2.ドラえもん映画を映画館で見るという行為は幾つかある行事のうちの1つみたいなものになりつつあって、例えるなら寅さんや釣りバカシリーズを映画館で見ていたのと何となく似ている。当然、当たりもあれば外れもある。そういう意味じゃ寅さんと似ている。そんなドラえもん映画、二年ぶりのリメイク作品は果たして?最初は何か嫌な予感しかしなかったのにやはり見てしまう。ジャイアンの正義感溢れる姿が今作でもよく描かれていて、ジャイアンはやっぱり単なるガキ大将じゃないのが分かる。自分のせいで招いたピンチを男らしく一人でも立ち向かう姿にジャイアンて格好良いなあ!てなるのだ。リーダー的立場なジャイアンがいるからこそ他の仲間だって、あれだけボロクソ言いながらもジャイアンを見捨てたりしない。そこがドラえもんというアニメ(漫画)の良い所です。今でも相変わらず声が嫌だ。前のが良かったなんて言う人(大半は大人達)の意見なんか無視して、これからも沢山の子供達もドラえもんファンの大人同様、映画館で笑い、時には感動して泣ける作品を沢山見たいし、ドラえもんはいつの時代も子供達の味方であって欲しいと思います。ドラえもんを見て育つ子供達がいずれ大きくなり、大人になった時にドラえもんの話で盛り上がる。また現在大人である人達もドラえもんで盛り上がる。そんな世の中がいつまでも続いて欲しい。だから私はドラえもん映画をこれからも映画館で見ようと思う。