2.ロス五輪の開会式で、北朝鮮バリの整然とした一糸乱れぬ
行進で日本は入場してきました。ところが最後のアメリカは
まったくバラバラ、笑顔で観客に手を振ったり、手持ちのカメラで
記念撮影したり。次のソウルの開会式から日本もアメリカを真似するように
なってきましたが、まさに
このころから日本人が変わってきたように思います。
この映画では、紅白や円谷選手の遺書、熱燗など
日本人がどこか郷愁を覚える「かつては絶対的に日本人的と思われていたもの」が
効果的に使われています。良い映画だと思います。
良くも悪くも日本人的感性を刺激されてしまいます。