21.2001年は傑作だけど、良くも悪くも物凄く尖がった映画だった。2010年は前作のテイストを踏襲しているものの、内容は全く尖がってない。とても大衆的なSFエンターテイメントに切り替わっている。ロイシャイダーとかボブバラバンとか出てくるから、初期のスピルバーグ映画でも見てるような気分になる。インパクトには欠けるけど、安心して見られる映画だった。 【54dayo】さん [インターネット(字幕)] 7点(2021-12-04 09:21:31) |
20.歳を取るのは決して悪いことばかりじゃなくて、久々に観た2001年~が大変面白く感じられたのでこちらにも興味を持って鑑賞してみました。 題名からして2001年~の緩くて浅いB級コピー映画かと思ってましたが、まさかガッツリ2001年を踏襲した本格的な続編だったなんて! 前作の様な芸術性や宗教観はそこまで感じられませんでしたが、地球と宇宙と木星と政治と…エンディングにかけて全てが平和理に結実していくのが本当に美しいと思いました。CGも発達していない時代に本作を作り上げた情熱にも脱帽です。2001年~と比べるのは野暮ですが、本作は本作として見応えのある作品でした。 【Kの紅茶】さん [インターネット(字幕)] 7点(2021-10-22 21:06:18) |
19.この映画を見ると映画の面白さはCG等の映像技術とは比例しないんだなって思いました。何十年も前の映画ですが、カメラのアングル、音楽、人物の描写の仕方など、見入ってしまいました。良い映画を堪能したという気持ちです。 【珈琲時間】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-05-09 12:50:16) |
18.「ポセイドン・アドベンチャー」に対する「ポセイドン・アドベンチャー2」のような位置づけですかね。しかし「2001年」をほとんど記憶していない私でも、十分に楽しめました。HALに新しい解釈を与えるあたり、なかなか見事だと思います。 しかし当時は、ソ連が崩壊するなんて微塵もイメージできなかったんだなぁと思うと、なかなか感慨深いものがあります。まだゴルバチョフさえ登場していない時代だったので、仕方ないですね。 とはいえ現実世界において、米国は近年に宇宙開発をほぼ断念しました。今、この分野で世界最先端を行くのは、間違いなくロシアです。あの終盤の顛末はこういう未来をズバリ暗示していたのかと思うと、これまた感慨深いものがあります。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-07-18 02:45:40) |
【くまさん】さん [インターネット(字幕)] 7点(2010-08-01 14:17:56) |
16.予想していたよりずいぶんよかった。 2001年宇宙の旅の続編、ではあるけど、あれはあれ、これはこれ、というか。説明尽くしだけど、これはこれでよいと思いました。どう終わらせるのかとはらはらしていましたが、それっぽく終わって安心しました。 【しゃっくり】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-04-30 21:54:04) |
15.・・・ある友人に、「『2010年』ってあるじゃない?あの『2001年宇宙の旅』の続編の・・・」って言いかけた途端、その友人に「あー、あの駄作ね!」と言われてしまったとき。スミマセン、その後「あれ、わかりやすくってなかなか面白かったよ」という言葉をどうしても言い出せず飲み込んでしまった私は、しょーもない意気地なしです・・・ 【ぞふぃ】さん [地上波(字幕)] 7点(2007-10-31 17:12:14) |
14.意味がよく分からなかった2001年に比べ、こちらは分かりやすくメッセージを伝えてくる。宇宙でソ連とアメリカの宇宙飛行士が協力して脱出しなければならない時、地球では両国は敵対関係になりそれを宇宙空間にまで拡大しようとする。モノリスが増殖して木星は大爆発し太陽ができる。こういう壮大な宇宙の中で、小さな地球上での争いごとなど愚かしい、みんなで平和に暮らせというメッセージと二つの太陽というラストは印象深い。 【キリコ】さん 7点(2004-09-14 18:05:15) |
13.チャンドラ博士と人工知能HALとの別れの場面が白眉です。 皆を助けるために自身を破壊する命令を受けた時どうするか? 生き延びたいと嘆願するか、あるいは錯乱するか、不公平だと抗議するか、 腹癒せに反撃するか。 HALは使命を全うするために自己犠牲も厭わず理性的に対応しました。 一方人間(チャンドラ博士)は、自分たちだけ生き延びようとする事に欺瞞を感じ、 HALへの憐憫の気持ちから後先考えず「僕も残ろうか」とつい 言ってしまう。HALにはこの人間的な気持ちが理解できたのかな? 【amicky】さん 7点(2004-09-12 22:14:03) |
12.前作のように首をかしげながら観るような映画ではなく、大衆娯楽的な映画になっています。純粋にハラハラドキドキの宇宙探索を楽しめました。かなりSF映画らしいSF映画ではないでしょうか。 【リトルバード】さん 7点(2004-08-20 22:57:25) |
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11.前作のファンから言わせると、「安易なパート2もの」に見えなくもありません。でも、映画としての“親切度”は遥かに上です。ラストで「ああ、なるほどね」と思えるので、一本の作品としての完成度は低くないです。 【金子淳】さん 7点(2004-07-25 17:53:21) |
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9.傑作の続編としてのイメージを感じないSF映画。かなり判りやすいストーリーに、なるほどと納得できます。しかし、そこが欠点になって、評価を下げているのかなあ。哲学的と言うのが、判らないと同義語になっているからなあ、この世界。多少、理解しがたいように作って、観客に考えさせないと傑作にならないのも、考えものですね。 【パセリセージ】さん 7点(2004-06-13 21:16:05) |
8.2001年を見たあと、続編も見ようと思ってすぐ借りてきてみたが、なんか印象薄かった。 【Shott】さん 7点(2004-04-06 19:44:52) |
7.「2001年宇宙の旅」は小さい頃観たけど、ひたすら眠かってん。だから、それの続編やって理由でこの映画は敬遠しててん。だいたい2001だろうが2010だろうが2004年の俺の人生の旅が無茶苦茶やのにこんな映画観てられるか!ボケ!って思てたんやけど、最近モノリスの正体が急にどーしても知りたくなって、この前レンタルしたった。普通におもろいよ、これ。緊迫感あるし色々なところでドキドキさせてくれるし、結局モノリスの正体はよくわからんが、モノリスがモノだろーがリスだろーが、この際どーでもええわ。最後のシーンなんてちょっと感動してもーたで。2010年までがんばって生きよって思たもん。それに2001もまたちゃんと観たくなったし。ただ2001が元々好きな人は、みんながゆーよーにちょっとアレかもしれん。 【なにわ君】さん 7点(2004-04-01 04:04:52) |
6.『2001年宇宙の旅』を起点とする娯楽映画で、全くの別物ではありますが、見せ場の連続で楽しめる映画でした。実のところ大したコトは起こらない物語を、飽きる事のない映画にまとめ上げたのは見事。ロイ・シャイダー、ジョン・リスゴウという私のツボな俳優が人間臭い魅力を見せてくれるので好印象。まあ、もちろんこの映画の解釈で『2001年』を納得しろ、と言われたら「ヤダ」って答えますけど。個性的な登場人物、セリフたっぷり、オプチカル合成丸出しのお安いSFX、判り易い物語。何から何まで『2001年』の逆をやってみせてるような映画ですしね。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 7点(2003-12-14 23:56:31) |
5.この作品を、SF映画史上、最高の名画である「2001 年宇宙の旅」の続編とか姉妹編として見ること自体に意味がない。「2001年」はキューブリック作品の中でも傑作の部類に入り、永遠性を追求した哲学的な芸術作品。原作者が同じでも、完全に切り離して見るべきでしょう。 本作は、役者陣の顔ぶれを見ればわかるが、親しみやすいエンターテイメントというのがコンセプト。HALの反乱、モノリスの正体・・・等々。それらが解き明かされる過程をわかり易く、ドラマチックに描いている。とくに、チャンドラ博士とHALの緊張感溢れるやりとりは圧巻だった。しかしながら、旧ソ連の崩壊という歴史的事実は、この作品にとってあまりにも痛い・・・。 P・ハイアムズとしてはよく健闘しており、見応え十分のSF映画にはなっていた。 【光りやまねこ】さん 7点(2003-07-27 14:23:07) |
4.アーサー・C・クラークの原作に忠実な映像化。キューブリック好きには物足りないが、クラーク好きには見ごたえ十分。ただエウロパの生命発見のシーンが簡略化されているのは残念(当時の技術では不可能か?)。余談だが、個人的にキューブリックは2001年より、時計仕掛けのオレンジのほうが… 【3001】さん 7点(2003-06-15 00:34:31) |
3.HAL9000とチャンドラ博士の最後のやりとりが、すごくいいですね。「私は夢を?」「・・・それはわからない」。胸に迫るいい台詞です。ピーター・ハイアムズはやっぱり70年代の脚本家です。映画的につまらないシーンほどキチンと書いてある。ロイ・シャイダーが奥さんと食事をするシーンや、スタジアムのマスタードは茶色が黄色か、なんてくだりは現代の若い脚本家は書かないですね。そんな視点がドラマにないんだと思う。ハイアムズ監督としては、自作の脚本で撮った最後の作品だったと思います。もっと脚本を自分で書くべきです、ハイアムズ監督! 【1984】さん 7点(2002-10-31 17:01:01) |
2.「2001年宇宙の旅」の偉大さに全く注目されることの無い本作ですが、決してつまらない映画ではありません。前作の謎が次々と解明されるのはスッキリするし、木星がモノリスの増殖で爆発し、第二の太陽になるとことなんか鳥肌モノでした。「2061年宇宙の旅」と「3001年終局への旅」も是非映画化してほしいです! 【終末婚】さん 7点(2002-06-29 16:38:30) |