17.あの高峰秀子さんが乱れるって意味でインパクトがあった作品でした。 【Yoshi】さん [DVD(邦画)] 6点(2023-12-16 00:53:08) |
《改行表示》16.加山雄三が主演なので嫌な予感がしていたが、やはりつまらなかった。 成瀬巳喜男は好きな監督さんですが最後まで進まない展開に途中でイライラしました。 ラストも後味が悪い終わり方でした。高峰秀子に免じてプラス1点! 【とれびやん】さん [インターネット(邦画)] 5点(2020-05-20 22:24:55) |
《改行表示》15.筋は分かりやすい。古き良き日本人の良さと悪さがどちらもよく表現されていて、情緒もある。 しかし、近親的なタブー恋愛、義理の親戚との軋轢といった、割とドロッとした題材があまり自分の趣味ではなかった。 迷いなく義姉にアタックし続ける加山雄三にもあまり感情移入はできない。あんな嫁さん欲しいとは思うが。 【ポン酢太郎】さん [DVD(邦画)] 4点(2014-12-01 20:52:46) |
14.昔の日本映画だから良い、という訳では決してないのだが、これは良い。 【la_spagna】さん [DVD(邦画)] 8点(2013-09-21 00:25:11) (良:1票) |
《改行表示》13.未亡人となった女性と11歳年下の義弟との愛の行方を描いたドラマ。 ヒロインの現在置かれている状況や立場をしっかりと描きつつ、店の経営が逼迫という サブストーリーが絡んでくるので、ガチガチのメロドラマという印象はない。 そういった設定に無理がないせいなのか、丁寧に描かれているせいなのか、 ヒロインの胸の内の苦しみがよく伝わってきて、男性が観ても感情移入がしやすい。 義弟を演じる加山雄三は好きな役者さんではないが、それほど違和感は覚えなかった。 高峰秀子は文句なしの好演で、ヒロインのキャラには適役だし、その描写も見事のひと言。 終盤の展開も悪くはなく、気持ちは引っ張られたのだが、オチはこれがベストだとは思わなかった。 【MAHITO】さん [DVD(邦画)] 7点(2011-09-19 18:48:49) |
《改行表示》12.ハッピーエンドを最後の最後まで期待してた。 死体を運んでいるシーンが出てきても、まだ生き返るのではないかと期待した。 そしたら突然すぎる「終」が・・・ そんなぁ~~~堪忍して~~~ 【アキラ】さん [DVD(邦画)] 9点(2011-03-16 23:35:16) |
《改行表示》11.繊細な心情描写と光と影の演出は、ただただ引き込まれます。 ただ、平均点並みに感動したかと問われれば、ちょっと微妙です。 主人公のもやもやとした「ダメ男」っぷりが、観ていて必要以上に共感してしまったからではないか、と、考えますが、コレ如何に。 まぁ、しかし。高峰秀子のソツない演技、若かりし頃の草笛光子、箸の持ち方が私と一緒の間違え方をしている加山雄三を、十分に堪能させていただきました。 【aksweet】さん [DVD(邦画)] 7点(2011-02-14 16:41:54) |
【Balrog】さん [DVD(邦画)] 10点(2010-12-18 14:19:53) (笑:1票) |
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9.ストーリーはただのメロドラマなのに、この作品にはとても惹きつけられる何かがある。それが何なのかは自分でもよくわからない。強いて言えば、幸司の一途な気持ちと、礼子の揺れ動く女心が痛いほど伝わってくるからなのかもしれません。フランス映画を思わせるようなラストが印象的。 【きーとん】さん [DVD(邦画)] 9点(2010-07-17 11:08:51) |
8.なんというラスト。印象に残ることは間違いないが、好きか嫌いかと言われれば正直どっちとも…。 【リーム555】さん [DVD(邦画)] 7点(2010-04-27 18:44:05) |
7.数多い成瀬作品の中でもトップクラス。当時大ブレイクの加山雄三を起用して義理姉に恋焦がれる青年を好演。お相手は勿論この人高峰秀子さん、しっとりと揺れる女心を演じれば天下一品!名演でした。 【白い男】さん [地上波(邦画)] 9点(2009-11-08 10:56:53) |
《改行表示》6.これは凄い映画。これぞ純文学というような世界観もいいし、ラストも最高。 やばい。なにこの映画。やばいでしょ。やばすぎるでしょ。 【norainu】さん [DVD(邦画)] 10点(2008-03-29 22:13:58) |
5. 高峰秀子が見たくて借りてきました。高度成長を迎えようとする日本の風景や心情なども昭和30年代ファンの私としては見ていてたまりません。平凡にまじめに生きてきた戦争未亡人と彼女に思いを寄せる義理の弟の話という、一歩間違えば陳腐なメロドラマになりそうな話なんですが、日本の恋愛映画でもかなり傑作といえるのではないでしょうか? 最後のシーンは雪が降るのを想定してロケをしていたらしいですね。ラストの凸ちゃんが忘れられません。 【パオ吉】さん [DVD(邦画)] 10点(2007-07-31 15:58:22) |
【fuji】さん [CS・衛星(邦画)] 10点(2007-07-24 03:35:00) |
3.この映画は「乱れる」内容の作品であることを正直にタイトルで告白している。加山雄三は「絶対言うまいと思ってた」と言うが、言わなきゃドラマにならない・・・ではなく、言わなくたって言葉や態度の節々に表れる。高峰秀子だって本心ではずっと前からそうと分かってた。あんなエピソードから、加山が清水に戻ったのは浜美枝のため、なんて類推する奴はいない訳で。ある意味、そういう発言を引き出す状況に追い込んだのだ無意識に。だって、女なんだもん。 【伯抄】さん [映画館(字幕)] 8点(2005-09-18 14:32:46) (良:1票) |
2.過ごしている時間の速度が全然違うな、と思った。東北まで1日以上かかる電車に二人で揺られたから高峰秀子は途中の温泉街で下車する決断を下せたのだと思う。「はやて」ではこの映画は成り立たないのである。電車のシーンからラストまでの展開は本当に息を呑むシーンの連続で、最後のクローズアップは呼吸が止まる。それにしても加山雄三よかったなー。今まで「サライ」とか若大将的なイメージしかもってなかったのだけど。加山雄三が飯をいっぱい食うだけで楽しかった。そして「ぼかぁ義姉さんが好きだ!」と言わせるほどの高峰秀子のけなげな後家ぶりに胸が痛くなる。あのシーンの時だけ茶の間の雰囲気はガラリと変わり、そこから物語は一気に転調する。だがこの映画、それまではドタバタ劇のような語りが進行する。スーパーの宣伝カーをまるで死神の襲来のように見つめる商店の人々のまなざしには思わず笑ってしまう。彼らにしてみれば笑えない事態なんだけど、笑えない事を笑いにする事にかけて、成瀬監督のセンスはとにかく冴え渡る。喜劇とか悲劇とかいう枠組みを越えて、人間の滑稽さ・あわれさや戦後の家族のあり方を背景におきながら、映画的興奮を常に喚起させるその圧倒的な才能。この映画は成瀬の映画の中でも飛びぬけてお気に入りです。 【Qfwfq】さん [映画館(字幕)] 10点(2005-06-21 14:41:43) (良:1票) |
1.■主要な舞台となるのが、雑貨屋奥の和室。襖に挟まれた二間続きで、通りに近い側はちゃぶ台が置かれ一家の食事の場となり、奥の側は高峰秀子の亡夫の遺影が飾られた高峰の寝室となっている。この二間を使った演出が素晴らしい。半分だけ開けられた襖、片方の部屋だけ点されている灯り、この二間を行き来する高峰と加山雄三。とりわけ加山が義姉への思慕を告白するシーンは絶品としかいいようがない。■さらにこの二間は、土間を挟んで台所、二階へ続く階段へとつながっており、この空間には灯りが点されていない。階段へと挙がる加山、あるいは通りを背景にした高峰の姿を逆光のシルエットで捉えることとなる。■と、セットについてしか私は言っていないのだけど、そんなの観れば分かるよ、って話だ。でも、そうとしか言えないっす。成瀬のこうした巧妙なセットの使い方と、それを心得た撮影やら照明やら演技者にただただ感服するのみ、ただただ頭がぐるぐるするだけっす。もちろん、後半、電車での加山と高峰の道行きは名シーン中の名シーン。DVDを買うのは国民の義務だな。 【まぶぜたろう】さん 10点(2005-02-08 00:34:28) (良:2票) |