6.序盤はクラスの雰囲気が最悪で、ちょっと怖い。
アメリカだとこれくらいの荒れ具合は普通なのかなとか思って見てた。
正直言うと、こんなやつらに関わりたくないというのが第一印象。
でも、少しずつ変化が現れて、やっぱり子供なんだなぁって愛着が湧いてくる。
そういう演出にまんまと嵌ってしまったので、あとはクラスの一員になった気分で感情移入できました。
アンネ・フランクどころか、ホロコーストすら知らないような子たちがアンネの日記を読んだらどうなるのか、その反応はとても興味深かったです。
多少は脚色もされてるだろうけど、実話の破壊力は凄まじいね。
感動で涙するというよりは、いろいろと考えさせられる深味のある作品でした。
あと、どうでもいいことだけど、いつになったら盗んだバイクで走り出すんだろうと思ってたけど、そういう作品じゃなかった。