29.見ているこちらにそのパワーが伝わってくるような、ものすごいパワフルな作品。カラーではその効果は半減されてしまっていただろうと思う。 【峠のわが家】さん [DVD(邦画)] 8点(2010-12-23 23:30:49) |
28.スケールと娯楽性にお色気まで加えた痛快時代劇。 太平と又七のコンビが良いのは言うまでもなく、気品と野性味を併せ持つヒロイン雪姫を演じた上原美佐が魅力的。 彼女の代表作と言えるのがこの1本しかないのが惜しまれます。確かに演技は難があったかも・・・ 【きーとん】さん [ビデオ(邦画)] 8点(2010-07-27 22:08:18) |
27.スターウォーズの原点みたいによく言われますが、冒頭あたりに出てくるいかにも汚らしい群衆シーンとか(これがスバラシイ!)、隠し砦の現実離れしたロケーションとか(これもナイス!)、こういったあたりは『猿の惑星』の原点だ、とも言いたくなります。あとは、ユーモア、アクション、危機また危機、というまさに娯楽の極致(ここまでくると、サービスし過ぎ?)。「いい映画」ってのは自分だけのために大切にしたいもので、人に薦めたくなるのは「面白い映画」。本作はその両者を兼ね備えた見事な作品ですね(ま、強いて言えば、後者、ですけどね、えへへ)。 【鱗歌】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2009-04-04 16:26:23) |
26.高校生のときわくわくして観た記憶が残ってる。特に撮影現場に近くの有馬の蓬莱峡が選ばれ親近感増し、映写時も楽しんだ思い出がある。 今回で4回目?の鑑賞と思うが、あの若々しい姫、上原美佐も70歳越え、私も年取った。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2008-09-26 19:38:33) |
25.ガキ大将な三船さん、強欲でマヌケな凸凹コンビ、勝気な姫、誇り高きライバル、身売りされた町娘等愉快な面々がおりなす、逃亡ロードムービー活劇コメディ。 黒澤映画のなかでも、とりわけわかりやすいエンターテイメント&笑いのサービス精神旺盛な一本。娯楽映画としては若干長いとか、姫のしゃべり方が不自然だとか、ケチのつけどころはあるけど、とにかく波瀾万丈で面白い映画。 【すべから】さん [DVD(邦画)] 8点(2008-02-01 16:38:10) |
24.ひとつひとつのシーンが長く、最近のハリウッド映画に毒された観客にとっては正直退屈かもしれない。しかしこれ、ロードムービーとして観たら物凄く面白い。いつの間にか自分が、又七や太平と一緒に長い旅をしているような錯覚すら覚える。そして時々、溌溂な姫君や勇猛な六郎太のことを思い出し、あのズッコケ2人組は、故郷に帰っても相変わらず喧嘩ばかりしてるんだろうな、なんて想像を巡らすのだ。 【フライボーイ】さん [DVD(邦画)] 8点(2007-12-20 01:03:12) |
23.おもしろい。太平、又七の農民コンビがいい。金の運搬や細かいところに粗さはあるが全体的に勢いがあり楽しめる。雪姫の気丈さと大胆さ(容姿も)がこの時代としては出色。 【カリプソ】さん [DVD(邦画)] 8点(2007-01-09 20:50:28) |
22.スタントマンとか特撮とかもちろんCGとかは使っていないんですよね。三船さんすごい。少し長すぎるというご意見もあるようですが、私は楽しめました。 【la_spagna】さん [DVD(邦画)] 8点(2006-05-04 16:57:04) |
21.相変わらず三船はカッコいいし、千秋実&藤原釜足のコンビも抜群。雪姫は…まあいろんな意味で強烈なキャラだった(笑)。今回は他の時代劇と比べて馬の印象が強いです。特に凄いのが、六郎太が猛スピードで馬を走らせながら、片手で娘を掴んで後ろにひょいとのせてしまうシーン。あまりに凄過ぎて一瞬思考が止まった。いい映画だったんだけど、できればもうちょい尺を短くしてほしかったです。この内容で139分はどう考えても長い。 【とかげ12号】さん [DVD(吹替)] 8点(2005-11-20 18:34:58) |
20.なかなか見ごたえある逃走劇でした。殺陣もすばらしかったけどちょっと長い!あの長さがどうもテンポを狂わせているように思えてなりません。 【maemae】さん [ビデオ(吹替)] 8点(2005-11-08 03:31:02) |
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19.うまくハッピーエンドになってて後味のいい作品。最後のほうは田所兵衛が裏切ったりとちょっと都合が良すぎるけど好きです。あとは雪姫がどぎつくてどうかと思ったけど、あれがお姫様してたら田所兵衛も裏切らなかったんだろなと。 【バカ王子】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-10-10 23:52:08) |
18.「スター・ウォーズ」の基ネタとして有名な作品だが、はっきり言って「スター・ウォーズ」よりも私は好きですし、楽しめます。黒澤明監督らしい力強い演出とその演出に応えた俳優陣の演技も素晴らしい!ただ、同じ黒澤作品の中にあって「七人の侍」「用心棒」「椿三十郎」といった時代劇の傑作よりは落ちる気がします。けど最近の時代劇なんかと比べるとかなり上です。 【青観】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-07-02 19:01:46) |
17.面白かったんだけど、見る前の期待が大きすぎたのか「用心棒」や「椿三十郎」ほど印象に残っていない。(でも8点。)C3POとR2D2のモデルがあの百姓二人なのは見る前から知ってたけど、それはおろか主人公たちの位置づけが全部「スター・ウォーズ」の基になってるような気がする。 【イニシャルK】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2005-06-22 22:45:43) |
16.敵の網威を掻い潜って逃げる五人。“逃げる”が故に感じられる緊張感がたまらなく良かった。さらに中盤での男と男の槍と槍での対峙の場面は、男達が放つ勇ましさとピリピリと張り詰めた緊張感に、ふと気付けば、画面に食い入るように観ている自分がいました。他にも多くの場面で感じられる緊張感と興奮感が僕は大好きです。こういう作品があるから黒澤映画は好きです。 【ボビー】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2004-10-23 21:00:18) |
15.捻りを効かした抜群のストーリーテリング、全編オープンロケが放つ独特の雰囲気描写、見る者を唸らせるスリリングな演出などなど、いかにも黒澤監督らしい重量感のある作品。序盤、二人の百姓男の前に現われる三船敏郎演じる荒くれ者と、その背後に見え隠れする謎の若い女。この二人、一体何者であるのか。しかも多額の黄金が砦近くに隠されているという。ミステリアスな雰囲気を漂わしゾクゾクさせてくれるわけだが、それがこのままサスペンスフルなシーンの連続で終盤まで一気に見せてくれる。また途中、六郎太の前に田所兵衛(藤田進)が立ちふさがり、この勝敗がラストの見せ場へ繋がるという演出も個人的には気に入っています。姫君の気になる台詞回し、百姓男二人の漫才調のやり過ぎ感もなくはないが、エンターテイメント時代劇としては他の作品と一線を画しておりやはりクロサワは格が違う。 【光りやまねこ】さん 8点(2004-10-04 17:22:59) |
14.なるほどこれがあの「SW」に影響をあたえた作品かぁ。個人的に「SW」よりおもしろいです。 【一番星☆桃太郎】さん [DVD(字幕)] 8点(2004-07-19 02:29:42) |
13.威勢のいい姫の台詞が小気味好い。 馬に乗って追い掛ける三船など見所も満載。 一流のエンターテイメント。しかも、 これだけの人が多大な犠牲を払って守ったモノって何? 映画と関係ない事も考えさせられてしまった 【amicky】さん 8点(2004-03-22 20:18:12) |
12.丹念に摺りこんだ墨汁をたっぷりとつけ、力強い筆捌きで、心に何の迷いもなく、一気に書き上げたような作品。最高傑作とまでは言いませんが、全盛期の作品であることに間違いは無いでしょう。それにしてもタイトルが今いち釈然としません。「三悪人」って、三船、千秋、藤原のこと? 別に悪人じゃ無いと思うけど。それとも、何か隠された深い意味でもあるのかな・・・。 |
11.姫と財宝を守りながら、敵国領地を突破していくという 時代劇アドベンチャー。設定のアイディアとストーリー展開のうまさが光る。黒澤作品の良さを支えているのは、黒澤監督をはじめとする、菊島隆三・小国英雄・橋本忍・久板栄二郎らの優れた脚本家 集団のつくる脚本だと思う。ちなみに、この作品の脚本は、菊島隆三・小国英雄・橋本忍・黒澤明の合作。 【サラウンダー】さん 8点(2004-01-11 20:35:09) |
10.ストーリーの面白さは黒澤映画の中でもピカイチ。ルーカスが目をつけるのも頷ける。 【STYX21】さん 8点(2003-11-13 06:58:13) |