1.邦題から受けるイメージとはちょっと違ってました。
第二次世界大戦の初期の頃の半月くらいの期間のことですよね、
チャーチルという人をじっくり見せる映画でした。
焦点を絞ったことで成功してる映画だなと思います。
名前は知ってるけど話題になるような環境にもいなかったので、
チャーチルってこういう人だったのねとか、猫好きだったらしいこともわかり
最後まで退屈することなく面白く観れましたね。
ジョージ6世も吃音を克服した国王ってことで映画にもなってまして、
それがあるものだから個人的に好感度は上々なわけです。
しかし、あのゲイリー・オールドマンが一国の、しかもイギリスでは今も敬愛されているであろう
歴史上の人物を演じてオスカー受賞っていうのがいちばん感慨深いです。
だって若い頃はシド・ビシャスだのオズワルドでしたし、エキセントリックな悪役演じて魅力爆発の俳優だったもの。
鑑賞後なんか無性に「レオン」とか「トゥルー・ロマンス」が観たいなどと思ったのでした