10.2015.05/09 鑑賞。なんと映像・音声の悪さ。日本語字幕が欲しい。でもカメラフレーム、台詞の間、脚本(少し甘いが)等、良いし、日本人の本質的な愛(情)のあり方を示しているように感じられた。師弟愛・仲間愛・異性愛・親子愛等々。監督一作目らしいがその後の活躍の一端を感じる。製作年を考え+1点。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2015-05-09 20:40:34) |
9.あのように投げ飛ばされただけであんなにボロボロになるのか?とか、三四郎と村井の一進一退の攻防は社交ダンスが始まるのか?とか思ってしまったものの試合シーンは実に工夫を凝らしてありダイナミックに描かれています。これといって波瀾もなくオーソドックスな展開ですが、三四郎と檜垣との対比もはっきりしていて食事をしているところに檜垣が帰ってくる場面など完全な訣別を感じさせますし、最後の決闘シーンも素晴らしいです。ただ残念ながらカット版だったので少々物足りない感じもしましたが、主人公の成長過程はしっかり描かれていますし無駄なシーンが全くなく叙情的で簡潔で、そして何よりとてもパワフルです。 【ミスター・グレイ】さん [ビデオ(邦画)] 8点(2007-05-14 18:18:00) (良:1票) |
8.スポコンもの成長ものとして十分おもしろかった。黒澤というよりは大河内傳次郎、月形龍之介目的なのでそれでかなり満足。大河内傳次郎が藤田進に猛稽古つけたというシーンはかなり見たいが、月形龍之介はあのイカした格好が見れただけでかなりの収穫。武道家同士の命を懸けた戦いにシビれます。 【バカ王子】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-10-18 22:06:05) |
7.ご存知、黒澤明監督のデビュー作ですが、既にこの作品からして巨匠の名に相応しい力強い演出が所々見られます。大胆に格調された試合のシーンといい殺気漂う右京ヶ原での死闘での迫力ある映像、とても監督デビュー作品とは思えないものがあります。 【青観】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-09-19 18:46:53) |
6.非常に分かりやすい作品。姿三四郎がいろいろなことに心を惑わされつつもどんどん強くなっていく様が面白く、まるで漫画やアニメを見ているようだった。また、のちの黒澤監督の作品に、この作品と似たようなシーンやセリフ、カメラワークがあるので、まさに黒澤映画の原点といった感じ。 【zahrky】さん 8点(2004-11-13 20:50:47) |
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5.演じるというか、そのまんまの藤田進に尽きる! 真っ白な柔道着が似合う姿三四郎(藤田進)、純朴かつ誠実そのもので好感度大。対する月形龍之介演じるあのムカデみたいないやな奴、檜垣源之介との対比が姿三四郎のそれをより一層際立たせている。また、矢野正五郎(大河内傳次郎)の口から出る柔道家(柔の道を志す者)らしい、闘技と人の道を一致させた言葉も味わい深くいつまでも記憶に残る。実際この映画では派手な格闘シーンを披露するわけでもなく、主人公達の心理描写、雰囲気描写などで盛り上げ受け手の想像力にまかせるという独創性ある演出も、さすが黒澤明という感じがする。唯一残念なのは、古い作品なので画像が傷んでおり、しかもカット版ゆえに正しい評価が出来ないということです。 【光りやまねこ】さん 8点(2004-10-29 21:30:48) (良:1票) |
4.明治の日本と柔道の素晴らしさを実感できる映画。 決闘前、風の吹きすさぶ草原で民謡?を歌いながら相手を待つシーンが好きです。音声があまりにも聞き取りにくいのが残念。 【番茶】さん 8点(2003-11-23 09:55:50) |
3.1943年にこれほどの映画が出来たのが驚き。月形龍之介はほんと憎々しく敵役を演じていますね。何十年と映画を見ていますがあれほどの敵役は早々いません。惜しむらくは作品自体が古いせいか、ビデオで見たせいなのか映像が観ずらく、セリフも聞き取りにくいこと。 【カズゥー柔術】さん 8点(2003-10-15 20:47:15) |
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1.男として見ていて面白い。ヒーローものの漫画を思い出します。面白いのですが時代が時代だけに今の世の中ではシンプルすぎるかな?素直に見れない自分が残念な気もしますが、仕方ないとも思います。 【虎】さん 8点(2003-06-04 07:42:05) |