7.大ざっぱに女優を貴婦人タイプと小間使いタイプに分類すれば、M・ファイファーは小間使いタイプで、場末のウェイトレスなんかやらせると絶品なんだけど、これはちょっと柄じゃなかったんじゃないか。はぐれ者の感じはあるが、上流社会って雰囲気からは離れすぎているような。最後の送別パーティの優しい残酷さはよかったな。ヒンヤリとしたとこ。これを殺せば自由になれると思ったことのある妻に、なすすべもなく操られてしまうD・D=ルイス。憐れまれてさえいたのだった。男は最後まで決断から逃げている。19世紀末のニューヨークってのが美しい。風の強い日に、男たちが帽子を押さえて黙々と歩いてくるシーンなんかに、味わいがあった。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 6点(2011-04-05 12:35:55) (良:1票) |
6.絵画になりそうな時代モノ。演者たちがとても光って見えました。 【色鉛筆】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-08-25 22:16:55) |
5.軽ーい、軽ーい不倫ものでした。ちょっとエロスがたりないのが気にはなるけど、きれいな作品ですよね。ここではウィノナががんばってました。夫の気持ちを知りながら、決して本心を表に出さず、そしらぬ顔でしたたかに振舞うメイ。それが悲しかったです。物足りなさはあるものの、自分の気持ちを胸にしまい、まわりの人を傷つけまいとする姿は奥ゆかしい。現代で最も失われつつあるもののひとつだと思う。 【envy】さん 6点(2004-09-13 10:26:44) |
4.上流階級のはみ出し者的な既婚女性と、婚約者の居る弁護士の禁じられた恋愛。何ともドロドロな愛憎劇になりそうな話だけど、以外に上品な話にまとまってる。ただ単に上流階級社会が舞台だからそう感じるだけかもしれないけど。でも登場人物は多いし、話は長いしで結構疲れる映画でした。 【Fuzz】さん 6点(2004-04-06 03:20:24) |
3.もっと、華麗な衣装にも劣らないほどの燃え上がるような不倫の恋を期待していたのに、出てくる人がみんなえらく品行方正で、何の衝突も葛藤もないでははないですか。これでは面白くありません。大事なところを全部ナレーションで済ませてしまっているのも問題です。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 6点(2003-11-18 01:36:12) |
2.ウィノナ・ライダーの作品ばかり見ていたときに、この作品を見ました。彼女が若さゆえに思っていることを通す(ちょっと違うかなぁ?)、役柄の女性のようなキャラを演じるのが好きですね。 【にゃん♪】さん 6点(2002-04-14 02:05:52) |
1.私的に古典劇っぽいのが苦手でしたが、この作品は中でも分かり易い話でした。でもちょっと・・・ダニエルのお顔が濃すぎて、そっちばかり気になってしまって・・・。 【ポンコ】さん 6点(2001-11-04 17:17:46) |