26.そう、たしかにそう。子供の頃の絵本や雑誌で描かれた21世紀の未来都市、
「道路にはエアカー、街を走るチューブ列車、テレビ電話でルンルン」は
どこへ行ってしまったんだろうか?確かにそうなんだよねぇ。
実際の21世紀になってみると、子供の頃(高度成長期)に夢見た未来がなんだか失われてしまってるんだよ。
未来へ向けての「ドキドキワクワク」「センスオブワンダー」はどこへいってしまったのか。
日本の子供の理系離れが著しいってのも、そういうのが原因なんだろう。
でもさ、でもでも思うんだけど、そういうのひっくるめてみんな自分の人生じゃん。
いま自分といっしょにいる人とこれからもずっと一緒に前に歩いていく、
それは確かに絵本に描かれるような大きなドキドキワクワクじゃないけれど、
等身大の一人一人の本当に大事なドキドキワクワク。それを捨てちゃう回顧主義なんて
燃えないゴミの日にでも捨てちまえ。(燃えないかどうか知りませんが)
.......と、そういう映画。高原の小枝を大切に。