16.主人公の芯の強さ、苦悩など・・表情を楽しめました。 いつのまにか彼が次にどのような言葉を発するのか期待しながら鑑賞していました。 脇を固める隊員も個性派揃いで印象に残りました。 随所に「いいシーン」が散りばめられていて感動や涙を誘い、ちょっとズルいかな?という気もします。 そんなわけで重厚な戦争映画という雰囲気ではありませんでしたが、人間ドラマの展開に心温まりました。 【午の若丸】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-10-17 21:38:26) |
15.徴兵ではなく、志願兵の黒人たち。戦争に勝っても行くところがなく、負けても、死んでも行くところがない人がたくさんいた。そんな兵卒を束ねる主人公は父の鶴の一声で大佐になったロバート・ショー、最後に親に宛てた手紙の内容も知りたかったです。 【HRM36】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-07-12 15:56:04) |
14.南北戦争時、北軍に初めて結成された黒人部隊。デンゼル・ワシントンが反骨精神あふれすぎのヒトクセある兵士を熱演、早くもマルコムXの霊が降臨したかのような。しかし、彼を始めとする数名を除いた、「その他大勢」の黒人兵士の描かれ方がどうも雑・・・なのは、まあやむをえない面もあるのだけど・・・何かあるたびにサル山のおサルさんみたいにウッキーウッキー騒ぐのは、なんとかならんのかね~(そんな彼らもやがてアイデンティティに目覚めていく、ってなコトを言いたいんでしょうけど、もうちょっと丁寧な描き方がなかったのか・・・)。一方、この映画、おやっ、と思わせる演出もありまして、ここぞという場面で「行進のシーン」が、ひとつのモチーフとして挿入され、映画の流れを形成する軸となっているようです。ある種のリズムを生み出しています。また、全体的にロングのショットを抑え気味で、このためにラストの戦場である海岸のシーンの開放感が、「ついにここまで到達した(地理的な意味だけではなく、黒人のアイデンティティへの覚醒という意味でも)」という、突き抜けるような達成感を強く感じさせます。走っていく馬の唐突な映像が、なんとなくヘンテコなんだけど、なんとなくマッチしてる気もしないでもなかったり。っちゅうわけで、なんだか不器用な面もある映画ですが(そういや、戦場を表現するのに無闇に焚かれるスモークも微妙に変だったナ)、野心的なところも感じられる映画でした。ところで、黒人部隊がなかなか前線に出させてもらえないあたり、上層部に信用されてなかったということなのでしょうが、これが朝鮮戦争やベトナム戦争になると、逆に優先的に危険な地域に回されたりしちゃうわけで、皮肉なものです。 【鱗歌】さん 8点(2005-01-12 23:35:45) |
13.個人的にはデンゼルがマシューに「あんたのために闘っているんじゃない」と言っておきながら、マシューが撃たれた後、真っ先に先陣を切って突撃した場面にグッときた。俺はデンゼルが本作でオスカー受賞も納得できるし、マシューのあどけなさが逆に良い雰囲気をかもし出していたと思ったのだが…。でもやはり、モーガンの存在感というか、冷静さに感服!やはり冷静な役がもっとも似合う俳優だと思う。 【銀次郎】さん 8点(2004-11-13 23:27:08) |
12.彼ら黒人部隊しかり、ハワイの日本人部隊しかり、子孫への差別をなくすための戦闘なんて悲しすぎやしないかい。絶対に忘れちゃいけない歴史に認定! 【小僧】さん 8点(2004-08-29 04:04:28) |
11.彼らは別に利権を得るためや領土を広げるために戦ったのではなく、自分達の自由を得るため愛する家族や仲間を守るため戦った。だからこそ彼らには「戦う意義」があり「戦う価値」があったのだと思う。しかし今のアメリカに「戦う意義」とはあるのだろうか?。現在の米兵士たちは為政者の権力誇示の為に使われている道具にしか過ぎないように見えてくる。道具ならまだしも”数字”とされている言っても過言ではないだろう。「なんとか地区で戦闘が起こりイラク兵50名死亡、アメリカ兵3名死亡・・・」。彼らには「かわいそう」という言葉はかけてやれない。兵士となった以上”死”とは隣り合わせだから仕方が無い。でも「どうにかならんかね」とブッシュには言いたいものだ。 追加:男優でアンドレ・ブラウアーと追加したいけど入力エラーとなります。いまいちこのサイトの使い方分からないのでどなたかぜひ入力お願いします。そしてどなたか入力して下さってありがとうございます。この『グローリー』という作品はモーガン・フリーマンやデンゼル・ワシントンと同様に彼の存在も必要不可欠だったはずです。白人と親しかった黒人がなんの加護も受けずに一兵卒から従軍する直向さは”わざとらしい”演出だったかもしれませんが彼なりに自分の存在意義を見出したかったのだろうと思います。 【tetsu78】さん 8点(2004-06-28 20:27:49) |
10.戦争映画だけどドラマ的な部分のほうが印象的。それでも戦闘シーンはなかなかの迫力。 【腸炎】さん 8点(2004-05-30 17:25:59) |
9.戦争ものと言うよりドラマとしてのほうが印象が強い 【亜空間】さん 8点(2004-02-27 14:07:15) |
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8.上司・部下、白人・黒人という2対立の中で、信頼関係を構築していく過程が良く描かれている。特に黒人の給与削減でマシューも受け取り拒否するところが印象的だった。戦闘シーンは迫力あるのだが、やはり観ていてつらいよ。 |
7.マシューについては賛否両論あるみたいだけれど,私はどちらかというと「否」派。グールド?大佐役は難役で,こなしきれてない印象を受けたから。ただし,その演技で作品がダメになるほど酷いというわけではなく,彼は頑張ってギリギリのところで踏ん張っていたと思う。作品自体は正攻法のソツない演出で手堅くまとまっており,見て損はない良作。特にケチをつけるところもないのだが,傑作か?と聞かれると素直にウンと言えないのは何故だろう?。優等生過ぎるんだろうか(私のズウィック評は全てなんかこんな感じ。ファンの方ごめんなさい)。 |
6.「ラストサムライ」の原点かと思わせる物語。しかし出来としてはこちらの方がいい。 【ロイ・ニアリー】さん 8点(2003-12-12 12:03:10) |
5.若く精悍なデンゼル・ワシントンをはじめ、個性的な黒人俳優たちの演技を堪能しました。マシュー・ブロデリックも、役柄に対して適切なキャスティングでしょう。この役は、幼さのあるキャラクターである必然性があったはず。どうしてケチをつける人が多いのか、フシギです。追記:白人だからこそあんなヒヨッコでも1つの部隊を任せられるという「皮肉」と、だけどそれを押し付けられる本人だってけっこうしんどいもんだぜ、好むと好まざるとにかかわらずこういうポジションにつかされるとさ、という「リアリティー」をねらったんじゃないのかなあ(ヨタヨタと頼りないのは、そういう「役」なんじゃないですか)? 単なる「正義」と「非・正義」の対立構図にしないための、若干ねらいすぎのストーリーだったと思うから、それがクサかった、というならケチをつけるのもわかるけど、マシューがダメ、というのは的外れでしょう。この「役」に対しては、マシューはピッタリのキャスティングでっせ。 【おばちゃん】さん 8点(2003-07-20 18:42:57) (良:2票) |
4.鞭打たれるデンセル・ワシントンの涙に、涙した。 【やな太郎】さん 8点(2003-05-02 23:35:12) |
3.昔の戦争ってこんな風だったのかってビックリさせられた1作。誇りのために戦う男の中の男の映画だね。 【カズール】さん 8点(2001-11-06 23:33:05) |
2.主題はすごくよくて、僕的には、「おーっ、これは久々に10点モノの映画に出会えたかぁーっ?!」って期待してたんだけど・・・ラストのあたりの演出が淡々としてて、いまいち乗り切れなかったというか・・・ それと、主人公のキャスティングもいまいちのように感じました。 【wood】さん 8点(2001-04-24 12:52:34) |
【どもんじょ】さん 8点(2000-12-17 20:21:02) |