《改行表示》13.このシリーズは2度目だし、本当に面白いんだろうか?と半信半疑で画面に向かったが、 そんな思いをいい意味で裏切ってくれるようなものは、何もなかった。 基本的には舞台劇のような屋内構図が連なるなか、割合としては多くないながら、パチンコ店や長崎平戸など、45年くらい前の日本の風景がところどころに映り込んでいるのは確かだ。 【ao】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2022-02-26 22:26:27) |
12.中村雅俊がカッコいいです。俺たちの旅のカースケを彷彿させるキャラで、当時ドラマを観ていた私としては懐かしさを感じました。大竹しのぶも可愛らしくて良かったです。シリーズ20作目ともなると定番の展開を崩さずに、新しさも入れていく苦労を感じますが、本作も安定した面白さをキープしているのは凄いと思いました。 【ぽじっこ】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2021-01-21 06:31:13) |
《改行表示》11.「男はつらいよ」の脚本は京都の旅館の一室を二ヶ月間借りて缶詰状態で書き上げるというドキュメンタリー番組を見たことがある。 毎週放送されているこの映画を見て、その苦労がしみじみと伝わってくる。 今回もネタ作りに苦労したように感じられ、エピソードは前半、若者二人の恋愛と後半、寅さんの恋愛に別れているようだ。 昔は寅さんの年齢なんて考えたことなかったけど、さすがに自分が寅さんの年齢に近づいて来ると、50を迎えた中年が一目惚れで女性を好きになるというのは、正直感情移入しにくい。 寅さんの相手役になるヒロインも偽善的なクリスチャンを見せられたような気がした。 大竹しのぶは表情だけで演じることが出来る女優であることを、この年齢で証明している。 【クロエ】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2015-06-01 00:50:17) |
《改行表示》10.寅さん自身の恋愛よりも、若い二人の恋愛が中心になっていく初めての作品かもしれない。 寅さんの歳を考えれば自然ではある。そして、この若者に移っていくことでシリーズにさらに幅が広がる感じがする。 若き大竹しのぶはなかなか良かったと思う。中村雅俊はそのまま。 今回はかなり安心して観られる。 【simple】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2015-05-31 14:23:59) |
9.寅さんが現役を引退して恋愛のコーチへ、と思ったら思いがけないところにお姉さんがいてたちまち現役復帰。ところがこのお姉さん藤村志保、皆さんご指摘のように控えめというかやや影が薄い。もちろん藤村志保らしい雰囲気は良く出ているのだが・・・。中村雅俊と大竹しのぶの若いカップルが初々しく、見ていてこちらもポッと赤くなるほどだ。この二人だが、大竹しのぶは映画「青春の門」で高い評価を得ていたが、中村雅俊はその頃はテレビドラマで活躍中で「ふれあい」という歌がヒットしていた。 【ESPERANZA】さん [DVD(邦画)] 6点(2013-04-13 05:58:32) |
8.寅さんは特に中期以降の作品では数々の若いカップルの恋愛を成就をさせてきました。本作は寅さんが本格的に若い二人のコーチ役に回り若い二人の恋がメインになった、その第一弾となる作品ではないでしょうか。(第3作「フーテンの寅」や第10作「夢枕」でもその傾向はありましたが)その反面マドンナの存在感と寅さんの恋が最も印象に残らない作品の一つとなってしまいました。マドンナ役の藤村志保が演じた人物像、数少ない寅さんとのツーショットのシーンは悪くなかっただけに惜しい作品ではあります。寅さんとワット君、その隣のくわえ煙草の杉山とく子さんとのパチンコ屋のシーンや、ふるさと亭でワット君の恋を寅さんが察知したシーンなど寅さんの恋や、とらやでのシーン以外の所が妙に印象に残る作品でもありました。本作のタイトルは「寅次郎頑張れ!」ですが、平戸の神父さんも頑張れ! 【とらや】さん [ビデオ(邦画)] 6点(2010-03-09 20:20:51) |
|
7.現役引退という言葉が出てきてドキッとした以外は、普通の印象。そういえば、マドンナは今回も影が薄かった。 【mhiro】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2008-07-18 23:27:00) |
【にじばぶ】さん [ビデオ(邦画)] 6点(2007-10-04 23:18:25) |
《改行表示》5.マドンナに華も存在感もないなあ。完全に大竹しのぶに食われてる。「寅さんは心のキレイな人」ってアンタいい年して鈍感すぎるよ。 下宿人がいる時は寅さん寝泊りする部屋が変わるので、利用する階段を別にしているってのは細かい演出だね。 <追記>13年ぶりに再見。確かに寅さんは心のキレイな人かもしれないが、聖人じゃないんだから下心はあるわけで。この辺はそれに気がつかない鈍感なキリスト者を揶揄しているようにも思えるが、信仰の有無に関係なくその気もないのにズルズルと関係を続ける人間一般に対しての批判なのかもしれない。そう考えれば、ラストの中村雅敏の痛烈な一言はメッセージ性が高いとも言えなくもない。 尚、本作から恋愛コーチ寅さんの役割が追加される一方、寅さん本人の恋愛要素や出番そのものが減るという転換点になった作品であるとも言える。 |
4.寅さん現役引退か。と思いきや見事に復帰。それにしてもガス爆発とは思い切ったものだ。しかし、あの場面でタバコ吸うか?というか、その前に、死に場所くらい考えろよ青年。こじんまりしているが、なかなかまとまっている印象です。階段を下りていく寅さんの後姿がたまらない。さくらはどんな気持ちで見てたのだろう。 【パセリセージ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-12-04 14:50:40) |
《改行表示》3.これまでの夢のなかで、今回の”みんながお金持ちになっている”夢が一番怖かった。 大竹しのぶがかわいい。 |
2.寅さんが自分よか若い世代に恋愛指南するってパターンのハシリ。後のものになるほど、このパターンは食傷気味でつまらなくなる一方だったが、これは面白い。とらやの二階が、まさかガス爆発するなんて思ってもみなかったなあ。 【放浪紳士チャーリー】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-08-14 13:53:14) |
【あろえりーな】さん 5点(2002-08-02 01:02:14) |