アイデン&ティティのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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アイデン&ティティ

[アイデンアンドティティ]
IDEN & TITY
2003年上映時間:118分
平均点:5.69 / 10(Review 52人) (点数分布表示)
公開開始日(2003-12-20)
ドラマ青春もの音楽もの
新規登録(2003-12-28)【ぐるぐる】さん
タイトル情報更新(2011-06-04)【イニシャルK】さん
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監督田口トモロヲ
キャスト峯田和伸(男優)中島
中村獅童(男優)ジョニー
大森南朋(男優)トシ
マギー(男優)(男優)豆蔵
麻生久美子(女優)彼女
コタニキンヤ(男優)岩本
岸部四郎(男優)事務所社長
平岩紙(女優)しおり
野村祐人(男優)タカハシ
大杉漣(男優)雑誌編集者
あき竹城(女優)中島の母
塩見三省(男優)中島の父
ピエール瀧(男優)レコード店店員
田中要次(男優)『なまず』の客
浅野忠信(男優)
村上淳(男優)
梶原阿貴(女優)
村上連(男優)サトウ
出演みうらじゅん(インタビュー)
大槻ケンヂ(インタビュー)
石川浩司(インタビュー)
原作みうらじゅん「アイデン&ティティ」
脚本宮藤官九郎
音楽白井良明
大友良英
主題歌ボブ・ディラン"Like A Rollingstone"
撮影高間賢治(撮影監督)
芦澤明子(撮影応援)
製作甲斐真樹
東北新社(「アイデン&ティティ」製作委員会)
配給東北新社
美術丸尾知行
みうらじゅん(タイトル題字)
編集上野聡一
録音岩倉雅之
松本昇和(録音応援)
その他廣木隆一(協力)
松岡錠司(協力)
SABU(協力)
村本天志(協力)
角川書店(協力)
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7.いや~、すっきゃわーこの映画。
音楽の仕事で食べていこうと京都から出てきて、大学以来15年間、阿佐ヶ谷に住んでた
俺にとって、まるで俺が作った映画か?と思える作品だった。
中央線の香りに胸が締め付けられた。

しかし、なんでまあ、こんなにも中央線沿線に生息する音楽馬鹿どもの生態というか、
習性というか、通じるものがあるのかね・・・

現在、幸か不幸か音楽と関りの深い仕事をし、阿佐ヶ谷で7年間同棲した彼女と結婚し、
保谷に家を買い、二人の子供に恵まれ、今この映画を通して自分たちの歴史を振り返り・・・
ぱぴんぐさん [DVD(邦画)] 8点(2009-02-07 23:54:46)
6.僕はただ受け入れて、それの味をいろいろほぉほぉ。と楽しみたいタイプです。
この映画は、ロック好きだから困惑なく楽しめました。ボブディランは、ほとんど
聴きません。映画を観てから聴いたけど、いまはまたまったく聴いていません。ただ、みうらさんの中での神様なボブディランはきっと神様だし、ライクアローリングストーンズは時々いい加減に口ずさみます。麻生久美子が好きだから、ロックが好きだから。
ただ、なんか悔しい気持ちになります。少し
おでんの卵さん [ビデオ(邦画)] 8点(2007-03-17 02:29:44)
5.「あなたのやりたいことをやればいい」と、分かったように言われると「でも、やりたいことがわかんない。今やりたいことなんて、結局まわりの影響を受けただけのことじゃないか。僕が本当にやりたいことなんてねえよ。」と言い返したくなる。でもこの映画がきちんと描いているように、例えまわりの影響を受けただけだったり、社会の流行にだまされただけだとしても、「それでも好きなんだからしょうがない」と思えるものこそが答えなんだ。ロックが好きだという思いが、本当に自分自身の中から湧き上がってきたんだと言い切る自信はないけど、でもロックしている時の自分の感情は誰になんと言われようと本物なんだ。同じ話が、好きな恋人との関係にも当てはまる。だからロックをしてない自分に自信がない。そんだけの映画。でもいい映画。
wunderlichさん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-10-29 23:55:23)
4.みうらじゅんの歪んだ女性観と、ロックの神様=ボブ・ディランという論法が気になるが、それ以外はなかなか面白いと思うのだ。
kさん [DVD(字幕)] 8点(2005-06-13 13:23:20)
3.ロックの精神は好きだが、人を楽しませることは必要なんではないかと思う。俺は俺のやり方を貫くでかまわないが、それに慕って音楽を聴いてくれるファンの人たちに向けて、誠意を伝えないとロックはワガママでしかない。アイデンティティは怪我をしながら形作られていく。彫刻みたい。それにしても麻生久美子はさいこうです
no_the_warさん 8点(2005-03-01 01:36:08)
2.これは観る者を非常に選んでしまう作品だろう。或る者には陳腐な青春群像劇としか映らないだろうし、また或る者にとっては共感を呼びノスタルジーに浸らせ、涙を誘うパワーがある。つまりは今から約十数年前に起こった空前のバンドブームに対するオマージュ作品なのである。当時とある深夜番組でバンドの勝ち抜きコンテストが行われていた。これをきっかけに、バンドブームが日本中に巻き起こった。当時十代・二十代だった若者は誰もが何かしらの形で熱をあげていたものである。(これは作中にもちらりと登場するビデオ画像、友情出演者、はたまたコメントを寄せた人間たちのリストを見れば、この番組がいかにとてつもない影響力をもっていたかが窺える)しかしブームというものはどんなものでもいつかは終焉を迎える。いいようにメディアに利用され、利用価値がなくなった途端捨てられたバンドマンたちは一体どれぐらいいるのだろうか? ただの一ファンだった私ですらそう思うのだから、当人たちは胸が痛くて見ていられないだろう。もしくは「あんな頃もあったな」と笑っていえるのだろうか? ロックとはそもそも反骨精神に満ちた音楽だった。それが商業化され、ビジネスとなった時、ロックの精神は死滅する。同時にロックを愛する者のアイデンティティはぐらぐらと揺らいでいく。真のロックとは何なのか? それをこの映画はスピードウェイという架空のバンドを通し、我々に訴えているのである。軽いようで奥の深い作品。構成面ではややダレる部分があるものの、かつてのバンドブームが思い出の一部である者にとっては忘れ難い一作となるやに違いない。
HARVESTさん 8点(2004-08-29 23:55:38)
1.正直、ツッコみ所は満載。バンド名の「スピードウェイ」とかそのデビュー曲の「悪魔とドライブ」とか、いつの時代だよ!って感じだし、主人公中島の抱くロック観も、何だか古(青)臭くて、ちょっとイタい。ただ、主役を演じる峯田和伸(元GOING STEADY、現銀杏BOYZのメンバー)の朴訥としつつも熱いキャラ(それに比べるとボーカルジョニー役の中村獅童は技巧が目立つ印象があり)はとても良かった。それに話が進むにつれ話に引き込まれてしまうのは、宮藤官九郎の手腕のなせる技なのでしょうか。後半の演奏シーンはかなりグッと来ます。田口トモロヲの演出は正直どうなのか?という気がしなくもありませんが、結果的にはクサくてかっちょ悪くて、でも熱い青春映画に仕上がっていました(ちょっとだけ、泣いた)。あと個人的にニューロティカ(一見イロモノっぽいけど、80年代からしぶとく生き残っているパンクバンド)のメンバーがちらっと出ているのは笑った。それにしても映画館には若い観客(20代前半位)が多かったなあ。
ぐるぐるさん 8点(2003-12-29 19:47:56)
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【点数情報】

Review人数 52人
平均点数 5.69点
000.00%
100.00%
223.85%
3713.46%
459.62%
5917.31%
6815.38%
71121.15%
8917.31%
911.92%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review3人
2 ストーリー評価 6.00点 Review5人
3 鑑賞後の後味 6.50点 Review6人
4 音楽評価 7.85点 Review7人
5 感泣評価 6.00点 Review4人
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