《改行表示》11.成海璃子の入浴シーンと制服姿が拝めるものの、内容としては子供向けで、健全なるドラマといった趣き。 画面をニ分割にしたり、携帯電話の画面を使って台詞を表現したりと、工夫が感じられるが、むしろそんな工夫よりもドラマそのものに厚みを持たせてほしかった。 品行方正過ぎる内容が市川準監督らしさといえばらしさだが、それがまた、私が市川準監督を苦手としている所以にもなっている。 【にじばぶ】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2010-06-02 23:33:26) |
10.ちょっと微妙な作品です。とにかく語る、語る。そして解決(したつもり)。何で?という部分が多いですね。そもそも二人が接点をもつこと自体が必要だったのかな?と言ってしまえば作品自体が存在しなくなりますが(笑) 【たかちゃん】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2009-04-24 16:23:30) |
9. 『トニー滝谷』もそうだったけれども、映画というより、映像付き朗読というのが、どうやら市川準作品のスタイルらしい。しかも描き方がサラサラしていて、あえて表面にとどまって、深くわけ入ってもゆかない。どこかの名監督の作品のように、粘りけもなければ、エグ味もドロドロさもない。そんな市川準の世界とスタイルに、心地よく酔うことのできる観客が、少なからずいるのは確かだと思うが、私には残念ながら退屈で、もう一度観てみたいという気にどうもなれません。 【goro】さん [DVD(邦画)] 5点(2008-12-06 05:08:00) |
8.コテコテの青春映画。テーマはありきたりだし、表現にも特筆するようなものはない。セリフ棒読みの役者も多く、大きな感動ポイントもない。しかし、そのわりには最後まで飽きずに見れたし、なんだか、不思議と心に残るものがあった。成海璃子の魅力も大きかったのだと思う。 【コウモリ】さん [DVD(邦画)] 5点(2008-09-04 01:19:05) |
7.難解ということでなく、単に自分が年配なので感情移入するのが難しかった。ちょっと悲しい。自分が学生をやっていた頃はメールも携帯も無かったので、当時にそんなものがあったら自分の対人関係は違ったものになっていたのだろうか、なんてことを想像しながら観てました。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2008-08-20 12:03:25) |
|
6.とにかく良く喋り、よく説明してくれる。映像表現ではなく、あえて言葉で直接的に表現するというのが狙いなのだろうか。しかしこれがどこかの心理学系の本から引用したんじゃないかと思えるほどのお定まりの台詞や表現で閉口する。人物像もただありがちというより、度を越したステレオタイプ。ここまで定型で打ち出す必要があるんだろうか。こうも作られてはメッセージを受け取る気分にもならない。それでいて妙に家は金持ち住まいってのは何故だろう。身近な問題として描きたいなら、もう少し生活レベルを抑えては如何。そして演技力の低さ。無意味な微笑の演技が蔓延していて、さすがに鼻に付く。大体「友達は大切にしなくちゃね」と言いながら名前も明かさずメールを出すってのはどうなのよ。 【MARK25】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2008-07-04 06:58:00) |
5.宣伝通り一応、かつて少女だった人に観てほしい作品ですかね。友達同士の付き合いをもっと考えて欲しいと思いますし。電車からの街の風景が平凡だけど日常って感じが出て結構好きです。マイナス点をあげるとすれば彼氏役の子の演技が酷い。 【ポドルスキ】さん [映画館(邦画)] 6点(2008-01-24 01:49:57) |
《改行表示》4.この監督らしい微妙な距離感で描かれる友情物語ということで、成海璃子、若しくは前田敦子の何れかに感情移入できれば、結構いい物語なのかも知れない。 残念ながら僕には無理だったけどね。 女性なら多少は共感できたりするもんなのかな。 【もとや】さん [DVD(邦画)] 5点(2008-01-08 11:27:22) |
《改行表示》3.繊細なタッチだがキャラが類型的で演出が凡庸で内容が薄っぺらいという市川準らしい映画。 【NIN】さん [DVD(邦画)] 4点(2007-12-06 02:20:58) |
2.重たくも柔らかく優しい気配が漂っているのに寒さを感じるほど澄みきった描写に震えた。今ある様々な問題を背伸びせず、長いスパンを違和感なく描ききったことに改めて力量を感じる。いつものように美しく、情感ある映像も素晴らしかった。校内風景を切り取る映像とテレビ電話の映像に若干違和感も憶えたが、まとまりのあるいい映画だと思いました。次回作が待ち遠しいです。 【カリプソ】さん [DVD(邦画)] 8点(2007-11-10 02:48:23) |
1.ありきたりなガーリー物と思いきや、これがなかなかあなどれないドラマでした。10代の頃だけでなくとも、仲間から外れるのが怖くて偽りの自分を演じてる人って、意外と世の中には居るんじゃないかなと思ったり。 |