31.脱獄するまでは魅入ったのですが、以降はトーンダウン。レベッカ・デモーネイは寒い構図に彩りを考えたのか知りませんが、お寒い存在で居なくて良かったです。今作のジョン・ヴォイトの空回り感にドン引きでありました。 |
《改行表示》30.本作のベースにあるのは脱獄モノなのですが、脱獄後に味わう自由や爽快感といったものはほぼありません。 脱獄モノとしては脱獄する囚人に感情移入できるところが無く、最終盤まで追手(本作では所長)との接近戦も無い。 パニックものとしての緊張感も物足りなく、(特に頻繁に挿入される管制センターのやりとり) 掴みどころがない部分もあるのですが、極寒の中、極限状態の人間模様を見せる映画としてはなかなか面白かった。 ラストのシェイクスピア作品の一節「どんな野獣にも憐みの心がある・・・」 これはジョン・ヴォイト演じる男のことを言っているのか。 この一節と、脱獄の相棒と途中から加わった女の命を助け、自らは生きようとしないラストが印象的。 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2019-02-26 20:39:02) |
29.う~ん、機関車が暴走するという設定なのに緊迫感は全然ないし、人間ドラマ的な部分も、マニーに深みがなさ過ぎて名言っぽいセリフも戯言にしか聞こえません。所長の言動なんてコメディ漫画レベル。結局、何を楽しめばいいのかさっぱりわからない映画でした。 【ramo】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2014-10-25 23:12:39) |
28.結構なサスペンス要素盛りだくさんの割に、何故かあまり緊迫感が伝わらなかった・・ただ身を切るような“寒さ”はリアルに伝わった。北国育ちにとっては雪が氷塊になってしまうような寒さは「さむい」ではなく「痛い」ということがよーくわかるのだ。先頭車両に出るべく車外に出された彼のキツさ、想像するだに恐怖でありました。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-11-01 01:10:10) |
27.ハラハラシーンは、シナリオ製作時よりたぶん目新しさはなくなってしまったが、かえって人間造形の古さに出会えるのが嬉しい。マニーが人生観を述べるくだり。「地道な暮らしてえのがどんなもんだか。小さなシミをきれいに拭き取らなきゃならねえんだぜ」とか言って、若造が「ふん、馬鹿らしい」とか言ったのを受けて「俺はそれがやりたかった」とガンと言うあたり。そもそもこのコンビは、志村‐三船あるいは三船‐加山なんだけど、ここなんか特にそうでしたなあ。あとやたら若造が「パートナーだろ」とこだわるあたり、そしてラストでは尊敬の目で見送っていくの。黒澤映画の「師弟」が、こうして生まれ変わって生き続けてゆく、って単純に嬉しかった。所長との憎悪による結びつき、好敵手の関係、これも男の心理ですなあ。相手のことしか頭になくなっちゃうの。こういった「男と男」の世界が黒澤の世界なんだなあ、と改めて思わされた映画でした。サスペンス演出の盛り上げが下手なのも、師匠に対し弟子が一歩下がっているようで、礼儀をわきまえている。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 6点(2011-03-07 10:01:48) |
26.20年くらい前にテレビで放映されてたのを観ました。懐かしいです。地味な映画でしたが、いくつかの場面や台詞を憶えているぐらいだから、結構印象深かったのかも。一面の雪景色と役者さんたちの微妙な表情が良かった。特に年配の囚人が若い囚人に、トイレ掃除を例にしてお説教(若いお前がうまくいかないのは辛抱が足りないからだ、みたいな話を)した場面はなぜか良く憶えています。 【長毛】さん [地上波(吹替)] 8点(2008-03-24 01:57:41) |
25.ラストは衝突直前にジャンプして逃げたんだろうな。一緒に突っ込むんじゃわけわからん。 |
24.おぉぉ・・・そこで終わりかよぅ~みたいな終わり方ですけど、なんだか最後がどうなろうと、どうでもいい感じがした。あまり観ていて熱くなれなかったなぁ! 【みんてん】さん [DVD(字幕)] 4点(2007-05-11 11:12:02) |
23.決して悪くはないが、ビデオでもいい感じ。最後はどうなったんだろう? 【A.O.D】さん 5点(2004-12-05 00:55:41) |
【mimi】さん 7点(2004-10-08 00:36:57) |
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21.あんまり「来る」ものは無かったが。仲間は絶賛してたっけ。「ケダモノ!」「もっと悪い。人間だ」のやりとりが印象的かな。 【マックロウ】さん 5点(2004-06-18 17:17:27) |
20.この映画全編に漂う切迫感には、ある種のノスタルジックな感傷を伴う。確かに演出にはこれといって特徴的なところもなく、凡庸といっていいのかもしれない。しかし、僕はこの作品に昨今の災害系のアクション映画にはない悲壮な意志を感じた。それは切実なるヒューマンな意志なのである。暴走機関車が雪原を爆走するラストは、とても絶望的に映るかもしれない。しかし、この作品に通底するヒューマンな意志を感じる限り、それは同時にこの世界に微かに光るポジティブな一本の道筋を指し示しているように思えるのである。僕には確かにそう思えた。だから僕はこの映画が好きなのだ。 |
19.黒澤明はコンチャロフスキーが会いたいといってきたけど断ったらしい。気に入らなかったのかな。それなりにおもしろかったぞ 【ロイ・ニアリー】さん 6点(2003-12-12 22:54:50) |
18.「ゆりかごを揺らす手」のレベッカ・デ・モーネイが女性乗務員だったんだね。ああいう職場に女性というのも最初は意外な気がしました。ジョン・ボイトを執拗に追いかける刑務所長のジョン・P・ライアンが狂気を秘めて好い感じですね。鉄道の司令室のケネス・マクミランが思ったより出番が少なくてちょっとガッカリ。まあ主役はジョン・ボイトであり、アンチヒーローを熱演しているのはたしかです。連結器のエピソードは、とっても痛さが伝わりますね。なにしろ、私もオートバイのチェーンで指を挟んだことあるので(関節砕けました(苦笑))、実感できます。痛いよぉ~!(笑) 【オオカミ】さん 8点(2003-12-04 08:02:37) |
17.あ、一応はアメリカ資本だったんだ。知らなかったな~。雰囲気は好きだったが、引き込まれる訳でもなく、最後まで何となく観た記憶が…。エンディングの挿句が良かった。ってか、アレが無かったら、更に-1点だったかも。 【ぽろぽろ】さん 6点(2003-07-09 10:05:13) |
16.エンドロールの途中で席を立つのは嫌いなんですが、この映画は「立たなかった」んじなく、「立てなかった」作品。真っ白な雪の原野をバク進する黒い機関車の映像は絶望的で異様の一言(撮影アラン・ヒューム)。圧倒されます。ヴィヴァルディ「グロリア」の挿入も実にハマってる!ちなみに、黒澤明監督が準備してた元脚本とは、コンセプトも終わり方も全然違ってます(元の脚本の方も面白いですよ)。 【鱗歌】さん 10点(2003-05-11 13:42:25) |
15. (60年代の)黒澤が撮ってりゃナァ…と思っただけ。あと、ジョン・ボイトはJon Voightなんであって「ボイド」じゃないよ。ご参考までに。 【へちょちょ】さん 6点(2003-03-08 02:09:10) (良:1票) |
14.皆さんおっしゃってるけど、この映画のジョン・ボイド演技そんなにいいと思わない。そして考え方が古い。もっと前に映画化すべきだったと思うけど。 【いかりや800】さん 4点(2003-02-19 02:22:33) |
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12.フリーマーケットで新品なのに$2で購入したので、期待をしないで見ました。終わり方が黒澤明だなぁ・・と感じたくらいの印象しか残りませんでした。「もう一度見るか?」と聴かれたらこう答えると思います。「もう、結構です(^^;)」 |