《改行表示》23.早々たるメンバーが集まった映画。 期待しないわけにはいかなかっただけに、落胆も大きい。 |
22.ヴェンダース目当てで観ました、ヴェンダースといえばの砂漠と音楽、期待を裏切りません。他にもたくさん観られて大もうけという感想です。でも評価は難しいですよね~。どの作品もそれぞれ印象は残りましたが、鑑賞した環境や心理でみなさんいろいろな風に捉えていらっしゃるようで、それがわかったのもうれしくなりました。私は本当にどれも捨て難いですが中でも「ライフライン」の静けさとリズムと緊張感は秀逸ですね。10分って本当に貴重なんですね。蛇足ですが、北京五輪で派手な演出をした張芸謀にライバル心を表しているのでしょうかね、取り壊しになった北京のど真ん中跡地でこの短編撮るとは、陳さんよ、あなた策士じゃろか~、と思ったのは私だけかしらん。(笑) 【HRM36】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-08-19 11:59:26) |
21.う~ん。好きな作品と好きじゃない作品の差が激しい。 【マリモ125cc】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-01-24 17:13:02) (良:1票) |
《改行表示》20.ジム・ジャームッシュの「女優のブレイクタイム」がベスト。 これでジャームッシュのファンになりました! 【にじばぶ】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-09-21 08:15:32) |
19.カウリスマキとジャームッシュ、スパイク・リーに画的にヴェンダース、役者が中国人だからチェン・カイコー、あとは観ただけでは判断できず…。まだまだ修行が足りませぬ;。個人的に言えば、好きなのは相も変わらず無口なカウリスマキ作品。中でも出来が良いと思うのは、素人でも無駄なしと思えるほど濃密で完璧に10分間を使ったエリセ作品。中では不出来と思うのはやや反則技のように10分間を使ったヘルツォーク作品。でも一番気になったのはそのヘルツォーク作品。フィクションかノンフィクションか分らぬが浦島太郎のごとく僅かな時間で何千年もの進歩を余儀なくされた一民族の、時間に置き去りを食った姿はあまりに哀しい。人間の有るべき姿を問われたようで哲学的な気分にさせられます。 【ミスター・グレイ】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-02-14 18:35:18) |
【あしたかこ】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-08-02 06:48:12) |
《改行表示》17.さてコッチの方は… 「結婚は10分で決める」5点:今回はコレを基準作にしました。 「ライフライン」10点:まさか10分の映画でボロ泣きするハメになるとは~! いつも通りの作風ですが、100分相当の作品として通用します(でも「あと10年は撮らないよ」なんて言わないで下さいね)。 「失われた一万年」4点:あいも変わらず密林ですか…しかも、まんまドキュメンタリーだから、彼独特の狂える迫力が出てない。10分で自分の世界を表現できないからって、投げちゃいけやせんぜ監督。 「女優のブレイクタイム」4点:ジャームッシュに浸るような心の余裕は、オイラにはない。 「トローナからの12マイル」8点:うぉー濃密~。これも、一作分の長編映画に展開できる作品ですなぁ。 「ゴアVSブッシュ」3点:この映画で初めて知りましたが、ゴア君はブッシュたんに向かって一度は敗北宣言したんじゃん。まあアメリカン人でないからどーでもいいですが…。 「夢幻百花」9点:イッセー尾形さん家の引越し(笑)。コレがラストを締めるとは意外でした(ヴェンダース作品の方がよかないか?)が、見応えありました。 そして結果はこのように…。 【エスねこ】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-06-03 22:00:51) (良:2票) |
《改行表示》16.あれも観たいこれも観たいと言う私にはピッタリの作品。 巨匠の短編が綺麗に並べられているのですから。 疲れて集中力出ない時に観たのでとても良かった。 こういう映画作りも観客としては歓迎します。 【たんぽぽ】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2006-05-21 20:43:05) |
15.アキ・カウリスマキ作品はいつもこの人達が主演なのかと疑問を持ち、ヴィクトル・エリセの余りのさりげなさにテーマを見失いつつ、ヴェルナー・ヘルツォーク作品がリアルかフェイクか凄く気になり、ジム・ジャームッシュとクロエ・セヴィニーが同じ倦怠感を共有してることを発見し、ヴィム・ヴェンダースの真っ当な短編作品に好感を受けつつ、スパイク・リーがこれをここで発表する意図を量りかねる。そして、変容する北京へと誘う陳凱歌のファンタジーに夢を見て終わる。頭でっかちの「イデアの森」とは対照的に、こちらは物語を伝える見事なアンサンブルになってます、6点献上。 【sayzin】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-11-15 00:09:33) (良:2票) |
14.小説にも「珠玉の短編集」というのがある位だから、確かに映画にこういうのがあってもイイかも。エリセ監督の映像がこんなに美しいものだったとは。「ミツバチ」もう一回見てみようかなという気になりました。ヘルツォーク監督は「プログレと言って当たらずとも遠からず」って相変わらずの感じ、3つ目にこの絵があるのは大変イイです。ノリがよくお話として綺麗に纏まっているヴェンダース監督のが一番好きです。 【番茶】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-08-28 22:04:55) |
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13.ラーメン博物館という所がある。そこには人気のラーメン屋がずらり並んでいるらしいのだが、それにもかかわらず行列には差ができるらしい。うまいものでも優劣を付けたくなるのが人間、同じようにこのオムニバス形式の映画も差ができるだろう。どの「ラーメン」が「並ぶ」か。イデアの森の方も参加させてみた。一番待ち時間が長そうなのはジャームッシュとベルトルッチだろう。さっぱりしてるのにダシの効いた親しみやすい味わい。カウリスマキ、ヴェンダースは一品勝負。この店にこの味あり、といったところ。常連客多し。変り種ならシュレンドルフとチェン・カイコー、マイク・フィギス。客層に色が出そうだ。クレームもよく出るだろう。正統派なラドフォード、サボー。冒険するのが面倒なら打率の高いものを、って人に。スパイスの効いたスパイク・リーとクレール・ドゥニ、スパイスの効いたラーメンて何だよ。イジー・メンツェルは深い味わい。まあ濃い味ってこと。ゴダールはそれらを全部つぶして新しい味を作り出そうとしている。その意気買って並ぶもよし。ただハマったら抜け出せなくなるので注意。そしてエリセは、別格。俺がここの博物館のオーナーだったら誰にも食わせない。でもそんなことをしてるから彼は新しいラーメンをなかなか作ってくれないのだ。やべっ、ヘルツォーク入れ忘れた。彼のラーメンは、茹でない。ベビースターラーメンみたいな感じ。 【Qfwfq】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-05-21 02:14:07) (良:2票)(笑:4票) |
12.こうゆうのいいですねえ。短編ですので疲れている時なんかに観るのはもってこいです。ライフラインとブレイクタイムがお気に入りです。 |
11.ひねくれ者の私は誰が作ったかを見ないで鑑賞したが、やっぱ分かるもんね。たった10分に込めた様々な監督のそれぞれの想い、短いながらもカラーがしっかり出ているのは流石。「結婚は10分で決める」10秒で誰だかわかる、というか味で過ぎ。「ライフライン」赤ちゃんの鳴き声、人々の笑顔、母の子守唄、いいね。「失われた一万年」野蛮とは現代人であり、幸せな生活とは何だろう。「女優のブレイクタイム」満たされない女優のアイロニー。「トローナからの12マイル」オチは意外なちょっとイイ話。「ゴアVSブッシュ」黒人的にも納得いかないんでしょうがマイケルムーアに任せたら?「夢幻百花」中国の昔話でも見ているようでファンタジックで一番好き。 【亜流派 十五郎】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-03-29 23:53:28) (良:1票) |
《改行表示》10.短編って若手の監督がするものというイメージがあるので、巨匠と呼ばれる監督達が一同に集まったということだけで嬉しくなっちゃう作品です。“時間”に関するエピソード7作品。 ■「結婚は10分で決める」カウリスマキ節炸裂。彼の10分はゆったりと流れる。 ■「ライフライン」皆同じ世界に生きながら別々の生活リズムの中で生きる人たちが、あることをきっかけに同じ時を共有する様を豊かな感性で描く。同じ時を共有することの喜びに溢れた秀作。 ■「失われた一万年」非常に興味深いドキュメンタリー。人間が結果的に時間を壊してしまう。なんともやるせない生(ナマ)の悲しみ。 ■「女優のブレイクタイム」癒されるはずのない女優の10分間の休憩をうまくまとめた作品。まとまり過ぎの感も・・ ■「トローナからの12マイル」ヴェンダースらしからぬ意表を突いた新感覚ドラッグムービー。音楽がいい。 ■「ゴアVSブッシュ」時間が勝負の分かれ目となる大統領選挙の様子に黒人差別の問題をとり入れた社会派ドキュメント。10分でまとめあげたのは感心するがまとめただけで終わってしまっているような・・ ■「夢幻百花」もっと悲しさ溢れるもののはず。強引に終わらせずに余韻を残してほしい。ちょっと残念。 総評、チェン・カイコ-の作品はラストに持ってくるのに一番適したファンタジーであるのは解かる。だからこそ他の作品以上に濃密な10分を見せて欲しかった。とは言っても、それぞれの監督の個性が見てとれてよかったです。こういう企画もの、また作って欲しいです。 【R&A】さん 6点(2005-03-08 14:26:23) (良:2票) |
9.ゴアVSブッシュは、わざわざ短編映画にする必要はない。勝手にTVで流せばいい。 |
8.すみません、どこがおもしろいのか、私にはさっぱりわかりませんでした。修行の足りない者には見る資格がない高尚な作品なのかもしれません。短編の連続なので、「次はひょっとしたらおもしろいのかも」と願って最後まで見ましたが、がっかりでした。皆さんの評価が高いので、1点をつけるには勇気が要りましたが、こういう感じ方をする者もいることを、この映画をこれから見ようとする人に知ってほしくて、あえて1点を付けました。 【チョコレクター】さん 1点(2005-01-24 17:07:00) (良:2票) |
7.人生とか10分とかいうテーマはさほど関係なく、10分という制限で監督たちが好きな映画を撮ったという感じの短編集。ビクトル・エリスの肩スカシのテクニックやチェン・カイコーの素朴かつ幻想的な映像にうならされた。一つ気になったのはヴィム・ヴェンダース監督の作品。主人公に独り言で事情を説明させるという荒業はちょっと卑怯じゃないかと。話そのものは良いだけに異常に気になった。見方としては、全話通じて何かを読み取るというよりは、一話一話を楽しんで見ることをおすすめします。 【ラーション】さん 9点(2005-01-22 17:11:13) |
6.難解ぶりはどっこいですが、飛び抜けて退屈な作品が無かった分、「イデア」よりは楽しめました。エリセ、ヘルツォーク、ヴェンダースは、よく識らない監督だったのですが、この作品をきっかけに、長編を見たくなりました。それに比べてジム・ジャームッシュ、スパイク・リーは、好きな監督なので過度の期待があったことは否めませんが、拍子抜け。はっきり言って面白くありませんでした。とくにジャームッシュ作品は、クロエという有名女優を使っている所に「狡さ」を感じてしまいました。カウリスマキ作品は手堅かったです。まさに彼のテイスト。そして大した意味が無い。「さすが!」と唸らされたのはチェン・カイコー作品でした。やたら小難かしくなく、ファンタジックで笑えてほろりとする、学生が映画研究会で作りそうなこぢんまりぶりに、何だか安心してしまいました。興行収入的にどうだったのか知りませんが、やっぱり映画は長編が好きです。ハイ。 【ともとも】さん 7点(2004-09-24 16:36:34) |
5.まるで世界の一流シェフの料理を一口ずつしか食べさせてくれない、みたいな「もっと、腹一杯食わせろー!」と言いたくなる感じはあるけど、その分よ~く噛んで味わえば良いわけで(というか、最近は映画でも食べ物でも、「噛まないでも食べられる」ものが多すぎるのだ)、後からじわじわ余韻が来る感じかな。人によってどの作品が良かったかは違うと思うし、またそれを話し合ったりするのも楽しいと思う。僕としてはジム・ジャームッシュ、スパイク・リー、チェン・カイコーの作品が割と好き。でもやっぱ凄い!と思ったのはヴィクトル・エリセのかな。音と映像のリズムがまるで韻律を持った詩の様で、まさにめくるめく映像体験。ちなみにエリセというと10年に一度のペースでしか作品を発表しない作家、というイメージがあるけれど、これは意図的なものでないらしい。実際、前作「マルメロの陽光」以降にもいくつか企画があったらしいのだけれど(恐らくは予算の都合などで)、ポシャってしまったらしい。うむむ、もしどっかの企業がエリセの新作をバックアップしたら、絶対世界中の映画ファンに感謝されると思うけど・・・ライブドアの社長さん、どうかなあ?スペインの物価は分からんけど、きっと10億円くらいあれば充分だと思うし、同い年のよしみでお願いしますよお。 【ぐるぐる】さん 7点(2004-07-31 15:56:13) (良:1票)(笑:1票) |
4.イデアの森と比べると全体に粒が揃ってる感じ。その中でもヘルツォークの作品がよかった。いや良い悪いというより凄かった。ある意味反則かなとも思うけど。 【馬飼庄蔵】さん 8点(2004-05-03 18:13:12) (良:1票) |