7.本当に恐ろしいのは独裁者より無能なイエスマン。 【TAKI】さん [DVD(邦画)] 8点(2010-12-12 13:47:06) (良:1票) |
6.恐らく低予算だったんだろうと予想できる作品なんですが、いやぁ、まいった。稚拙と感じる点も多々あったが、データや発想の面白さに誤魔化されたカンジでした。低予算な社会派エンタテイメントとしては、すっごい頑張ってる。エンドクレジットの「協力」に電力会社の名前が見当たらないのも、笑える所ではないでしょうか。「役所」広司が都知事なのも、加えて笑えた。 【aksweet】さん [DVD(邦画)] 8点(2007-08-08 00:44:42) |
5.これはテレビで放映できる作品ではありません。東電などが大反対するでしょうね。でももっとみながみるべき作品でだと思います。 【腰痛パッチン】さん [映画館(邦画)] 8点(2006-12-27 15:51:38) |
4.いま、電気を使用して書き込んでいます。この電気はどこからやってくるのか?考えたことなどない。トイレから流したオシッコは?考えたことなどない。しかし、どこかで循環されてまた社会に入り込んでくる。電気はたしかに必要です。でも発電所のメルトダウンは恐い。電気は必要だけど原子力発電所はいりません。あ、矛盾してる。ここがこの映画のポイントなんだ。反対するのは簡単です。大事なのは非難の矛先をどこに向けるのか、そこにあるということをこの映画は教えてくれました。あの謎の博士といい、塩見さん演ずるドライバーといい、笑かしてくれましたが、久々に、まさに映画、を観た気持ちでいっぱいです。会社の命令でしぶしぶ観に行った映画ですが、上映終了後、速攻で廊下の原発建設反対運動の名簿に署名しました。 |
3.この映画を見るのは二回目です。。最初は硬派な映画タイトルだなぁって思って借りました。 最初から中盤にかけての説明っぽいシーンでオイラはフンフンナルホロと引き込まれてしまいました。。都知事の意図が明らかになるにつれ、さらに引き込まれました。現在のエネルギー・原子力問題に対してストレートに取り組んでいて好印象です。その後のドタバタは実際日本で起きそうでこわいなぁ、あっけなくテロのターゲットになってしまうとこなんて、日本人の危機意識の低さを象徴してます。結局偶然時限爆弾の線が切れてほっとした後、東京都知事が吼える言葉「世界でもっとも無関心な東京都民がこんなことで目を覚ますか(うろおぼえ)」は結構ぐっさり心に刺さりました。。そして最後のチェレンコフの光にはぞぞっとさせられました。。おちゃらけもあったけど、近年まれに見る硬派な映画だと思います。。このような映画がメジャーで公開されない日本って・・・危機意識がたらん!!! 【ぐっきい】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-12-21 01:06:58) |
2.テンポよく誰でもわかる説明で原発について知る事ができる映画。 金をかけずここまでおもしろものができるんですね。真剣だけど妙に笑える。 嫌いじゃないです。 【とま】さん 8点(2004-12-02 00:46:22) |
1.「東京都内に原子力発電所を誘致する」という都知事の発案を受けて、都庁幹部たちが推進派と反対派とに分かれて大騒動を繰り広げるパニック・コメディ。日本映画としては実に大胆かつ珍しいテーマの作品で、良く練られた脚本としっかりとした構成で、まずは上々の出来だと言える。専門家からエネルギー問題を教えられ、知ったかぶりをしていた幹部たちの狼狽ぶりや、コンピューター・マニアの少年からもその間抜けぶりをからかわれるなど、ここに登場してくる人間たちは徹底して戯画化された描かれ方をしているが、その右往左往ぶりが本作の最も面白い部分でもある。脚本も担当している監督の山川元は集団劇がお好きなようだが、前作の「卓球温泉」からさらに腕に磨きがかかったようで、登場人物のキャラをさらりと手際よく紹介していく冒頭から、リズミカルなテンポと流れるようなストーリー・テリングで最後まで飽きさせない。エネルギー問題に波紋を投げかけひと芝居を打つ、確信犯的な都知事を颯爽と演じる役所広司は、さすがにこの人ならではの迫力があり、まさに適役である。また、本作は原発やエネルギーなどのお勉強には最適のテキストブックとも言えるのではないだろうか。 【ドラえもん】さん 8点(2004-09-07 23:54:47) (良:1票) |