5.エリック・ストルツ、役が役だけに全く素顔を出さずじまいでしたが、悲しい病気にもめげずに堂々と生きる姿は実に立派です。ローラ・ダーンも、もしも目が見えていたら(あの顔に)どうだったでしょうか? 【白い男】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2009-04-11 22:09:12) |
4.当時、この映画のメインキングで主人公・ロッキー・デニスを演じたエリック・ストルツが、ライオン病の頭部のヘルメットが重いんだよ…なんて少しボヤいていましたが、観ればなかなかの好演でした。自由人だが気強い母親・ラスティ役にシェール…配役の良さも手伝って全体的に良い作品に仕上がっています。実話を元に作られただけあって、彼の生き方なり考え方がそのまま伝わってくるようで、色々考えさせられた作品でも有る。ロッキー・デニス本人と、頭蓋骨形成異常(ライオン病)と言う病気は知っていましたが、彼がどう生きたのか…まではわからない。とても丁寧に創られた作品なので、人に薦められる映画では有ります。 【_】さん 8点(2003-10-12 14:38:49) |
3.これは、いい映画だね。実話って説得力あるな~こんな映画好きです。心が痛いけど。。 |
2.ほかの方も書いてらっしゃいましたが、ジム・キャリーのものと間違って見て良かったなと思います。彼の作品がどうこうではなく。何かが特に解決されるというわけでもないし、と言うよりも、問題は現在進行形のまま。でも…、何かはちゃんと自分の中に残った感じ。同情や慈愛と言うのでなく、静かな連帯感と言うか。お母さんがもう少し、あの後で幸せになっていてくれてたらいいなと思っています。もちろんカーやほかのみんなと一緒に。 【瑛久】さん 8点(2003-05-19 00:12:34) |
1.障害者を“かわいそう”という、ある種、差別的視点から描いていないところが、よくある感動の押し売り映画とは決定的に違う。しかし、障害者の負った宿命はきっちり描き切っていて、冷たい視線や心ない言葉を投げかけられるなどの差別を受けるシーンは、観ていて痛々しくなってしまう。主人公がハンディキャップを軽々と乗り越えて周囲の環境と違和感なく溶け込んでいく過程をスクリーンを通して観ていると、観客も、まったくキレイごとではなく、彼がなんら一般の人々と変わりない存在であるばかりか、彼の回りに集う人々に明るさと励ましを与えてくれる素晴らしい存在であることに気づかされ、そのときには、そのおぞましい容貌もあばた程度の欠点にしか感じられない好青年に見えてくるのだから不思議だ。スクリーンに存在する彼らの親友と同じように、私たちも、2時間の映画鑑賞という体験を通して、肉体という障壁を破壊して主人公の純真な人格を発見するに至るのだ。障害者を描いた映画の中でもぬきんでた作品と言えるだろう。最後に、遊園地の迷路(?)で、主人公が湾曲した鑑に映った自分の顔に戸惑いを見せるシーンがとても衝撃的であった。 【しっと】さん 8点(2002-12-29 06:24:21) (良:1票) |