12.一番知りたかった春江のことが最後までわからなかったです。 【紫電】さん [DVD(邦画)] 4点(2014-10-12 12:35:16) |
11. 他の方もおっしゃるようにわかりづらい映画でした。しかしただ怖がらせるだけの映画ではないのが救いでした。 【海牛大夫】さん [地上波(邦画)] 6点(2010-01-02 18:19:28) |
10.アジアの某国在住。日本映画のソフトはハリウッドリメイクされたものが元ネタとして出回る位だが、RetributionというKoji Yakusho主演のVCDを見つけた。おっこれは多分リメイクされてない映画だよなあ、Jホラーはやっぱ人気あるんだろうか、Retribution“報い”ね、観てみるか、ということで鑑賞。最初にタイトルが出てきたところでへえ、原題は叫なの・・・と何だかネタバレされた気になったのだが、どちらかといえば英題の方がネタバレだった。で、作品はというと、幽霊は怖くないし、ネタバレ展開は面白くないし、結末も強引で白ける。幽霊役たちはわざとああいう喋りなんだろうが、ただの棒読みにしか聞こえないし、幽霊役でもないオダギリジョーの演技も下手すぎ。が、誉めどころとして、舞台設定はイケてると思う。開発に失敗し、建物が立っては壊されていく埋立地。地震で液状化して海水でぬかるむこの土地の、じめっとした暗さが良かった。こういうJホラー独特の湿感、暗さを描いてくれたのでおまけしてこの点。 【あっかっか】さん [DVD(邦画)] 5点(2009-09-03 18:13:20) |
9.葉月の幽霊は雰囲気が出てました。が、内容がいまいちわかりづらく、ラストも特に感想が出ない感じ。CUREを思い出しました。役所さんは演技がどれも以前観たような感じに映ってしまって残念。 【noji】さん [地上波(邦画)] 4点(2009-04-19 18:22:10) |
8.赤い服役の葉月里緒菜がめちゃくちゃ不気味で迫力あり。ストーリーがたいした事がないから印象に残るのは葉月里緒菜のみです。 【真尋】さん [地上波(邦画)] 3点(2009-01-24 14:58:42) |
7.葉月里緒菜のユーレイぶりは、リング以降定着した体ぐねぐねコマ抜きの気味悪さの部分ではなく、むしろスーッと控えめな伝統的な日本映画の怪談話の手法に近いところを狙ったところに好感が持てました。でも葉月里緒菜の顔がドアップになったところではさすがに肌のきめの隅々までが見え突然生々しくなってそれで興ざめ。映画は、全編通した鬱々とした感じがよかったです。 【とと】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2009-01-13 10:48:37) |
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【クロ】さん [地上波(邦画)] 3点(2009-01-03 14:41:18) |
《改行表示》5.全編にわたるジトーッとした雰囲気は好きです。 赤い服を着た葉月さんのカメラ目線やあの呟きはむっちゃ怖い。 小西さんはラストまでまさか**とは思わなかったよ! そしていつも何かイライラを抱えているような役所さん。 友人を装いつつ役所さんを疑いまくる伊原さんのヤな奴ぶりと その最期、が印象に残りました。 役所さんがあの液状化した土地に行かなければ コトは起こらなかったのか?いやそうでもなさそう・・ という謎まみれの映画。要リピートですね。 しかし死体の多いこと。 【ひろほりとも】さん [DVD(邦画)] 6点(2008-05-29 17:09:55) |
4.葉月里緒奈の目が大きい。CGで操作して顔面に占める比率を拡大してるんじゃないかとさえ疑った。それが全然まばたきしないでこっち見つめてくると、けっこう不気味。へんにオドロオドロしい表情を作られるよりも、あの凝視がホラーだった。なんかしゃべりだすと、そうでもなくなるのは、彼女に意図が現われてくるからだろう。意図も分からず、あのヘンな顔で見られてるってのが、あんまり今まで体験したことのない不気味さだった。湾岸地帯。新しい街の底から、埋め立てて隠されていた過去のものが液状化とともに噴き出してくる。『CURE』と似た、狂気が連鎖していく世界だが、そういった集団の無意識みたいなものが地底でつながってドロドロと脈打っているってイメージが好きなんだな、この監督。 【なんのかんの】さん [DVD(邦画)] 6点(2008-03-09 11:59:22) |
3.なんかテレビとかじゃ、エンターテイナー的なサスペンスホラーな印象で宣伝してました。「俺なにやった?」みたいな感じで、主役の刑事が赤い服の女性につきまとわれて、自分の存在があいまいになり、その真相は?みたいな感じで。はたしてその女性は幽霊か?みたいな感じで。その分、ちょっと期待もしたんですけど、でも、やっぱり結局、黒沢清の映画でした。つまり、普通のサスペンスホラーとは全然違いまして、この人の他の映画を観た人じゃないと、ちょっと期待とは違う感じになっちゃうんじゃないでしょうか。あと今回は怖さもそんなになかったかな~。あー、エンターテイナーな真相を絶対期待しては駄目です。底辺に無関心な社会などの現実の社会問題のデフォルメ的な表現や映画に含まれる深い意味を理解したりして楽しむ部分が大いにあって、単純にお話だけ追うと、やっぱり期待はずれになっちゃうかもしれません。俺は、所々、おもしろ表現があって、洗面器とか、シュワッチとか、そんなバカ全開って思わせてくれそーな所がおもしろかったのと、主役の人生を思うとかなしすぎる所が心にちょっときかたかな~。黒沢先生には今度は是非、年金問題や官僚の横暴をホラーにして描いて欲しいです。あわれな国民の叫びをよろしく。 【なにわ君】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-08-06 22:07:59) |
《改行表示》2.わずか3人の観客の劇場に響く里緒菜の叫び! おぉ~怖っ・・・ 【つむじ風】さん [映画館(邦画)] 6点(2007-03-31 02:22:03) |
1.傑作『アカルイミライ』以降、黒沢清はホラー以外のジャンルを撮るだろうと思ったし期待してたのですが、またホラーかよ!と思いつつもそもそも黒沢清の映画は「ホラー」だとか「ミステリー」だとかというより「クロサワキヨシ」というジャンルの映画と言っても過言ではなく、この『叫』もまたとびっきりの「クロサワキヨシ」だったので結局のところ予想どおりたいへん満足できました。「アカルイミライ」のために埋め立てられ、途中で放置された場所を舞台に、まるで『CURE』の殺人のように人は何かに誘導されて殺人を犯す。殺人現場に残る自分の痕跡(偶然にも同時期に公開中のトニー・スコット『デジャヴ』と酷似!)に『ドッペルゲンガー』を彷彿させ、多くの黒沢映画に登場する「幽霊」と「終末」が描かれる。『ニンゲン合格』や『大いなる幻影』がこの世界に存在することの意味を問いただしたように幽霊は人間であったときの存在を無にしようとする人々を許さない。どこを切っても「クロサワキヨシ」でありながら常に進化し続けるクロサワ映画。同じようで同じじゃない。切り口を変えるだけで全く新しい映画にしてしまう。「見なかったことに」がもたらす恐怖。この映画、けして「見なかったことに」なんてできません。 【R&A】さん [映画館(邦画)] 7点(2007-03-30 12:14:27) |