《改行表示》18.この映画は人を感動させようとする作為的なものはない。あくまでも実話に即してありのままに見せようとするのが良い。多くの人は障害者に対してかわいそうだという気持ちを持つ。しかし言葉の憐れみはあっても、生活を共にするとなると距離を置きたくなる人が多いのではなかろうか。この映画はそうした人とごく普通に接する人の両方をありのままに見せる。母親だってドラッグはやっているし精神的にも決して安定しているとは思えない。しかし子に対する愛情はどこの母親とも同じ、いやそれ以上だ。ラストも切ないが決して暗くはない。 蛇足ながら、この映画の字幕は文章が長く、消えるのも早くて読むのに苦労した。こうい場合は吹き替えがよいのかな。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-06-08 22:49:35) (良:1票) |
《改行表示》17.シナリオや演出は出来がいいとは思わないが、主人公の少年が非常に明るく前向きなので、 鑑賞しているこちらも、いろいろな意味で勇気を与えられる。シェール演じる母親も、 下手に優しくてメソメソしているより、こちらのほうが断然良かった。 何度か「エレファントマン」が頭の中を掠めたんだけど、そちらとはまったく正反対の作りで、 万人向けの感動作に仕上がっていると思う。 【MAHITO】さん [地上波(吹替)] 5点(2011-08-08 07:34:40) |
《改行表示》16.終始ポジティブなのが良かったのですが、母親と取り巻きの勢いについていけませんでした。 ストーリーはちょっと盛り上がりに欠けたように思います。 【午の若丸】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-10-30 09:39:21) |
15.エリック・ストルツ、役が役だけに全く素顔を出さずじまいでしたが、悲しい病気にもめげずに堂々と生きる姿は実に立派です。ローラ・ダーンも、もしも目が見えていたら(あの顔に)どうだったでしょうか? 【白い男】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2009-04-11 22:09:12) |
14.一人の青年が障害を負った人生を、暗くせずに淡々と描いており、それでいて深いものを観るものに感じさせてくれる映画。ヤクに溺れる母親や投げやりな主人公のシーンなどつらいシーンもありましたが、これが人生なんですね。アメリカじゃ新年を迎えてすぐに「蛍の光」を歌うのは驚き。 【mhiro】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2008-05-28 11:13:36) |
《改行表示》13.DVDで安売りしてたこの映画を侮っていた。 しかしスタッフを見ればこの感動は、凄く納得出来た。 この監督ってば、あの名作「ペーパームーン」の監督もしてるんだね。 こういう「障害者モノ」って、わざとらしい湿気とか、特別扱いが俺様ちゃんは嫌なんだけど、この作品は違う。 あくまでも普通の人間として扱う視点が素敵なのだ。 …で、映画の感想は一言。 「マジで泣けた」…感動したきゃとにかく観れ。 コレには「押し付けがましい友情」も、「湿気だらけの感動」も無い。 等身大のどうしようもない人間同士が欠点を補って生きて行く様がある。 生きていく事は、こんなにも素晴らしいのだ。 そして…それを自覚した時に限って「失う瞬間」が来る。………だが、それでいい。 【映画の奴隷】さん [DVD(字幕)] 10点(2005-11-13 13:32:49) |
12.泣けた・・・とにかく泣けた。これに尽きます。 【MK】さん 9点(2004-05-05 14:19:27) |
【オオカミ】さん 7点(2003-11-30 18:20:57) |
10.この病気、ブラック・ジャックでもあったなぁ。 【ロカホリ】さん 7点(2003-10-19 13:18:05) |
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9.当時、この映画のメインキングで主人公・ロッキー・デニスを演じたエリック・ストルツが、ライオン病の頭部のヘルメットが重いんだよ…なんて少しボヤいていましたが、観ればなかなかの好演でした。自由人だが気強い母親・ラスティ役にシェール…配役の良さも手伝って全体的に良い作品に仕上がっています。実話を元に作られただけあって、彼の生き方なり考え方がそのまま伝わってくるようで、色々考えさせられた作品でも有る。ロッキー・デニス本人と、頭蓋骨形成異常(ライオン病)と言う病気は知っていましたが、彼がどう生きたのか…まではわからない。とても丁寧に創られた作品なので、人に薦められる映画では有ります。 【_】さん 8点(2003-10-12 14:38:49) |
8.これは、いい映画だね。実話って説得力あるな~こんな映画好きです。心が痛いけど。。 |
7.ほかの方も書いてらっしゃいましたが、ジム・キャリーのものと間違って見て良かったなと思います。彼の作品がどうこうではなく。何かが特に解決されるというわけでもないし、と言うよりも、問題は現在進行形のまま。でも…、何かはちゃんと自分の中に残った感じ。同情や慈愛と言うのでなく、静かな連帯感と言うか。お母さんがもう少し、あの後で幸せになっていてくれてたらいいなと思っています。もちろんカーやほかのみんなと一緒に。 【瑛久】さん 8点(2003-05-19 00:12:34) |
6.原作を読んで偶然レンタルビデオ屋で発見しました。どっちかと言うと原作の方が良かったケド、『ライオン病』について分かりやすいのは映画かな?お涙頂戴になっていないので、10点満点です。 【☆まこりら☆】さん 10点(2003-01-20 01:29:08) |
5.障害者を“かわいそう”という、ある種、差別的視点から描いていないところが、よくある感動の押し売り映画とは決定的に違う。しかし、障害者の負った宿命はきっちり描き切っていて、冷たい視線や心ない言葉を投げかけられるなどの差別を受けるシーンは、観ていて痛々しくなってしまう。主人公がハンディキャップを軽々と乗り越えて周囲の環境と違和感なく溶け込んでいく過程をスクリーンを通して観ていると、観客も、まったくキレイごとではなく、彼がなんら一般の人々と変わりない存在であるばかりか、彼の回りに集う人々に明るさと励ましを与えてくれる素晴らしい存在であることに気づかされ、そのときには、そのおぞましい容貌もあばた程度の欠点にしか感じられない好青年に見えてくるのだから不思議だ。スクリーンに存在する彼らの親友と同じように、私たちも、2時間の映画鑑賞という体験を通して、肉体という障壁を破壊して主人公の純真な人格を発見するに至るのだ。障害者を描いた映画の中でもぬきんでた作品と言えるだろう。最後に、遊園地の迷路(?)で、主人公が湾曲した鑑に映った自分の顔に戸惑いを見せるシーンがとても衝撃的であった。 【しっと】さん 8点(2002-12-29 06:24:21) (良:1票) |
【ぅどぃg】さん 7点(2002-12-12 19:11:48) |
3.エレファントマンとセットで見るのもいいお涙頂戴じゃない感動がある 【bd】さん 10点(2002-10-18 02:35:00) |
2.宣伝の段階で全く主人公の“顔”を登場させなかったのは正解です。もしかするとこれって放送禁止なのかもしれませんが。でも不思議なのは、どうして主人公はあんな屈強な男たちに守られているのでしょう?勿論、豪快なかあちゃんのお陰でしょうが・・・・・ 【イマジン】さん 6点(2002-06-12 12:21:07) |
1.感動しました!すっごく面白かったです。一見、暗ーい映画になりそうな題材ながら、ちっとも悲壮感を漂わすこと無く、ハンデさえギャグにして前向きに生きるシェール&エリック・ストルツ親子の素晴らしいこと。そして、周りを取り巻くライダー達の優しさが良かったです。実話の本の方も読んでみたいと思います。 【にっきー】さん 9点(2002-02-25 13:21:05) |