《改行表示》286.タイトルは知っていましたが今まで見る気が起きず躊躇していた作品。TV録画されていたので頑張って見ることにしました。メルヘン&コメディということで仕方がないのかもしれませんが、、序盤の入り方が一方的かつ少々強引な印象でした。おとぎ話風に始まったわりには堅実路線で更に困惑してしまって、もしかしたらガチの魔女モノかなと疑ってみたり・・ 脇を固める俳優陣がほとんど主役級ばかりで驚きますし「ギルバート・グレイブ」を撮った監督ということで期待値も上がりますが、ストーリーの骨格自体はいわゆる変わり者風情のよそ者が伝統を重んじる村をかき回して新しい風を吹き込むというありきたりなもの。チョコレートを作る過程など凝っていて美味しそうではありますが、イメージビデオのようで少々鼻につきます。余談ですが、この手の映画を見ていつも思いますが、つくづく人間と宗教ってあまり相性が良くないですよねえ。結局のところ、できる人間は宗教に頼らずともできるし、できない人間はどんな宗教にすがろうともできないものです。 アルマンドばあさんが良い味を出していて意味ありげ。素晴らしい演技力でさすがのデンチ様といったところです。その娘のキャロライン(キャリー=アン・モス)もかなり意味ありげでチラ出しますが結局最後まで立ち位置不明のままよく判りません。ルー船長(デップ)も同様、イマイチよく判らない立ち位置で解釈に困ってしまいました。セルジュ(ピーター・ストーメア)も明らかにオーバースペックだし、よく判らない&勿体無いのオンパレードです。 結局最後まで予定調和の域を出ませんが神父の説教はスマートで素晴らしかったです。情緒不安を心配していましたがジョゼフィーヌ(レナ・オリン)も最後にはイイ場面をもっていきました。予定調和的でほとんど文句も出ない無難な仕上り具合をどう見るかでしょうか。私はテレビドラマ程度のライトな作品だったと感じてしまいました。7-8点付けられる内容ではありますが、映画としての評価はあえて厳しめの6点としておきます。 【アラジン2014】さん [地上波(字幕)] 6点(2023-11-09 12:49:12) |
《改行表示》285.チョコレートが一種の媚薬のように人々に効く。 そして、主人公たちの縛られた宿命からの開放ももたらす。小品ではあるが、心に残る部分はある。 【simple】さん [地上波(吹替)] 7点(2016-05-03 21:47:38) |
284.チョコとファンタジーとDVと恋愛と差別と。とにかくてんこ盛りな内容だけど、まずまずのまとまりを見せている。チョイ役のジョニー・デップもいい。 【noji】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-05-15 22:32:35) |
《改行表示》283.心温まる名作、「北風と太陽」ならぬ「北風とチョコレート」だった。シザーハンズのような雰囲気も良いし、音楽も好き。いかにも古いメルヘンチックな幻想を抱かせる。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-05-18 21:31:29) |
282.なんかの宗教色をはらんでいるのか、まったくのおとぎ話として観るべきなのか、メッセージがピンと来なかったのだけどひとつだけハマったなー、と思ったのはビノシュのどかーんと重たいおばさん体型。このお節介キャラはやっぱりオバサンじゃないとできません。あとジュディ・ディンチが肝。この根性すわったばあちゃんがいるのといないのとでは、作品の格すら違ってくるかも。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-06-16 18:24:24) |
281.自分の規格にないものを、どれだけ受け入れられるか?という問いに対するひとつの回答でしょうか。宗教が絡むとホントはこれほどあっさり行かないのでしょうが…。まぁ、そんな難しいことはおいといて、ほのぼのとしていて気持ちが良くなる映画でした。役者が全員いい味出してたと思います。 【アンドレ・タカシ】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-09-01 23:38:04) (良:1票) |
【Yoshi】さん [ビデオ(字幕)] 2点(2008-03-16 01:39:31) |
279.この監督特有の、風景とキャラクターの絶妙なマッチングによって物語を堪能できました。加えて、おいしそうなチョコレートとジプシーの音色がとても心地よかったです。 【色鉛筆】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2007-12-01 21:04:34) |
【ucs】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-02-28 09:14:10) |
277.すごくあったかくて甘いおはなし。雰囲気がいいし、出番は少ないけどこんなジョニーもかっこいい。 【Michael.K】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-01-19 03:39:54) |
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276.好きなジャンルではないが、よく出来ていて楽しめた。ジョニー・デップの登場が遅めだったので、すっかり忘れてた。 【♯34】さん [DVD(吹替)] 6点(2007-01-05 11:00:57) |
275.いい話なんですよね。ただ、私にはヨーロッパの田舎の村に巣くう因習がよくわからないので、その因習からの解放というテーマも今ひとつピンときませんでした。完全なシリアスでもないしコメディでもなく、どっちつかずになってるかな。まあ、あまり力まず淡々と観ればいいのかもしれないけど。ビノッシュとレナ・オリンの組み合わせは「存在の耐えられない軽さ」以来ですが(私が観たのは)レナ・オリンの方が老けてますよね。ビノッシュの顔立ちはあまり老けを感じさせなくて得だなあって変なところに感心してしまいました。・・・ところでレスリー・キャロンはどの人だったのだろうか?気がつかなかった。くやしぃ~~。 【ひよりん】さん [DVD(吹替)] 6点(2006-12-28 21:40:22) |
274.この映画観てるとチョコがとてもおいしそう。映画自体はあまり面白くなかった。 【doctor T】さん [DVD(字幕)] 4点(2006-12-25 23:47:53) |
273.ラッセ・ハルストレム監督、ジョニー様をよくわかっていらっしゃる。ジュリエット・ビノシュも、ホントはとっても嫌いな女優だけど、この映画では許せる。とっても美しいと思います。カラックス映画の中での執拗なまでの「どう?どう?私を見て!見て!」みたいな嫌みなオーラもなく、少し上気した頬の赤みがとてもセクシー。 |
272.小さくまとまり過ぎかな。でもジョニー・デップが登場してから映画の雰囲気に色がついた。ジュリエット・ビノシュも謎めいた母親役に合ってていい。それにしてもチョコ食べるシーンは何かエロいね。 |
271.甘い映画で、あまーいまま終わってしまいますので、何か物足りない・・・。 【瑞鶴】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-04-03 11:30:42) |
《改行表示》270.物語の雰囲気は非常に穏やかで、例えば、村長がどんなに主人公を敵対していたとしても、それさえも柔らかく穏やかに思えてくる。かといって物語はチョコレートのようには甘すぎない。例えれば、甘みの中に大人の苦味がある、そんな感じ。主人公の女性がチョコレートを作ったり、不思議なアンティークを眺めたりしている時は、御伽噺の中に登場する魔女のようなオーラを放っていた。お客の好みをクルクル回る不思議な物体で当てるのもすごくそれっぽかった。甘い匂いに引き寄せられるのは子どもばかりではない。恋から随分とかけ離れてしまった大人達が、若かりし頃の情熱を呼び覚まされるように引き寄せられた。正直かなりアダルトな作品だった。“愛”というより“LOVE”を感じましたね。何が違うのか?つまり、洋風な感じです。 蛇足ではありますが、エンドロールが始まって初めてラッセ・ハルストレム監督の作品だったと知りました。 【ボビー】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-03-22 22:44:34) |
269.こういう雰囲気の映画ってすごく好きです。チョコ食べたくて食べたくて。。ジュリエットビノシュが毅然としてて美しい。ただ時折見せるもろ感情的な行動(銅像を殴る、みたいな)はちょっと控えた方が良かったかなぁ。最後に夫のバーを復活させる女性が見る見る美しくなっていくのにびっくりした!チョコ屋さんのインテリアとか衣装が可愛かったので、そういう目で見ても楽しめると思います。素敵な映画でした。 【69】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-03-07 02:07:29) |
《改行表示》268.ジョニ・デップ目当てで見たら、登場は後半からなのね。 鑑賞前まではずっとジョニー・Dとビノシュのラブストーリーだと思ってました。 ちょっとした幸せ、ほんの小さな甘いチョコレートから。 大人のファンタジー、ですね。小さな村のチョコ屋という設定が好い。 見ているとチョコを求めて口元が寂しくなります。 人は皆何かに縛られて暮らしてる、それを崩すのは小さなきっかけから。 村長が存在感強し、タフで・・そしてチョコを貪るその姿に唖然とした。 しかし、笑いもした『どんだけ美味いんだよ』と。 最後の教会での説教は必要なかったかな。 言葉で表されると途端に陳腐に・・。 未亡人カロリーヌが麗しくて素敵。 【HIGEニズム】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-02-25 01:21:58) |
【H.S】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-12-24 00:01:44) |