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まあだだよ

[マアダダヨ]
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1993年上映時間:135分
平均点:5.95 / 10(Review 56人) (点数分布表示)
公開開始日(1993-04-17)
ドラマ動物もの伝記もの小説の映画化
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タイトル情報更新(2022-06-11)【イニシャルK】さん
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監督黒澤明
助監督小泉堯史
米田興弘
演出本多猪四郎(演出補佐)
キャスト松村達雄(男優)先生(内田百閒)
香川京子(女優)奥さん
井川比佐志(男優)高山
所ジョージ(男優)甘木
寺尾聰(男優)沢村
吉岡秀隆(男優)高山の息子
平田満(男優)多田
桜金造(男優)巡査
板東英二(男優)巡査
油井昌由樹(男優)桐山
頭師佳孝(男優)酒屋のご用聞き
頭師孝雄(男優)北村
草薙幸二郎(男優)土地を買った男
渡辺哲(男優)古谷
小林亜星(男優)亀山
岡本信人(男優)太田
鈴木美恵(女優)魚屋の娘
谷村昌彦(男優)肉屋のおやじ
日下武史(男優)小林
本間文子(女優)猫を抱いたおばあさん
冷泉公裕(男優)村山
加藤茂雄(男優)駅長
長克巳(男優)
野沢由香里(女優)
名取幸政(男優)
大寶智子(女優)
天田益男(男優)
平野稔(男優)
笠井一彦(男優)
檀臣幸(男優)
原作内田百閒(新潮内田百閒全集より)
脚本黒澤明
音楽池辺晋一郎
作曲アントニオ・ヴィヴァルディ「調和の霊感」
撮影斎藤孝雄
上田正治
関口芳則
製作山本洋
大映
電通
徳間書店(製作協力)
プロデューサー黒澤久雄
徳間康快(ゼネラル・プロデューサー)
配給東宝
作画黒澤明(絵コンテ【ノンクレジット】)
美術村木与四郎
衣装黒澤和子(衣装デザイン)
編集黒澤明
南とめ(ネガ編集)
録音西崎英雄
藤丸和徳(録音助手)
照明佐野武治
動物ノラ/クルツ
その他野上照代(プロダクション・マネージャー)
原田大三郎(スチール)
IMAGICA(現像)
あらすじ
旧制高校のドイツ語教師だった内田百聞は作家になるために退官した後、戦時中の貧しい生活の中で教え子に鹿鍋をふるまったりする太っ腹で面倒見のよい男である。空襲で焼け出されて移り住んだ窮屈な家に方丈記の風情を垣間見るなど常に繊細な感受性とユーモアを忘れない百聞を慕う教え子たちは毎年百聞の誕生日に摩阿陀会(まあだかい)という集まりを催す。老境に達して迫りくる死に対しても泰然自若とし、教え子とその子や孫に対して人生の完結のしかたを教える教師であり続けようとする一人の老人を描く。黒澤明監督最後の佳品。
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9.クロサワ節炸裂。これは映画なのか。もはや、演劇の中継を観ている気分というか、いやそれこそ、カブキ中継でも観ている気分になるのですが。冒頭のカットなどは、「先生」の登場を、扉に固定したカメラと、画面外から聞こえる喧騒で表現するあたり、“映画の企み”と言えなくもないかも知れませんが、これとて、舞台演劇でもとりそうな手法。そしてあとはもう、演劇中継よろしく、一歩も二歩も引いたカメラが視線を適宜入れ替えつつ、俳優たちの演じる世界を捉え続ける、という趣向。しかしその中に時々、映画ならではの切り返しがあったり(壁だったハズの場所にカメラが置かれる)、時間や空間を超えてシーンが繋ぎ合わされたり。映画の内容は、いくつかの独立したエピソードからなり、(『夢』で見せたように)オムニバスに近く、その点では構成に弱さがあるかもしれませんが、もうそんなことどうでもいいくらい、おおらかな気持ちになる映画、でもあります。ジジイがビールを一気飲みするという、ただそれだけの手に汗を握るサスペンス。ラストシーンはほとんど『2001年宇宙の旅』。所ジョージは大役を見事にこなしてさすがだけど、坂東英二は変だ。
鱗歌さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2011-03-01 22:29:20)
8.なかなかいい映画やった。
ホットチョコレートさん [DVD(邦画)] 8点(2010-06-27 11:36:33)
7.退屈だという人も多いが、僕にはエピソードの一つ一つが楽しくて、退屈する場面は一つもなかった。凡人にない感性を持つ人をみんなが大事に守ろうとする気持ちプラス「師」に対する敬愛の念が一緒になってこの作品を支えている。その分、先生自身は「天然」な存在に仕立て上げられていて、それはそれで物語としては成立しているように思う。内田百閒は未読だが、彼自身が自分をどのように語っているのか、この映画を見て読んでみたくなった。映画で気になったのは第一回まあだ会で、スピーチの代わりに延々と釧路から鹿児島まで鉄道の駅の名前を暗誦していた人。宮崎映画だったら、あのあたりみんな一山まるごとひとくくりという描写で済ませそうなものだけれど、一人一人あんなふうに話しをさせて、しかもかつお話のメインの流れの外においてしまうというのが、物語の物語を犠牲にしながら現実とのリンクを保とうという意識を感じた。
小原一馬さん [地上波(邦画)] 8点(2009-03-10 22:52:49)
6.昔、教師と生徒はこんなに信頼しあっていた。たぶんそうだと思う。名物教師の話、どこにでもあったんじゃないかなぁ。ただ、猫がいなくなったエピソードがやたらくどくて、彼があそこまで落ち込む理由が描かれていないので理解不能。夫婦には子供がいなくて子供のように可愛がっていたとしても、彼の妻よりも愛していたはずもなく。しっかりせいよおじさん、と言いたい。まわりの奮闘ぶりもややマンガチックではないか。そう「サザエさん」のようである。主人公は波平といったところか。誰もが歳をとる。現実はこんなに甘くはないだろうが、歳をとるのもそう悪くないものだ、そう思わせる作品でしょう。
wishさん 8点(2004-02-22 18:55:15)
5.悪い人間が全くいないって事がこの映画の内容を退屈にしている気もするけど、そのおかげでのびのび見ることが出来たので個人的には良かった。オイッチニもなんか好きだし。
ボーリックさん 8点(2004-01-14 21:37:30)
4.すごく好きな映画。どうして平均点が低いのか謎。でも具体的にどこがいいと言われると困るんですよねwそんな映画なんです。全体的な雰囲気だったり、見終わったあとの感じがいいのかな・・・?一言で言えばやさしい映画なんです。そう、そこが良いんです。
じゃん・ばる・じゃんさん 8点(2003-07-06 18:51:25)
3.私は尊敬出来る先生や上司には出会えなかったので、単純に羨ましい。
たーしゃさん 8点(2003-04-15 23:20:50)
2.みんな、この映画を貶すんだけど、僕は大好きです。亡き淀川さんが、この映画を大嫌いと罵倒したおすぎを「老人には老人にしかわからないことがある。若造のお前が生意気なことを言うんじゃない」と叱り飛ばし、その後でこの映画がジョンフォードの「長い灰色の線」へのオマージュであることを具体的に解説、おすぎが「不勉強だった」と反省した話を聞いたことがある。「男」の先生と「男」の生徒でやってるところがこの映画の命。「黒澤の自画自賛はないの」と揶揄する人もいるが、身近に尊敬できる年長者を持っている人なら、この映画の良さはわかるはず。素晴らしい映画です。大好きです。
ひろみつさん 8点(2003-03-01 16:35:00)(良:1票)
1.宴会シーンが最高!いまだかつてこれほど見事に酒席を描いた映画はあったろうか?
nobakiさん 8点(2002-05-07 12:28:03)
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【点数情報】

Review人数 56人
平均点数 5.95点
000.00%
123.57%
223.57%
3610.71%
4712.50%
5610.71%
61017.86%
747.14%
81221.43%
935.36%
1047.14%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.40点 Review5人
2 ストーリー評価 8.60点 Review5人
3 鑑賞後の後味 8.75点 Review4人
4 音楽評価 7.00点 Review3人
5 感泣評価 5.50点 Review2人
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