21.金田一耕助とジャッキー・チェンを足して寅さんを掛け合わせたような、この片山刑事。演じる武田鉄矢の「本気度」ってのがやっぱり作品を支える魅力ですよね。格闘シーンだってお涙頂戴のシーンだって、その表現のためには自らの肉体をこれでもかと酷使する。その表現を支える脚本もよくできていて、恋人との距離が縮まっていく過程とか(昼間、農業試験場に赴くが彼女と会えない⇒その晩、彼女の方から警察署の方へ)、少年との交流とか(片山はここでは「追い求められる」立場にもなる)、それらが絡み合いながら事件が焦点を結び、クライマックス(およびそこでの名セリフ「ちがーう木のやつぅー」)へと繋がっていくあたりとか、実にスバラシイと思います。あとはもう少しおカネをかけてもう少し丁寧に撮られていたら、なお良し、といったところでしょうか。 【鱗歌】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2015-06-15 22:56:08) |
《改行表示》20.みんな不幸なんだけど、それでも強く生きていかないといけない。 あの子がたくましく育つことを願ってやまない。 吉田拓郎のほんとの良さは、きっと女にはわからんのだろうなーと思った。 【Skycrawler】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2015-05-23 01:24:58) |
19.シリーズ初見ですが人情とコメディのバランスの悪さに強い違和感を覚えます。面白いところも結構ありますが、余りのリアリティのなさに涙を誘うシーンや緊張すべき所も思わず可笑しさが込み上げてきます。 【ProPace】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2015-05-18 19:14:27) |
《改行表示》18.シナリオはあくまで二の次、猪突猛進型の主人公のキャラが魅力のシリーズ作品。 本作では二人のヒロインを要して、前半と後半で二回楽しめる。 主人公が見せる蟷螂拳とハンガーヌンチャクは、相変わらず愉快で楽しかった。 刑事ものというよりは、人情ものに近い娯楽作。 【MAHITO】さん [地上波(邦画)] 3点(2013-07-19 02:03:06) |
17.もしかしたら武田鉄矢って監督にさえ恵まれていたらもっともっと良い映画、素晴らしい映画に多く出逢えた気がしてならない。何だか上手くは言えないんだけどそんな気がするのは私だけでしょうか?田舎臭くて、三枚目、不器用、でも何かに対して一生懸命で義理人情に厚い男がよく似合う。渥美清にどこか似ている。ただ残念なのは渥美清のような名演技、背中で泣かせることが苦手のようでもあり、また言葉のトーンで泣かせることも上手く出来ない。それ故に歯がゆくて仕方ないのたが、その歯がゆさがこの武田鉄矢という俳優の一番の魅力であるように私は思う。そんな武田鉄矢の魅力が最も発揮されている作品だと感じることが出来る。寅さんシリーズや釣りバカシリーズ、もっと遡れば社長シリーズや駅前シリーズみたいにも沢山は作られなかったのはおそらく主人公の魅力もさることながら武田鉄矢という俳優が好き嫌いがはっきりと分かれるからであろう!それとやはり俳優としての演技力も森繁久彌、渥美清、西田敏行ほどはないし、面白味のある人間でもない。武田鉄矢の不幸というよりも日本には素晴らしい喜劇俳優、名優がそれ以前に多いというのもこの作品をはじめとするこのシリーズが他のシリーズもののようにはいかなかった一番の原因かもしれない。それでも私はこのシリーズ今回でまだ二つ目ですけど、面白く観ることも出来たし、感動もした。だから素直に8点は付けたい。そして、武田鉄矢には何度も言うように不器用な男がお似合いである。起用で二枚目な奴よりも不器用な三枚目の方が同じ男としても好きだし、応援したくなる。あと、もう少しだけ言わせて貰うと倍賞千恵子が出てきて、武田鉄矢と倍賞千恵子、そうだよ!「幸福の黄色いハンカチ」を思わせる。更に寅さんでも武田鉄矢は共演している。山田洋次監督がもしも撮ってたらどんな作品になっていたのかという興味もある。 【青観】さん [DVD(邦画)] 8点(2011-01-11 23:18:19) (良:2票) |
16.昔ハンガーアクション練習しようとしてた。親に怒られた。 【ゲソ】さん 7点(2004-06-02 22:49:41) |
《改行表示》15.小学生くらいの時観たけど面白かった。 もちろんヌンチャクハンガー大好き。(テレビ) 【zero828】さん 7点(2004-03-04 20:12:26) |
《改行表示》14.素直に泣けます。初めて見たときは大泣きでした。皆さん書かれていると思いますがラストシーンは必見です。やっぱり男は強くなくちゃあいけないと子供心に純粋に響きました。 【なったん】さん 9点(2004-02-27 22:08:24) |
13.シリーズ最高傑作。和製ジャッキー・チェンこと武田鉄矢の片山刑事はなんかやっぱり土臭い。っていうか博多臭い。悪くいうと汚い。ラストは鼻水をズルズル垂れ流しながら泣くべし。 【カワサキロック】さん 7点(2004-01-30 22:29:58) |
《改行表示》12.中学生の時にこのシリーズを初めて観た時から、吉田拓郎の「唇をかみして」がカラオケの隠れ十八番となった。 いわゆる「名作」なんて呼称が相応しい映画では決してないけれど、このプログラムピクチャーの娯楽性を愛してやまない人は少なくないだろう。 特筆すべきは、何と言っても「武田鉄矢」という“表現者”の存在性に尽きる。 彼自身が生み出した「片山元」というキャラクターは、あまりに不格好で、あまりに滑稽で、あまりに不器用。キャラクター性そのもののみを捉えたならば、少々作りすぎな印象さえ受ける。 おそらく、このキャラクターを武田鉄矢以外が演じたならば、失笑を禁じ得ないものになっただろう。武田鉄矢が、武田鉄矢自身を投影して生み出し自ら演じてみせたからこそ、「片山元」というキャラクターは成立しているのだと思う。 演技者として決して巧い俳優だとは思わない。あざとくて、泥臭い演技に眉をひそめることも多々ある。 ただし、武田鉄矢の存在感は、武田鉄矢にしか出せない。 それは、彼が“表現者”として唯一無二の存在であることの証だろう。 【鉄腕麗人】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2003-12-18 17:10:21) |
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11.ちが~う!木のやつ!!面白かった。ちょっと感動です。 |
10.個人的にはこのシリーズは杉村監督よりも渡辺監督の方が好きなんだけど、上手さと垢抜けさで言えば杉村監督の方が上かなという印象。前作をちゃんと分析してあり、この作品で「刑事物語」のフォーマットや構成因子が整理整頓されたという印象。片山刑事の生い立ちに対する多段責めがこの二作目辺りからヒートアップしていく。 【柿木坂 護】さん 9点(2003-09-28 19:15:44) |
9.このシリーズは意外と好きです。安っぽいと言えばそうんだけど、武田鉄矢のキャラクターには非常に好感が持てる。ハンガーアクションも独創的で面白い。僕も吉田拓郎の主題歌が好きじゃけー。 【スマイル・ペコ】さん 6点(2003-06-30 16:28:18) |
8.映画も好きだが、原田泰三がやるラストシーンの再現がスッゲェ好きなので印象が変わってしまってる。両方もう1回見たいな。 【venom】さん 6点(2003-05-10 17:51:23) |
7.まぁ~俺的には この映画のロケ俺の住んでる町で行われたのだけどこの頃の鈴木保奈美はカワイカッタ 【東京JAP】さん 5点(2003-04-01 01:24:08) |
6.いつも必死の武田鉄也、観ていて疲れます。根本的には1の映画で悪いところは直し、2で違う悪い部分を出してる、ヒロイン殺すのはもうちょっと引っ張って欲しいし、アクションも定番。 【恥部@研】さん 4点(2002-12-13 10:46:33) |
5.<<ちょっとネタバレ>>前作上映ラストで劇場にて早くも「製作決定」の予告が出されたシリーズ第2弾。青森へ転属した主人公・片山元。数年前の未解決強盗事件を軸に物語は展開。また少年・タケシとの交流を通し、「愛する者を守る強さ」を訴えます。ラストの片山&タケシの「男の対決」は本気で殴っています。が、杉村監督、ロングショットで押さえてしまい、ちょっと迫力不足ではあります。ですが、シリーズ中一番の「大泣き」には違いなし。ヒロイン・未来貴子の過去が不明瞭な分、恋物語の方はちょっと希薄かな。でも、挿入歌として流れる、吉田拓郎の名曲「流星」は歌詞をしっかり聞けば、グッときます。 【TAKE】さん 8点(2002-08-06 07:30:12) |
【裸人】さん 10点(2002-06-12 00:19:37) |
3.「男は強くならなくっちゃあ、愛する人を守れないんだ!」・・・けっこう心にひびきました。いろんな意味で強くなりたいですね。 【代打、八木!!】さん 7点(2001-12-06 22:29:19) |
2.このシリーズの中では1作目のわかりにくさが解消されて、また惰性的になる前のいい時期の映画だと思います。基本的に邪道ではありますが吉田拓郎の主題歌が好きなのです。 【f taka】さん 7点(2001-11-21 01:34:23) |