36.終わってみれば2時間ドラマで十分。「社会派」を気取ってはいるものの、永瀬の定まらないキャラと、酒井の妙な関西弁と、”感動のオチ”はいかにも「ザ・フィクション」という感じ。安っぽいね。 【眉山】さん [インターネット(字幕)] 4点(2014-03-01 23:31:57) |
《改行表示》35.東京のど真ん中で大ロケーションを敢行した作品だと、 公開当時は、大作と銘打った宣伝を随分と目にした。 事件の流れそのものは決して悪くないし、推理物としては一応ヒネリもオチもある。 環境問題へのメッセージ性も織り込まれているのだが、なぜだか面白くない。 映像があまり良くないということもあるのだが、一番の原因はあまりにもダサイ演出。 特に終盤からラストにかけてのシーンなんて、まるでテレビのサスペンス劇場並である。 いったい、いつまでこのシーンを見せ続けられるんだ?と、かなり困惑した覚えが。 ここまでくどいと、お話の流れは完璧に止まってしまう。 結果、娯楽大作とは成り切れず、センスの悪さだけが目立った作品になってしまった。 ひと言で言えば、推理物の2時間ドラマに毛の生えたような映画。 【MAHITO】さん [地上波(邦画)] 2点(2011-08-10 04:18:02) |
34.まったく何も印象に残っていません。ただ面白くなかったという事しか思い出せない。そしてもう一度見返そうという気や関心すら微塵も起きないそんな映画です。 【アフロ】さん [ビデオ(邦画)] 2点(2009-08-31 04:32:49) |
33.犯人が分かった時びっくりしたのを覚えています 【N.Y.L.L】さん [ビデオ(邦画)] 5点(2008-08-30 18:16:20) |
32.サスペンスとしては十分合格点にあると思います。地味な作品だけど。 【腸炎】さん 7点(2004-06-16 12:49:07) |
《改行表示》31.撮影は、日本映画界きっての名前が「冠」にできる数少ないカメラマンの一人、 木村大作。 彼は、黒澤明監督作品を始め、極寒の中での過酷な撮影で知られる『八甲田山』や 『南極物語』、オリビア・ハッセーやチャック・ノリスと言った当時のハリウッド大 スターと対等に渡りあって撮影を慣行した『復活の日』などのカメラマンで知られている。 近年の作品では、高倉健に指名を受け撮影を担当した「鉄道員(ぽっぽや)」があるが、彼の現場での影響力は監督をも上回り、撮影指導や演技指導を自らこなしたり、特異な撮影秘話が豊富なことで有名であるが、本作品では、白昼の銀座でのロケーション撮影を無許可で強行しているという裏話がある。 この作品で圧巻なのは、やはりこの銀座でのロケ。 テレビ中継され、大勢の報道陣や警察関係者に囲まれながら、犯人に指名された 人物が3億円の身代金を背負って、銀座の繁華街を犯人の指示通りに移動して行くと いうシーン。 撮影によって銀座がパニックになるであろうことから、申請しても撮影許可がおりないと睨んだ木村氏は、こっそり無許可で撮影を敢行する。 その上空にテレビ局や報道のヘリという設定で、たくさんのヘリを飛び交わせ、上空からの撮影を行うと共に、報道陣に扮した何十人ものカメラマンが、何十台ものムービー カメラを抱えてリハーサルなしの一発本番撮影を行っているのだ。 ストーリーも非常に良くできており、一大エンターテイメントに仕上がっている。 【あむ】さん 7点(2004-06-11 19:58:22) |
30.天晴れ日本映画!素直にそう思えた映画。骨太で切ないね・・・。 【ひろみつ】さん 9点(2004-06-02 23:06:19) |
29.サスペンスでは、良い方では、洋画ではもっとしょぼい作品あるからね。 【ボバン】さん 6点(2004-04-14 23:55:22) |
28.前半と後半のテンションの違いをどう取るかで、評価が分かれるんじゃないかと思います。個人的には成功の部類ではないかと。前半あれだけグイグイ引っ張られれば、後半は多少地味になっても、惰性で最後まで一気に見られますから。実際、役者陣は頑張っているし、よくできたストーリーだとも思うけれど(ありきたりかどうかは別として)、なぜか世間の印象が薄い。なぜだろう。後半、真犯人が分かっていく時、心の中で「やだやだやだ!その人が犯人じゃやだ!」とまるでだだっ子のように繰り返していましたが、やっぱり犯人でしたね。なんて切ない…。あと、個人的に酒井美紀は好きなんですが、この作品ではなんか浮いてた。それにしても、本作の冒頭を見ると「なんだ、日本も頑張ればできるじゃん!」と思ってしまいますね。東京の街を、ダイハード3のように縦横無尽に走り回るアクション映画、いつか出来ないでしょうかね。 【カシス】さん 7点(2004-03-30 15:57:14) |
27.渡哲也一人脚光を浴びている感もあったけれど、推理映画としてなかなか力を持っていて楽しめた。現金抱えて街中を奔走する例のシーンは、迫力あったけれど、あんなに派手にやらなくっても・・・。でもおかげで後半の静かな捜査シーンが引き立っていた。 【のはら】さん 7点(2004-02-08 09:22:36) |
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26.あまり印象に残る映画じゃないですが、邦画としてはとても良いとおもいます。犯人には仰天しました。 |
25.基本的にサスペンス映画の犯人がわかったためしがない。だからいつもすごい驚く。この映画もビックリ。でも『おれは知ってたよ。』ってな顔で腕組んで座ってる。そんな自分が好きで好きでたまらない。『ハハッ!また騙されちった。』って内心で思いつつ、『こんなのTVで十分だ。』ってな顔してる。アカデミー賞もんの演技。いやあ、でもこの映画は面白かった。よく街中で撮影ができたなってな驚きもあったし、ストーリー的にも良くできてる。演技は文句なし。ただちょっと地味な役者が揃ってたかな。あんま客呼べるようなキャスティングではないかもね。 【ブン】さん 7点(2003-11-27 19:31:18) (笑:1票) |
24.前半より後半の方が好きだな。オチも逆に新鮮だった。 |
23.これがTVの2時間ドラマだったらホントに面白いと思えるがお金を払って見に行く映画としたらやっぱりもう少しがんばってほしい。いや、確かにヘリをばんばん飛ばし、100台ものカメラによる身代金受け渡しシーンは間違いなくTVでは味わえない迫力を出しているんですが。後半は社会派色を打ち出してはいるもののありきたりで中途半端で映画的重厚感に欠ける。だいたい全部セリフで言っちゃってるし。そう考えると、同じ誘拐モノである、かの「天国と地獄」は長屋から見上げる豪邸のワンシーンだけでも社会派色を色濃く出しているわけで、改めて感心せずにはいられない。 【R&A】さん [映画館(字幕)] 5点(2003-10-27 16:08:26) |
22.町中であれだけのシーンをロケで撮ったのは大変なことだったと思うし、身代金を持って走り回らせるシーンに緊迫感もあった。後半のオチも意外だった。なかなかがんばった作品だったと思うが、なぜか時間が経つにつれ記憶から薄れるのも早かった。 【キリコ】さん 6点(2003-10-23 17:55:19) |
21.全体的にテレビ的な映像はマイナス点であるが、ストーリーは実に秀逸なサスペンスであった。渡哲也の大げさなくらい男臭い演技はキャラクターにマッチしていて良い。衝撃的かつ感動的なラストのくだりは、思わず涙が溢れた。芸術性には乏しいが、エンターテイメント性には優れた映画に仕上がっている。 【鉄腕麗人】さん [映画館(邦画)] 8点(2003-10-22 15:51:08) |
20.後半のトーンダウンは許せる。こういうオチは、アガサ・クリスティみたいで好き。 |
19.最後に人気の無い所で、追う者と犯人が(涙しながら)回想映像を交えて犯行のタネ明かしをするのは、TVの2時間ドラマだけで結構です。これはもはや、サスペンスの様式美なのか? 【たまねぎ君】さん 3点(2003-09-04 08:40:21) |
18.高倉健演じる津波浩が、前半に現金の運び役として街を縦横するシーンは面白かった。周りの報道陣は、各ワイドショーやニュースの本物の報道陣が実際に撮影にあたり、のちに芸能ニュースで撮影時に回していたVTRを放送していた。エキストラ無料+宣伝費を抑えた所は…なるほどね。邦画では珍しい演出に、ドキドキハラハラした前半に比べて、その後のストーリーの衰えには観る気も失せる程。中盤からバレバレのあのラストもなんだか納得行かず…(苦)。 【_】さん 3点(2003-08-31 01:41:13) |
17.タイトルも出演者も地味だけど本当におもしろかった。日本映画もやれば出来るということを世に知らしめた1本であろう。金も地位もある人間が悪事を働いても、それを認めず謝罪しないとしたらどうすればよいのか。法というものは平等なのだろうか。そんなことばかり考えるようになった。 【境界線】さん 8点(2003-08-12 22:54:23) |