20.神についての映画は日本人と相性が悪い。期待したほどではなかったけど、悪くはないです。 【カニばさみ】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-08-01 23:02:18) |
19.二つの話が交差するまで絶妙なバランスだったと思います。神は常に「見ておられる」のですが、そこで神職者が失明するのもウディ・アレンならではの設定ですかね。 【HRM36】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-01-01 01:02:43) |
18.この時代のウディ・アレンの軽薄さ、ごう慢さ、ひとりよがりを端的にあらわした映画。マーティン・ランドーのストーリーはともかくとして、自分が演じる「良心的であるがゆえに売れない映画監督」と、「軽薄でごう慢なTVディレクター」のストーリーで、いったいなにゆえに映画監督側を「可」と判断し、TVディレクターを「不可」と判断するのか。陰でコソコソとディレクターの悪口ばかりを云い、そのディレクターの映像にムッソリーニの映像を重ねるという悪趣味をしでかしている(この演出は、ムッソリーニはファシストで歴史上の「悪」であるという定説にしたがっているだけで、映画的に何らすぐれた演出などではない)のは誰か。「愛」がどうのこうのと説く教授(この教授の説がまたくだらない)を取材さえしていれば「良心的」と言えるのならば驚きだ。ミア・ファローの選択はおそらく正しい。この映画こそが「軽薄」そのものの例証。パーティーが大好きな人間など、こんなものだろう。スヴェン・ニクヴィストの美しい撮影が空しい。 【keiji】さん [ビデオ(字幕)] 2点(2010-03-09 18:03:26) |
《改行表示》17.アレンの感覚は私にはピッタリこない。でもこの作品は好きなほうだ。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-03-06 22:21:15) |
16.深いとか浅いとか言う以前の問題として、普通につまらなくてありきたりな内容の話でした。 【K】さん [DVD(字幕)] 4点(2006-04-25 22:38:05) |
15.神の法と人の法、人の法では罪に軽重があるが全てを見通す神の前では、罪は信仰の有無や信仰の軽重でもなく、罪はただ罪として人の心に宿るものでしかない。愛は人を救いもするが、深く強い愛が人によっては重く、人によっては疎ましく、愛の深さこそが人に罪を犯させるとするならば、愛こそが重罪なんだろうか。 【亜流派 十五郎】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2006-02-10 22:50:38) |
14.宗教的な思想は実感がないけれど、こういう大真面目なテーマを持った話は好きです。人生はささいな選択の繰り返し、人生は不公平で、どうにもならないものはどうにもならない。この重い作品を比較的軽い雰囲気で見せられるのはウディ・アレンならではなのかなぁと思いました。でもちょっと重くて怖いのでもう一度見たくはないです。この人のほかの作品は見てみようという気になりました。 【るいるい】さん 7点(2005-01-08 21:54:22) |
13.深いね~~ウディアレンらしいといえばそうなんだけど…コミカルさが欲しかったかな~~でも、彼の哲学というか世界が良く見えるし、天才ココにアリって感じの作品です。サラッと見る映画でもないね~ |
12.なぜだか分からないけど後味悪くない。でも一度見ればいいや。 【仮面の男】さん 6点(2004-02-28 15:42:48) |
11.「人生は選択の繰り返し、その選択こそがその人物の総決算。」意図するところはわかるのですが、ストーリーが陳腐でありきたりすぎ。ウディ・アレンとは相性が悪いのかな。 |
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10.報われない努力と失望、後悔、罪悪感等、マイナスな、でも現実的な感情が溢れ出てくる。それでも後味の悪さはあまり無かった。それがなぜかは分からないけど。 【ラーション】さん 8点(2004-02-15 00:53:46) |
《改行表示》9.ウディ・アレン作品って人間の本質に根ざしたテーマを描きながらも軽妙で洒落っけがあるところが好きなんだけど、残念ながら本作ではニヤッとするような箇所はほとんど無い。しかし、普通の人が普通に生きていて起こりうるいろんな<罪>を真正面から取り上げている点なんかは期待通りだった。 男と女の間で様々な罪(軽いMisdemeanorから重いCrimeまで)が展開するのだけど、根っからの悪人なんて実は一人もいなくて、それらの罪はあくまでもそれぞれがその時その瞬間を一生懸命に生きた結果なのである。 本作で語られる<罪>はあくまでも欧米のそれであって、無宗教な日本人代表のような私には実は本質を理解できてないのかもしれない。だけど、劇中で語られる”誰の心にもモラルの光はある”と言う言葉は心に響く。(日本の現実として、「法に触れなければ、バレなければ何をしてもいい」という考え方が以前より増えてないことを祈るばかり・・・) 監督・脚本家としてのアレンのすべての人に対する暖かいまなざしと、アレン演じる偏屈で冴えないポーカーフェイス男の視点との間に生じるギャップはいつもながら心地よい。 【じゃん++】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2003-12-01 02:29:28) (良:1票) |
《改行表示》8. 2つのストーリーの対比がミソである話なのに、対比されるような脚本になってなくて、淡々と双方が進んでいくだけなので、設定の意味がありません。 【Olias】さん 2点(2003-11-22 13:04:16) |
7.はっとさせられる映画でした。この映画を見てウッディアレンが大いに気になりだし、映画に対する考え方が変わりました。 【コーラL】さん 10点(2003-11-08 13:32:11) (良:1票) |
6.モザイク画のように、あらゆるエピソードから主題をくっきりと浮き上がらせるウディ・アレンの手法は驚異。盲目の人物は無限の視界を持っているが、眼科医の主人公は内面的には盲目である。彼の罪深く絶望的、かつ完璧な人生の物悲しさを、ちりばめられたユーモアが際立たせている。他の人物たちの滑稽な日常、失敗的人生が、逆に純粋でひたむきな人間性の尊さを描いており、真の幸福とは決して運命の巧みな操作のことではなく、全ては(もちろん、罪の重さも)心の内側にあるということなのだ。 【あっしゅ】さん 10点(2003-11-03 14:26:32) |
5.宗教的とも哲学的ともいえるものがテーマだった。難しい主題のせいか、ストーリーも重苦しく、堅苦しく感じた。ユダヤ教にもなじみが無いので自分にはいま一つピンとこなかった。 【プミポン】さん 2点(2003-03-02 08:32:54) |
4.『努力する者は報われる』の反意、『努力しても無理なものは無理』的な映画。考え方の問題だが、賛否両論あるんじゃないかな。私はこの考えには『賛成』です。 【いかりや800】さん 7点(2003-02-16 13:59:07) |
3.小さな罪=浮気が大きな罪=殺人へと発展していく話。殺人を指示した眼科医は何のさばきもうけないし、ウディアレンが思いをよせる知的な女性は軽薄なアホプロデューサーと結ばれる。まったく神も仏もありやしないよ、という展開。淡々としているけれど実に深い話なので、何回か見るとまた違った感想をもつであろう。 【ちずぺ】さん 8点(2001-09-08 22:16:47) |
2.コメディ色は抑え目。見やすいけれどテーマは難しい。それでも最期の目が見えなくなった牧師が娘と踊るラストシーンにはなんだか感動させられた。 【くろさわ】さん 9点(2001-09-07 02:52:20) |
1.アレン主演作としては、意外とシリアスな命題を含んだ問題(?)作。基本軸はコミカルなのだけれども、あの結末にはやはりどこかウディ・アレンのペシミスト的な人生観が伺える。 【モーリス】さん 9点(2001-05-25 03:28:16) |