12.91年製作の作品だけど、物語の舞台はほぼ1982年。
お話の内容はいわゆる恋の鞘当て。昔のトレンディードラマを観ているようで、
これはやはりテレビ向きのストーリー。80年代前半というと、男も女もみな同じ髪型、
同じ格好をしてクラゲのようにフワフワしてたっけ。軽かったなぁ。
そういった意味では、懐かしいというよりは観てて恥ずかしかった。
終盤の織田君の見せ所も、あまりにもクサくてクサくて、こりゃダメだわ。
小道具代わりのミニFM局も、スキーほどにはドラマチックな展開を作れず、消化不良ぎみ。
劇中にかかる音楽だけは良かったけど、テーマ曲はユーミンではなく、やはり達郎でしょう。