《改行表示》18.苦いコーヒーのように味わい深い作品。 哀しい経験は人を優しくする。 世界は広いが、人間は皆似たような哀しみを背負い、どこかに孤独を抱えながら生きている。 その人間たちを繋ぐのは音楽か。 【にじばぶ】さん [インターネット(字幕)] 6点(2020-10-14 19:41:39) |
《改行表示》17.地味だが良作。 偶然の一晩の中で、それぞれが抱える心の中の一端を見せながら、それでも今後の人生がこれまで通りに(でも多少は変化しながら?)続いていく...そんな風景を観た。 【simple】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-11-05 21:01:07) |
16.当時のアラブとイスラエルの国家・民族対立の背景に詳しくないとよくわからないのかも。国家・民族で対立しても個々人での交流は音楽だったり性愛だったりで可能ですよって事なんだろうけど。日本人的には日韓とか日中でリメイクすればわかりやすいのかね? |
《改行表示》15.唯一面白いと思ったのが経験浅い男女のデートの所くらいだった。 この後どうなるんだろう?という雰囲気は良かったが、自分の感性にはあまり合わない映画だった。 【miso】さん [地上波(字幕)] 4点(2016-11-04 02:29:33) |
14.登場人物同士の距離感の描き方がユニークだけど、それがコメディへのこだわりなのか、歴史や文化を越えた人間性がイマイチ伝わってこない。 【ProPace】さん [地上波(字幕)] 6点(2016-11-01 22:11:39) |
《改行表示》13.エジプトとイスラエルの複雑な関係を反映したような微妙な空気感のある作品でした。 平和条約の締結から数十年ということで、根深い対立感情はもう無いようだけど、快く迎え入れるような心の交流を描いたという感じではなく、かなり遠慮勝ちにどこまで踏み込んでいいのか探り合うようなぎこちなさがいい雰囲気を醸し出していたと思います。 あと、所々挟み込んでくるコメディ演出も冴えてて、カーレドによるパピへの恋愛指南は最高でした。 終盤はちょっと感傷的な展開だったけど、あまり深刻になり過ぎず、哀愁の漂ういい余韻があったと思います。 アラブの春以降の政情不安で、両国の関係がまた怪しくなりそうな雰囲気もあるけど、こういった民間レベルの交流は大切ですね。 【もとや】さん [DVD(字幕)] 8点(2014-06-29 13:35:34) |
12.良かったです、なんとも。いわゆる"ユル邦画"に近いノリ。『オーケストラ!』みたいなコメディかと勘違いしていたので意表を突かれてまた良かった。行動する事に意義が有る、無駄なアクションなど無いのかもな、やはり人生は偶然ではなく必然なんだな、と思わせてくれる良作でした。この1日は彼らにとって無駄な日などではなく何かが少し変化した大切な迷子の1日だったでしょう。キャラが1人1人立ってて面白かった。そのどの人のエピソードも続きが気になる感じで。昔気質な男性が好きなので団長の不器用かつ寡黙なところにやられました。しかし一番若い団員はめちゃハンサムでしたね。 【movie海馬】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2013-11-07 23:11:08) |
11.ユダヤ人の中に迷い込んでしまったアラブの人たち。と聞くとぴりぴり緊張しそうな設定にしておきながらも、彼ら個人個人に政治的な色はほとんど無い。迷い込んでしまった方も、急遽上がりこまれてしまった側も、お互い困惑しながら、どこまでも普通の人たちなのだった。洋の東西問わず、このあたりのぎくしゃく感はすごく良くわかって微笑ましい。何人であっても、結局は人の心って同じ動きをするもので。そんなことを、特に凝った演出もなしにところどころ笑わせながら、あっさり心地よくまとめてある。食堂の女主人の存在感抜群。ざっくりしててイイ女です。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-01-10 00:28:42) |
10.女主人が魅力的でした。全体的におもしろかった。 【ホットチョコレート】さん [ビデオ(邦画)] 7点(2011-12-23 22:51:10) |
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《改行表示》9.言葉が通じず、音楽でわかり合う物語かと思ってみたが、そうでもなかった。コメディと思ったのは最初の部分だけで、あとは静かに淡々と流れていく。それでいて、文化も人種も違う対立する二つ国イスラエルとエジプト、この距離感が何とも言えず良い。 少しもあきることなく、興味深く見ることができた。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-10-26 16:14:07) |
8.淡々とした地味な内容だけど一気に観れた。会話の微妙な空気が良い。 【ベルガー】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-10-18 13:19:03) |
7.これも、知らない者同士がひょんなことでの一夜を過す羽目に。何とも言えないぎこちなさがまた面白く、非常に愛想のいい食堂の女主人は魅力的でいい感じなんですが、こういう人を奥さんにしたら何かと心配事が増えそう?雰囲気や設定が「ククーシュカ ラップランドの妖精」のように暖かくて優しい大変心地いい映画でした。人間っていいですね!! 【白い男】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-08-22 22:04:36) |
【まんせる】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2009-02-18 19:15:39) |
5.日本人が見ればあまりにも殺風景なイスラエルの小さな町。バスを乗り間違えてこの町へ迷い込んでしまったアレキサンドリア音楽隊(エジプト人)の一行。画面の中からイスラエルの風景が持つ乾いた暖かさが伝わってきます。どこにでもあるようなとまどいとためらいの中で、かつて敵対していた人々の心が通い合い、そしてとうとう、大きな苦悩を背負うエジプト人の隊長がほんの少しだけほんとうのことを言います。それはほんの少しだけだけれども見る人に大きな感動を与えずにはいられません。エジプト人の若者によるイスラエル人の若者への恋の手ほどきの情景もほほえましく、そしてやさしく、たった一晩のできごとながら、見る者に多くの余韻を残す佳品です。 【きのう来た人】さん [DVD(字幕)] 10点(2008-12-29 20:40:56) |
《改行表示》4.個人的にはかなりツボにきた作品。 微妙な間や空気が可笑しくて仕方なかった。 話の内容は淡々としてるので、ドラマを求めていると厳しいかも。 【からいもの】さん [映画館(字幕)] 9点(2008-12-08 18:19:22) |
3.意義のある作品かもしれんが内容が退屈でした。女主人は良かった。 【すたーちゃいるど】さん [DVD(字幕)] 3点(2008-09-23 10:57:16) |
2.タイトルに惹かれました。淡々とした展開ですが、素朴な人たちの「間」がとても良い雰囲気を醸し出しています。イスラエルやエジプトの関係、歴史を知ってるともっと深く理解できると思われます。音楽隊の曲をもうちょっと聞きたかった。その後の音楽隊も気になります。 【ロカホリ】さん [映画館(字幕)] 6点(2008-03-08 00:38:00) |
1.アゴ割れ俳優出すぎですよ、気になっちゃって気になっちゃって(笑)まぁそんなことはどうでもいいんですが、ちょっと地味な感じがしてマイナー映画大好きの東京国際映画祭グランプリ取っちゃうなこれはと思わせる出来でした。runtimeが短いのでパピの恋愛だったり楽団のその後だったりが気になるんですが、大部分が人間関係に重点がおかれててそれが物凄く巧みな感じがしました。光ゲンジを思い出すローラスケートのダンスバーが出てきたり、公衆電話を大切に使う、どことなく昔懐かしさが出てきたり。暗い雰囲気以外全然イスラエル映画だと感じなかったのが一番の意外でした。 |