7.全体的にテレビ的な映像はマイナス点であるが、ストーリーは実に秀逸なサスペンスであった。渡哲也の大げさなくらい男臭い演技はキャラクターにマッチしていて良い。衝撃的かつ感動的なラストのくだりは、思わず涙が溢れた。芸術性には乏しいが、エンターテイメント性には優れた映画に仕上がっている。 【鉄腕麗人】さん [映画館(邦画)] 8点(2003-10-22 15:51:08) |
6.タイトルも出演者も地味だけど本当におもしろかった。日本映画もやれば出来るということを世に知らしめた1本であろう。金も地位もある人間が悪事を働いても、それを認めず謝罪しないとしたらどうすればよいのか。法というものは平等なのだろうか。そんなことばかり考えるようになった。 【境界線】さん 8点(2003-08-12 22:54:23) |
5.日本映画としては最高傑作のひとつに入るのではないだろうか。これほどよく映画も珍しいものである。 |
4.推理小説を読むようでした。伏線が随所に張ってあるのを2回3回と見て感心しました。渡哲也いいですねえ。 【次郎丸三郎】さん 8点(2003-07-02 16:55:12) |
3.皆さんのおっしゃる通り、前半はかなりぐいぐい来ますが、後半失速します。でもよくできている部類ではないでしょうか‥。 |
2.タイトル地味だけど、面白いんだ、これが。ちゃんと金をかけてエンターテインメントしてる邦画。ちょっと最後が浪花節すぎるかなーとも思うが・・・、そこは好みの問題。渡哲也格好いいぞ。 【bd】さん 8点(2002-12-22 01:02:58) |
1.平成ゴジラ映画を撮っていた監督が、新「ガメラ」シリーズで受けた屈辱を社会派ドラマで見事晴らした、近年屈指のサスペンス大作。何といっても、歌舞伎町、銀座などで敢行した大ゲリラ撮影がすごい。渡哲也が身代金を持って犯人の言われる通りに都内を移動、その回りを何百もの報道陣が取り囲む。フィルム・コミッション(FC)がない頃の撮影がナマ生しく、興奮を呼ぶ。都にFCを設立した石原知事は、石原プロつながりで渡から現状を知らされたのかもしれない。犯人の意外性も結構、いける。終盤は淡々としすぎているのが難点だが、新米刑事の永瀬君もいい味だしていて飽きさせない。 【ジャイアン】さん 8点(2002-04-18 06:17:43) |