28.裸で戦う競技なので、役者の裸体がさらされることになり誤魔化しがきかない中、相撲のシーンをリアリティーを持って表現していたのが秀逸。取り組みを下手にクローズアップに頼ることなくしっかりとした引きの構図で三脚を固定して撮っているのはすばらしい。まっすぐに突き進んでいく無駄のない脚本も良かった。 【ブッキングパパ】さん [インターネット(邦画)] 8点(2020-05-01 21:10:46) |
27.はっけよい 笑った笑った。 自分、相撲には、無知・無関心・嫌悪感の立ち位置なので、一生見る事無いと思っていた映画。 反対に、相撲好きには、「なめとんのかゴラア」て罵声食らいそうな作品。 ある日、劇中歌「悲しくてやれきれない」に目が留まり、突然興味が・・ いずれスポーツ根性ものとして観るべきではありません。これはコメディですよ。 25年前、俳優の皆さん若かったですねえ。最近注目してます本木君、この当時からオーラが ありますね。日本映画に欠かせない存在になる雰囲気が、この目ヂカラに溢れてます。 いやいや、笑い転げながらも、つい応援してる自分にビックリ。 返す前に、あと2回は見る予感。 でも・・腰砕けって、そんな技あるの? 【グルコサミンS】さん [DVD(邦画)] 8点(2017-05-01 20:07:45) |
26.竹中直人いいですねー。登場人物の個性がそれぞれ輝いています。 【noji】さん [地上波(邦画)] 8点(2013-05-12 19:09:41) |
25.学園スポーツものだけど、若大将もやらなかった相撲。学校名が実在のを引っ繰り返してるだけという、堂々の手抜きが潔い。教立大学に本日医科大学。単位と引き換えに一日だけ入部し、しかしホンキになっていくという設定。青春ものの爽やかさを、当時は久しぶりに感じられた映画だった。前半狭いところで話が進んだのち、パッと合宿で緑が広がり、土手と空、ここで「悲しくやりきれない」が流れ出すと(ある限られた世代だけかも知れないが)グッときてしまう。そうなのだ、青春って言ったら、土手で友と語らうものなのだよ。向こうの畦道を本日医科大学の面々がまわし姿でランニングしていると、さらにジーンとしてしまう(考えてみれば変な映画だ)。青春ものでありながら、主人公に恋が絡まないのも珍しい。一応夏子さんがいるんだけど、彼女は冬吉を向いてて、彼女には春雄が向いてて、彼にはでぶの正子さんが向いてる。秋平君は青春の渦の中心の穴的存在のよう。この手のシモネタでくすぐられていいのかと抵抗しつつも、下痢をこらえる竹中直人の深刻な表情には、やはり笑わされた。ラストに流れる「林檎の木の下で」でまたグッときちゃう。 【なんのかんの】さん [映画館(邦画)] 8点(2012-10-28 09:38:17) |
24.これは相当面白い。コメディ要素といい、テンポといい、高レベル。 【Balrog】さん [DVD(邦画)] 8点(2011-11-06 23:55:04) |
23.現代の邦画が失ってしまった、等身大のかっこ悪さが満載の映画。 はぐれ者たちが相撲を通して結びつけられる。 強者への愛ではない、人間そのものへの愛を描いた、人間賛歌。 そしてそれがしらじらしくないのがすばらしい。 当時はこういう健全な映画を素で作れる健全な空気があったということなのだろうか? 皆同じような格好をしたプロ相撲より、力士ごとの個性が表れたアマチュア相撲のほうが 見ていて面白いのではないかと思ったり。 【且】さん [地上波(邦画)] 8点(2009-02-28 10:40:27) (良:1票) |
22.笑いと心地よい余韻。なかなかの名作です。こういう分野では、邦画も決してハリウッドに負けていません。ですから、あとは、スペクタクルとサスペンスとアクションとスリラーと...。 【パセリセージ】さん 8点(2004-02-09 14:29:06) |
21.女性相撲取りの扱い、竹中直人のくどすぎる芝居と不満はあるものの、本木雅弘の希有なカリスマ性もあり、最後まで笑いながら観られる。周防監督の演出も快調で、個人的には『Shall we ダンス』よりもこちらのほうがストレートで好みである。枝葉末節を少な目にし、一本道を駆け抜けていった潔さを評価したい。 【恭人】さん 8点(2003-11-28 14:10:42) |
20.「まさおくん」(正子ちゃん)カッコよかったっすぅ(笑)流石豪快撫子(笑) 【だだくま】さん 8点(2003-10-22 09:56:22) |
19.この映画が邦画の代表作のひとつと言われがちだけど、それは少し違うと思う。確かに面白いし笑えるし日本ならではの題材ではあるけど、この映画の雰囲気は良い意味でも悪い意味でも他の邦画とは一線を画すものがあるように思う。監督の出身の影響が多分にあると思うが、一般的な邦画というよりは、ピンク映画に近いノリがあると思う。だが、だからこそこの映画は価値がある。実際、今作以降「邦画」というジャンルは無くなったと言える。価値観や表現の方法は多様化し日本では様々な映画が登場してきた。海外の映画に対してもしジャンルづけするのなら、もはや製作国のみを意味する「日本映画」という言い方が正しいように思う。 【鉄腕麗人】さん 8点(2003-10-06 01:28:31) |
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18.面白い。特に竹中直人。相撲部全員、キャラが立ってる。映画は所詮、娯楽だ。面白ければそれでいいのだ。 【パキサン】さん 8点(2003-08-08 23:12:39) |
17.「ファンシーダンス」が面白かったので見た。周防監督は目の付け所が良い。 【MORI】さん 8点(2003-08-07 10:46:04) |
【福助】さん 8点(2003-07-09 00:35:03) |
【スマイル・ペコ】さん 8点(2003-05-29 18:59:44) |
14.前に風邪で寝込みつつたまたま見らさった映画ですが面白い! 【アンリ】さん 8点(2003-05-27 19:25:13) |
【venom】さん 8点(2003-05-10 13:53:17) |
12.「女性は土俵に乗るべきではない!」という狭量なことをいう某女流作家の作品とは対照的で、ラストシーンで2人とも土俵に乗ってシコを踏むところが素敵。 【あでりー】さん 8点(2003-04-14 21:27:41) |
11.気楽に笑えて、ジーンと来る。しょぼいアイドルモノばっかの、日本の青春映画の中でも郡を抜いた良い作品でした。 【poppo】さん 8点(2003-04-08 11:20:09) |
10.久々に日本映画が元気になった1本。何度見てもおかしくてホロリとする。マイナーな相撲でこういう見せ方をするなんて発想がすごい。個性的な役者たちもみないいし、モックンが相撲に目覚めるにつれ、逞しく成長していくのも見てて気持ちがいい。周防監督しばらく便りなし、何時かいつかと次回作を待っているんですけど・・ 【キリコ】さん 8点(2003-03-10 21:31:15) |
9. どうしようもない泥沼な現在の邦画界で気を吐いている一人、周防正行監督が、その実力をいかんなく発揮した相撲コメディ映画。前作「ファンシィダンス」の坊さんコメディに続き、今回も笑わせつつ王道のスポ根を展開して秀逸な出来。前作は少女漫画の原作付きだったが、今回は監督自身の入魂のオリジナル脚本。本木雅弘が前作に引き続いて主演しているが、正直アイドル(シブガキ隊…だっけ?)出身のタレントと馬鹿にしていた。が、意外やコレがナカナカ良い味を出して頑張ってる。でも、まぁ周防監督だからポテンシャルを引き出せた、とも言える…カナ?個人的には竹中直人が脇に徹して笑いを引き受け好感が持てた。このヒト、主演だとアクが強過ぎて…。本作くらいの助演が一番魅力を発揮できると思う。ただ、タイトルがネェ…有名なピアノ練習曲と四股を掛けた寒さはチト頂けないので2点マイナス。このベタベタな邦題でかな~り損していると思うナ。折角面白いのに。 【へちょちょ】さん 8点(2003-01-30 06:10:54) (良:1票) |