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電送人間

[デンソウニンゲン]
Secret of the Telegian
1960年上映時間:85分
平均点:5.00 / 10(Review 16人) (点数分布表示)
サスペンスSFシリーズもの犯罪ものミステリー刑事もの特撮もの
新規登録(2004-07-12)【ドラえもん】さん
タイトル情報更新(2023-07-16)【イニシャルK】さん
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監督福田純
キャスト鶴田浩二(男優)桐野勝
中丸忠雄(男優)須藤兵長(中本伍郎)
白川由美(女優)中条明子
平田昭彦(男優)小林警部
土屋嘉男(男優)岡崎捜査主任
河津清三郎(男優)大西社長
佐々木孝丸(男優)仁木博士
堺左千夫(男優)
村上冬樹(男優)三浦博士
沢村いき雄(男優)呼び込みの親父
大村千吉(男優)音吉
天本英世(男優)海南貿易社員
松村達雄(男優)井田
山本廉(男優)丸根刑事
田島義文(男優)隆昌元
岡部正(男優)警官(検問)
緒方燐作(男優)別の警官
大友伸(男優)塚本
佐田豊(男優)本田次席
堤康久(男優)記者
瀬良明(男優)源三
向井淳一郎(男優)警視庁部長
岡豊(男優)A社記者
児玉清(男優)スリラーショーの客
西條康彦(男優)給士
中島春雄(男優)警官
記平佳枝(女優)見物客の女
馬野都留子(女優)漁夫の婆さん
勝本圭一郎(男優)
広瀬正一(男優)
橘正晃(男優)
中山豊(男優)大野
小川安三(男優)
宇野晃司(男優)トラック運転手
千葉一郎(男優)
榊田敬二(男優)
吉頂寺晃(男優)
池谷三郎ラジオのアナウンサー
脚本関沢新一
音楽池野成
撮影山田一夫
製作田中友幸
配給東宝
特撮円谷英二(特技監督)
有川貞昌(特殊技術 撮影)
向山宏(特殊技術 合成)
渡辺明(特殊技術 美術)
井上泰幸(特殊技術 美術助手)
岸田九一郎(特殊技術 照明)
美術浜上兵衛
録音西川善男
宮崎正信(整音)
照明西川鶴三
その他IMAGICA(現像)
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6.大笑いした「キャバレー大本営」に1点、全身金粉ダンサー(007ゴールドフィンガーの製作者は本作を観ていたのだろうか?)に1点、天知茂をサイコパスにしたような中丸忠雄の眼力と台詞回しに2点。ストーリー、ロマンス、サスペンス、何れも観るべきものが無い凡庸な作品。
The Grey Heronさん [インターネット(邦画)] 4点(2021-05-17 08:55:25)
5.東宝の変身人間もの三作のなかでは、SF性よりも犯罪に重点が置かれていて異色(脚本が、常に社会とのつながりを意識していた木村武ではなく、これだけ関沢新一)。いちおう 平田昭彦は出てるし、白川由美は襲われて悲鳴をあげたり下着姿になったりしてるし、キャバレーシーンはあるし、ちゃんとミニチュア貨物列車も爆発するんだけど、怪人の標的は定まっていて市民がパニックになって避難したりすることはない。なにしろ場違いの鶴田浩二が出づっぱりなんで調子が狂う(なんでも福田監督の助監督時代に恩があったとか)。でミステリーとしてもSFとしても腰の定まらない変なものになってしまった。ま、その「ヘン」さが東宝特撮ものの味わいなんだけど。ためになったのは、当時軍国キャバレーってのがあったのを知ったこと。ホステスが海軍のセーラー服を着て、ボーイが陸軍。酒の名称も「ミサイル」とかやってる。キャバレーの名前は「大本営」。事件は戦中の軍の機密から始まっていて、もし脚本が木村武だったら「戦争を忘れているもの」と「引きずっているもの」との落差をもっと出そうとしたんじゃないか。お化け屋敷の客で青年児玉清が一瞬登場。
なんのかんのさん [DVD(邦画)] 5点(2011-10-04 10:13:22)
4.「液体人間」「ガス人間」「電送人間」と、当時の東宝ご自慢の「特撮人間スリラーシリーズ三部作」、これで全部制覇!この中では「ガス人間」がズバぬけて面白かったけど、後の二つはイマイチでした、残念ながら。冒頭のスリラーショウ内の殺人事件は、昔読んだ「怪人二十面相」を思い起こさせる設定でワクワクししたけどその後が続かず。「電送人間」のアイデアだけを先に出して、あとでストーリーをこねくり回したっていう印象。まだ渋さよりニヤケ度のが強い若き日の鶴田浩二も、ヒロイン白川由美にもさして人間的魅力があるわけでもない。筋書きに沿ってただ動いてるだけ。そもそも一介の新聞記者がなんで捜査会議に出席してるんだろう・・・?数だけはやたら多いバカ警官たちの、頭の悪さにもいい加減途中からうんざりしてくる。特筆すべきは「人間を電送して犯罪を犯す」という画期的なアイデアのみ。
放浪紳士チャーリーさん [DVD(邦画)] 5点(2008-01-07 11:00:30)
3.福田純監督といえば70年代のゴジラ映画のイメージが強く、見る前はちょっと不安もあったが、怪獣ものと違って特撮よりもストーリーを重視しているなど、作風としては後年の円谷プロのテレビシリーズ「怪奇大作戦」のテイストに非常に近くなかなか楽しめた。電送人間須藤兵長役の中丸忠雄の不気味な演技はインパクトがあって良かったし、この映画では脇役に徹している円谷英二の特撮も怪獣映画とはまた違った印象を残しているのも良かったと思う。ただ、当時から大スターであった主演の鶴田浩二がかなり浮いて見えるのがちょっと残念。
イニシャルKさん [DVD(邦画)] 7点(2007-07-10 11:21:07)(良:1票)
2.突っ込んだら限がないけど、時代が時代だし微笑ましかったです。だから4点。
じふぶきさん 4点(2004-09-02 09:44:30)
1.本多猪四郎監督&円谷英二特技監督が描く東宝特撮シリーズの変身モノの一本。“変身”と言っても「ガス人間」や「マタンゴ」のように姿形が変わるわけではなく、物質電送機なる装置を利用して瞬間移動する際に一時的に変化するというものである。しかもそのメカは復讐の為のアリバイ工作としての役割をも担っている。「ザ・フライ」や「スタートレック」の例を挙げるまでもなく、物質転送は昨今のSF映画では目新しくも無いが、この当時ではまさに画期的なアイデアであり、また犯罪に悪用するといった点など、世界映画史的にみても他に例が見当たらず、そういう意味においては極めて稀有な作品だったと言える。話の発端が終戦時の旧陸軍仲間の裏切りからということもあり、彼らに対する報復が銃剣で突き刺して殺害してしまうという極めて残忍な手口で、さしずめ今ならホラーにでもなりそうな怨念話である。映画はこの神出鬼没の殺人鬼の謎を推理劇として恐怖感たっぷりに描いていくが、この復讐の鬼と化した須藤を演ずる中丸忠雄が、私憤で行動する男とメカのパワーを得た男という両面を見事に演じ、冷酷で不気味さを漂わせるそのイメージは未だに拭えないほど強烈である。今回の円谷特撮としては少々地味ながら、電送される男の姿をTVの走査線のように二次元的な形で描き、本作の独特の恐怖感をさらに盛り上げている。
ドラえもんさん 7点(2004-07-14 18:16:53)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 16人
平均点数 5.00点
000.00%
100.00%
200.00%
3212.50%
4425.00%
5531.25%
6212.50%
7318.75%
800.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.00点 Review1人
2 ストーリー評価 4.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 4.00点 Review2人
4 音楽評価 5.00点 Review1人
5 感泣評価 5.00点 Review1人
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