10.観た当時の感想ですが、単純に面白かった。 韓国エンターテイメントの最先端を観た感じだった。 日本映画と比べると質が全く違う。 韓国映画界はアジアのハリウッドだなと思った作品。 同時に日本のエンターテイメント映画も頑張ってほしいと感じた。 【movie海馬】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-02-13 02:00:00) |
9.ポン.ジュノ監督アカデミー受賞記念として鑑賞。 やはりメッセージ性ある作品なんだね。警察も医者も【聞く耳持たず】。頼れるのは己の力のみ。 「パラサイト」同様アメリカを皮肉ってる部分も見えるし、只の娯楽作品ではなく、何を感じるか、何を伝えたいのか、ポン監督の作品は考えさせられます。 【tonao】さん [インターネット(字幕)] 7点(2020-02-10 16:30:53) (良:1票) |
8.新感覚のモンスター映画でなかなか面白かったです。ソン・ガンホは存在感のある良い役者ですね。前半はスピード感がありましたが、後半に失速したのが残念です。 【ジャッカルの目】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-03-21 00:55:19) |
7.旦那に代わって妻投稿。この映画はモンスターパニック映画につきものの、大勢の犠牲者と怪獣の屍の上で感傷に浸る主人公とヒロイン連中に対するアンチテーゼではないかと思う。ガメラ、仮面ライダー何でもいい。夜道を家に帰る端役女性が突然その命を通り魔的に奪われる。次の瞬間には主人公の図々しい日常が描かれ、被害女性の今までの人生や、彼女の帰りを待っていた彼氏が変わり果てた恋人を前に嘆き悲しんだり、家族が蒸発した娘を必死で探すであろう事実はなかったことにされるような展開に、きっと制作者は違和感を感じていたのではないか。それが、この映画における葬式のシーンやラストの唖然とする結末など、頑張って努力した主人公の家族が悲惨な運命を背負う描写へとつながったんだと思う。あの女の子の遺形はモンスターを際立たせるために殺された映画やテレビの中の無名の人々の墓標ではないかと思う。 【はち-ご=】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-01-02 03:12:21) (良:1票) |
6.現在の日本が失いつつある熱い家族愛を韓国映画に見せてもらった。ソン・ガンホの(良い意味で)ちょっとクサイ演技が良かった。実はファンなんです。 【クロ】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-03-29 18:32:11) |
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【カタログ】さん [DVD(吹替)] 7点(2007-08-30 00:17:06) |
4.『殺人の追憶』で80年代を描いたポン・ジュノ監督が描いた現代韓国社会はなんとモンスター映画! しかし、主人公家族から、警察、在韓米軍まで、どうしようもない間抜けな人たちを愛情をもって描く監督のスタンスは変わらず、このへんはハリウッド産怪物映画と一線を画する印象だった。ストーリーが荒唐無稽になったぶん、つっこみどころは満載だし、監督の政治的メッセージを過剰に読み込むことも可能かもしれないけど、個人的には、愛すべき家族のやりとりを見ているだけで十分に満足だった。怪物は、なぜか『千と千尋・・』の「カオナシ」を思いだしてしまった。なんでかなあ。 【ころりさん】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-08-22 07:42:19) |
3. これはどうやらいろんな映画のパロディーでしょうな。そもそもしょっぱなの設定が『悪魔の毒々モンスター』とちがうのか? ジャンルとしてのB級映画のパロディーだ。だから、封切り当時のある新聞の論評のように、駐留アメリカ軍や汚職体質への批判だとか、そんな生真面目一本に観てはつまらない。しかし、ねらいがよく伝わってこないところは作品自体の責任で、そこが欠点だ。ところで、父親役のおっさんは味のあるいい俳優ですな。 【goro】さん [DVD(吹替)] 7点(2007-04-19 01:22:08) (笑:1票) |
2.まー無茶な話だ、無茶すぎて「無茶だ」とか考えている事が、バカバカしくなって途中から無茶だ無茶だヤムチャだ、とは考えないようになった。ここまで突き抜ければ、映画って何でもアリなんだなぁって思った。 【六爺】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-01-28 22:03:03) (笑:1票) |
1.構造的には同監督作品の「殺人の追憶」とあまり変わらない。黒幕は連続殺人犯でも異形の怪物でもなく、韓国という社会。両作とも印象的なのはソン・ガンホのクローズアップ(「グエムル」ならば、小屋から暗闇の向こうに銃口を向けるシーン)で、彼の視線は映画を飛び越えて、実社会へのまなざしとして観客に投げかけ、映画が終わった後も居心地の悪さを残し続ける。大きく異なるのは、「殺人の追憶」においては犯人=怪物を見せないという事を徹底したのに対し、「グエムル」では群集を襲う怪物としてとにかく見せるという事だろう。前者がサスペンスならば後者はスペクタクル。しかし「殺人の追憶」のサスペンスの支柱となった、韓国の軍事政権下の社会をダイナミックに描いた様は、スペクタクルそのものだったように思う。「グエムル」では、スペクタクルの支柱となる見られる対象としての怪物に、スピード感ある視覚効果やキモいイデタチを与えるが、おそらく10年とか時間が経ったとして、そのフォルムを覚えている者はいないだろう。ゴジラとかエイリアンとか、そして最近だと「宇宙戦争」のトライポッド(怪物ではないが一応)、これらのフォルムや動作が忘れられないのはそれなりの理由があるからだが、「グエムル」の怪物にはそれなりの理由が無い。テキトーな感覚で言うならば、こいつは「企画から生まれた」感が非常に強い。あるいは、「~的」であろうとし過ぎている気がする。地味であるほどに存在感を引き立てるぺ・ドゥナの方がよっぽど怪物なんじゃないのか。映画が高速化する中で、アーチェリーの矢を、しかもジャージ姿で放つ彼女と矢の軌道からは、高速化するサッカーの中で一発のスルーパスに賭ける前時代的なトップ下のそれを感じ取れるだろう。優雅な運動はスポーツ界のみならず、映画からも消えつつある。 【Qfwfq】さん [映画館(字幕)] 7点(2006-10-09 01:56:37) (良:2票) |