江戸の悪太郎(1939)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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江戸の悪太郎(1939)

[エドノアクタロウ]
1939年上映時間:85分
平均点:8.00 / 10(Review 1人) (点数分布表示)
公開開始日(1939-05-04)
時代劇モノクロ映画
新規登録(2016-10-02)【鱗歌】さん
タイトル情報更新(2023-04-26)【イニシャルK】さん
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監督マキノ正博
キャスト嵐寛寿郎(男優)島崎三四郎
瀬川路三郎(男優)道満
香川良介(男優)高利貸・勘兵衛
志村喬(男優)楽々亭三山
原健作(男優)長井兵助
団徳麿(男優)手代木九左衛門
大倉多一郎(男優)手代木七左衛門
大崎史郎(男優)手代木五左衛門
石川秀道(男優)駕籠昇助十
仁礼功太郎(男優)天王寺屋長兵衛
藤川三之祐(男優)鍵屋太兵衛
若松文男(男優)家主・茂兵衛
轟夕起子(女優)浪乃
原作比佐芳武
脚本比佐芳武
撮影石本秀雄
製作日活
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【クチコミ・感想】

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1.古い映画で欠落もあり、映像の状態は良好とは言えないですが、演出の粋というものは十分に堪能できます。一部の場面を除き、音声の状態は比較的良いので、この点で興を削がれることもあまり無いでしょうし。 長屋モノですね。傘張りを生業としている浪人のアラカンは、子供たちに勉学を教える先生でもあるのですが、ひょんなことから、身元不明の少年を自宅に住まわせることになる。この少年、少々オッチョコチョイでやることなすことトンチンカン。それもそのはず、正体はとある大金持ちの娘さん、結婚がいやで逃げ出し、浮浪少年の恰好に身をやつしていたもの。アラカン、そうとも知らず、いちいち言動に呆れたり説教したり。このあたり、厳しく愛想が無いようでいて、ツッコミ切れずに何となく折れてしまうヒトの良さなんかも感じられて。アラカンの端正(と言ってよいんだろうかこれは)な横顔が、いい味出してます。 という騒動を描いた映画かと思いきや、物語は突然、謎のカルト教団との戦いへ。長屋の子供の一人が家出している間に、彼の母親が謎の入水自殺を遂げる。大事なお金を落として家に帰れぬ子供の焦燥感、子供を探す母親に訪れる異変、このあたりの一連の描写が実に印象的。カルト教団に関わる場面で流れる音楽が、ちょっと幻想交響曲の「怒りの日」をモチーフにしたみたいで、何とも言えぬ怪しさを醸し出してます。 で、いよいよカルト教団に乗り込むアラカン、物語はクライマックスへ。ヒーローもののようでいて、あくまで長屋モノのテイストを貫いているのも、いいですね。
鱗歌さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2016-10-06 12:10:12)
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【点数情報】

Review人数 1人
平均点数 8.00点
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100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
600.00%
700.00%
81100.00%
900.00%
1000.00%

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