4.「トゥルーロマンス」で思いっきりクリスチャン・スレイターにハマり、もっと弾けるスレイターを堪能したいぞ。という気分の時に観るとけっこうお値ごろ感の高い作品。単なる普通の娯楽映画で、しかもほとんどお金かかってないんだけど、破天荒に楽しいことやってくれるスレイターのズレた魅力はお腹いっぱい楽しめる。小粒ながらテンポも良く、特に壮大なスケールとか、圧倒的な存在感とか、予算たっぷりの特撮や仕掛けを期待して観るのでなければレンタル代ぐらいの値打ちはしっかりあるだろう。別に観ても観なくても誰も困らないという点では立派なB級ではあるのだが。何も考えないでただ漠然とビデオでも眺めて頭の中を空っぽにしたいという時には、けっこうよくかけてますね。この頃のスレイターはまだほっぺたがむくむくしてなくて可愛かったです。