1.何の為の戦争だったのかという疑問や、政府に対する不満なども盛り込まれてはいるが、映画はそういう事を訴えたいわけではなく、もっと人間の本質的な部分、あの時ああしておけば良かったとか、運命だとか、時に真実を知らない方が良いという事や、そんな誰でも共感し得るテーマだったので大変引き込まれた。
それにしても、ラリー、サル、リチャードの3人の関係がとても良いね。
誰がこんなに長い旅になると予想しただろうか。
こういう旅に不可欠なムードメーカー的なサルが、口は悪いんだけど、誰よりも皆の事を思っていて、いい奴だなと感じた。
長く険しい旅を共にする内に彼らと同行しているような不思議な気持ちにさせられた。