人調査・公判の曖昧な進み方、安易な考えで浮かびそうな事故の起こし方などカッコイイ人がやったからこそ拙さを感じるのだ。 【チューン】さん 6点(2003-08-14 04:48:45) |
5.コーエン兄弟の映画を見ていると本気でムカつく登場人物が出てくるんだけど、今回は主人公のエドがそうだった。脇役ならいいのだけど、こういうキャラが語り部になっているのは、生理的に気分が悪いです。世の中にこういう人って意外と多いんじゃないでしょうか?フランシス・マクドーマンドはファーゴの時と表情がかなり違うんで気がつきませんでした。いい女優です。 【omut】さん 6点(2003-07-03 00:00:44) |