11.これはキューブリック、企画にも脚本にも絡んでないのね。だから「見物される闘い」が出てきたからって偶然なんだろうが、『非情の罠』のボクシングや『時計じかけのオレンジ』のラストとか、『バリー・リンドン』でも軍隊で拳闘試合あったし、好みのモチーフというか、創作欲を刺激されるシチュエーションかと思われ、彼の脚本だと都合がいいんだけどなあ。屈辱感と残酷さと。武闘訓練のしつこさは『フルメタル・ジャケット』につながると思えるじゃないか。戦士を選ぶ女たちが柵の向こうから値踏みしているところをじっくり撮り続ける粘っこさ。やはり「見物される闘い」への執着を思ってしまう。前半の反抗への下準備のあたりが丁寧で映画として充実して感じられる部分。トニー・カーチスとの闘いが、心理的なヤマ場になる。闘わせられる者の屈辱と栄光、ああやっぱりこれ彼のモチーフなんだけどなあ。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 7点(2012-11-23 10:11:00) |
【アキラ】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-01-25 15:47:42) |
9.いつの世でも美人は得するように出来とるんやなあ。 【ケンジ】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2012-01-24 17:42:07) |
8.「ベン・ハー」や「十戒」などと通じる、史実ベースの大河ドラマ。 映像はとてもきれいで、キューブリックが監督と言われなければわからないほど正攻法な作り。 時間のとても長い映画だが、単純な勧善懲悪ものというわけではなく、 ストーリーにも妙味があって退屈はしなかった(特に終盤)。カーク・ダグラスが若い。 【MAHITO】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2011-11-06 19:15:13) |
7.小道具が結構安っぽくて、撮影賞を受賞していると聞いていても、決闘シーンの迫力のなさは驚き。一方でキューブリックらしい怪しい人物描写なども少々みられ、秋の夜長をつぶすのに退屈することはありませんでした。ローレンス・オリヴィエとピーター・ユスティノフの好演も忘れ難いです。ファンには必見かも。 【kagrik】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-12-16 12:23:22) |
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6.なかなか見ごたえのある映画。3時間という長時間をそれほど長く感じなかった。スパルタクスは徳のある人間として描かれていたが、もう少し他の登場人物も掘り下げてほしかった。 【こまごま】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2007-01-04 10:09:46) |
5.学校ではスパルタ"ク"スと習うのに、俺がローマの英雄をスパルタ"カ"スとしてしか認知していないのはこの映画のせいです。(どっちでもいい?) 【こわだりのインテリア】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-09-04 03:57:01) |
4.キューブリックは自分の作品とは認めてなかったようですが・・・。戦闘シーン、やはり力技に過ぎて、やや空振りの印象は拭えませんが、それでもかなりの迫力。長尺を感じさせず楽しめる映画には違いなく、ひとまずキューブリックの名は忘れて観るのがよいかもしれません。 【鱗歌】さん 7点(2003-05-31 14:21:49) |
3. まぁ、史実と違うのはこの手の映画の常なので突っ込むのは野暮と知りつつ、敢えて言わせて貰うと…クラッスス(映画ではクラサス)がオリヴィエじゃあカッコ良過ぎ!史実ではケチな金貸しであって、軍事面の才能など全然無かった。スパルタクス(映画じゃスパルタカス)の凄さはローマ正規軍を堂々と野戦で立て続けに打ち破っているところにあるのに、本格的な戦闘シーンがラストの負け戦てのも…。余りキューブリックの才気を感じさせる場面もナシ。よくある70mm超大作歴史スペクタクルって感じ。 【へちょちょ】さん 7点(2002-12-30 03:53:20) |
2.「十戒」や「ベン・ハー」と比べると非常にわかりやすい作品であることは確かだろう。その分考えなくても観れるのだが、逆に単純すぎるきらいもある。ただ見ごたえは十分、圧巻です。戦闘シーンだけではなく、当然舞台セット環境もすべて揃えていてこの類の映画と比べてもひけをとりません。ただ、キューブリックの作品としてこの映画を観たいなら肩透かしを食いますので注意。 【恥部@研】さん 7点(2002-12-26 10:30:20) |
1.とにかくエキストラの数がすごいね。一応の見せ場は戦闘シーンですかね。でも、3時間あるのに、少しアクション性が少ないように思いますね。その見せ場の戦闘シーンも短かったし。最後のはりつけになってから出会うシーンよかった。 【あろえりーな】さん 7点(2002-04-18 18:00:53) |