117.観てるだけで息苦しい。最後まで救いがない。でも鑑賞後、きっちり戦争が嫌になるって意味では名画。 【くろゆり】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-07-23 16:06:41) |
116.飛行機に乗った時も恐怖を感じましたが、水面下を潜水艦で移動するのも想像するだに怖いですね。海底に沈んで、時間をかけて窒息死するのは絶対にご免こうむりたい。 【次郎丸三郎】さん [DVD(邦画)] 7点(2020-01-22 19:57:07) |
《改行表示》115.秀作が多い潜水艦映画ですが、その中でも最高峰に位置づけられる作品です。 戦いや様々な困難に疲れ果て、汚れ、顔は無精ひげに覆われ出航前夜の酒場や出航直後とは別人のようになっていく男たち。 むせ返る汗や油の匂いが画面を通して伝わってくるかのような、恐怖感、閉塞感漂う潜水艦内の描写が凄まじい。 2時間半という長丁場ということもあるのですが、それ以上に鑑賞後はどっと疲れたような気がした。 それだけ中身の詰まった凄味のある作品であったということなのだと思います。 潜水艦映画は映画の柱とでも言うべき艦長というリーダーのキャラクターが際立つものが多いですが 本作は〝機関室の幽霊″など乗組員たちの個性を非常にうまく立たせている点も見事。 受賞には至りませんでしたが、この西ドイツ映画がアカデミー賞で6部門にノミネートされたのも快挙。 ペーターゼンの監督賞は勿論のこと、撮影や音響の分野で高い評価を得たことも納得の作品です。 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2020-01-21 16:21:43) |
《改行表示》114.戦争映画というと「事実を元にしつつ派手にドンパチする娯楽作」が主流だった時代に全く違うスタンスで投じられた戦争映画の傑作。 公開当時、映画の内容とめずらしいドイツ映画(今のように多彩な映画が上映される時代ではなかったので)という事でずいぶん話題になったのですが、劇場に足を運びたくなるような映画ではなく後日レンタルビデオで観たのが初見です。 「潜水艦映画にハズレなし」を体現するような映画で、とにかく暗くて重いストーリーを類まれな緊張感でぐいぐいと最後まで引っ張って見せてくれたあげく、最後にはあっけないほどの虚しさを味合わせてくれる情け容赦ないストーリー。 観ている途中の圧迫感はほんとうにしんどくて、観ていてつらいのですがこの潜水艦に乗っている乗員同様逃げだす事が許されないのです。やっとほっとしたと思ったら最後のアレですからね… それほどの「潜水艦に乗ってる感」を観客に与えてくれる映画なんかそうはないわけで、この映画が戦争映画の傑作である事は間違いないんですが、しかし基本的に陽性の映画を好む僕としては「面白いか?好きか?」と聞かれると、素直に「うん」と言い難いところもある映画です。 それでも、それでも「…好きじゃないけど面白い」と最後には言わされてしまうほどの力がある映画で、紛れもない傑作であることは疑う余地がありません。とくに戦争の虚しさを味合わせてくれる有名なラストは、映画史上に残る傑作ラストシーンだと思います。 【あばれて万歳】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2016-11-12 11:00:02) (良:1票) |
113.潜航や浮上に合わせて艦首や艦尾に乗組員が一斉に移動するのは知りませんでした。狭く暗く息苦しい映画ですが、潜水艦内の映像や長期間の船内任務で汚れ疲れ果てた乗員の姿もリアルで、プロフェッショナルな艦長や乗組員と生死を共にしたような一体感を味わうことができました。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-01-21 23:55:13) |
《改行表示》112.ドイツ制作の戦争映画の代表作です。 劇中に幾度も流れるテーマ曲は、あまりにも有名ですね。 個人的には退屈で、俳優たちも特筆すべき役者は見当たりませんでした。 ただ、ラストのUボートの着港後の敵戦闘機による大銃撃シーンは、撮影などに迫力があって、惹きつけられました。本物の火も高く上がるそばで撮影に挑んだキャスト&スタッフには敬意を示します。 あと、1941年当時にドイツの占領下だったフランス軍が、ヒトラーの敬礼ポーズをする軍人たちに歓迎される演出などは不思議な感じがしました。(当時、日本もヒトラー敬礼のポーズをとっていましたね) 期待しすぎたのでしょうか。ウォルフガング・ペーターゼンの他の監督作品をまた観てみようと思います。 【ぶっちち】さん [DVD(字幕)] 5点(2015-11-29 13:09:44) |
《改行表示》111.高校生の時に見たからあまり深く理解できずに、面白くなかった。 もう一度見てみたいとは思う。 |
110.緊迫感、閉塞感、息苦しさ・・本物を感じました。 【cogito】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2014-08-02 00:48:46) |
109.潜水艦乗務を経験したければ是非この映画を。この圧迫感閉塞感息苦しさ絶望感、こんな目に合わされる映画はそう無いです。ソナー音のかん、かんという響き。敵艦の位置を感じる場面で極限状態に顔を引きつらせる乗組員、取材で同乗した記者の憔悴っぷり、諦念すら含んだ艦長の表情。自分もそこにいるかのような喉の渇き。ディーゼルエンジンが生き返った時は、ドイツ人の技術の高さに心から称賛を送りましたよ、ほんとに。非常な幕切れもあいまって、忘れがたい強烈な映画でありました。 【tottoko】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2013-04-25 00:47:04) |
108.終始地味で単調。しかし本当の戦争とはそういうものなのでしょう。 【akila】さん [DVD(字幕)] 5点(2011-02-28 02:59:22) |
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107.潜水艦ものにハズレは無いと言えるのも、この映画があるからこそ。狭い空間に閉じ込められている閉塞感・恐怖感が十分に伝わってくる。 【noji】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-03-22 12:13:26) |
《改行表示》106.名作とは聞いていたがやっと鑑賞の機会が出来た。(2007・5月鑑賞) 戦争映画の佳作。でも疲れる、重い作品。最後のシーンに尽きる。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2008-09-03 21:56:40) |
【Yoshi】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-03-25 23:19:51) |
104.拒否反応を示す方もきっと多いと思う。でも、一度は見て欲しいとも思う。自分たちのやっていることが正義と本気で思っているのがあの艦内で一人(たぶん)だったのが印象的でした。 【トビ&ダンナ】さん [DVD(字幕)] 9点(2008-01-23 01:05:05) |
【あるまーぬ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-07-24 20:59:52) |
102.潜水艦の映画は面白いものが多いね。この映画見てると絶対に潜水艦乗りにはなりたくないよ。 【doctor T】さん [DVD(字幕)] 10点(2006-12-26 21:10:06) |
101.なんか、最初から最後まで、ひたすら振動や浸水が繰り返されてみんなで大騒ぎしたり焦ったりしているだけにしか見えないのですが・・・。閉塞空間なのだから個々人の個性や描き分けが一層重要だと思うのだが、それも特段できてはいない。点数は、音響効果への執念と、精悍な面構えの役者を揃えてみせたこだわりに対して。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-07-04 22:18:21) |
100.大迫力の戦闘シーンはなくても“生き残る”という壮絶な戦いを鮮明に描いた作品だと思う。そしてそれは、何より迫力を持っているとも思う。 【デコバン】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-12-21 22:04:30) |
99.索敵と雷撃前に流れる音楽が大好きで、今でも時たまそのシーンを見ています。 【jm】さん [DVD(字幕)] 10点(2005-06-17 03:02:38) |
98.最後のオチ(←あえてそう呼びますが・・・)がなければスッゲー面白い作品になったと思うんですが、最後はなんか中途半端な反戦映画みたいになってしまいましたね・・・。まぁこの映画がドイツ人自身の手によって作られたせいかもしれませんが、もしもエンターテイメント重視の作品であったならば「浮上→進行」のシーンでスパッと終わらせていたと思うし、あるいは十二人やショーシャンクのように「スカッとさわやかなエンディング映画ベスト10(←今勝手に作った)」のなかでトップランクに名を連ねる傑作になることも出来たように思います。 【ぶらき】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-06-01 01:24:11) |