《改行表示》17.設定はいいと思うし、主演のダイアン・キートンは相変わらず知的かつ魅力的な女性で、 一見堅真面目そうな教師役はハマっているのだが、ストーリーのほうは頂けない。 ヒロインがなぜそのような行動を取るのか? 一応理由づけはいくつか用意されているが、 今ひとつ弱いというか、ピンとこないし、ラストシーンに至っては首を捻るばかり。 "どんな状況下でも自分を大切に"とでも伝えたかったのだろうか? それぐらいしか考えられないが、鑑賞後の後味が非常に悪く、 2時間半近くの長丁場作品としてはあまりにも物足りなかった。 【MAHITO】さん [ビデオ(字幕)] 3点(2011-07-30 02:55:34) |
16.飲むのが好きなので、タイトルに bar が入っている作品を、という軽いノリで、出ている役者の名前だけ確かめて借りてしまったのが運の尽き。日本のようにラブホテルという便利なインフラが整っていない国では、ゆきずりの関係でも、家にあげないといけないというのが決定的に不便だな、そうするといきなり自宅を知られてしまって、一晩かぎりと思っても、ストーカーされやすくもなるだろうな、など、どうでもいい感想しか持てず、本当は、もっと別のところを観ないといけないとは思いつつ、流し台で油虫がわくまでほったらかしにされていた皿につい目がいってしまい、あれをそのままにして男を家にあげてしまう神経ってどうなんだろうという方向にしか思考回路がまわらない。ま、そこまですさんでいるというところを描きたいというのはわかるのだが、どうにも相性があわない作品だ。 |
15.如何にも70年代の映画だなぁと思うが、大ベテラン、リチャード・ブルックスの当時65歳とは思えない演出に少し驚いた。だいたいこのテーマをこんなベテランに撮らせようなんて思った人がすごいよね。地味な題材なのに、結構当時としては斬新なテクニックで飽きさせないのだから。 【nizam】さん 7点(2004-05-08 13:00:14) |
14.ダイアン・キートンはやっぱりウディ・アレン映画のほうが魅力的だなあ。汚れのダイアンは見たくなかった。 【如月CUBE】さん 4点(2003-09-23 01:10:43) |
13.ダイアン・キートンが汚れ役を演じているのに驚きました。丸の内OL殺人事件のアメリカ版のような映画。都会に住む人は男も女も皆、孤独なんだなと感じた。 【くるみぱぱ】さん 5点(2003-08-14 05:30:38) |
12.トム・ベレンジャー&リチャード・ギアの若い頃が見られます。確か二人は同年代だと思いますが、出世しましたねどちらも。 |
11.ボズ・スキャッグスの「ロウダウン」が実にうまく流れていてイイ感じでした。 【KINKIN】さん 7点(2003-06-22 15:33:56) |
10.この映画と「さよならミスワイコフ」を同時期に見ました。両方とも違うようで似ています。ある程度の年齢をいった人間にはやるせない、けれど刹那の匂いも甘い、複雑さがにじんでます。 【omut】さん 5点(2003-06-17 03:51:56) |
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《改行表示》9.ゼッタイに声優じゃない、誰?? TV放映、主役アテレコが気になって気になって、、せっかくの傑作が! で、半分以上過ぎてから気付いた「ひょっとして歌手としてファンだったル○子さん?」きっとそう。自分に米語を聞き取れる頭がほしい。//自分が年とって観るにつけ、なぜかこの若い女性の気持ちに共感度が高まるのが不思議である。 【かーすけ】さん 9点(2003-05-24 21:45:40) |
8.本当にラストはショックでした。彼女は、自分の死期がいつやって来るかと言う恐怖と戦いながら生きているから、今だけ楽しくやりたい、後に残るものを残したくないのでしょうね。そして、本当にそのまま死期を迎えてしまった、予想していたのとは違う形で。主人公の二重生活に、先ごろ起きた東電ОL事件を思い出すような。かなり考えさせられました。若きダイアン・キートンが美しく、素晴らしかったと思います。 【にっきー】さん 8点(2002-02-24 14:03:04) |
7.私にとってこの作品はかなりショッキングな内容でした。ダイアン・キートンも完全に汚れ役に徹していて、たいへん意外な一面が見れます。物語の語り口もたいへんドライで、脚本が巧いのか興味深い手法が次々ととられます。麻薬汚染までされてしまう主人公の二重生活が終盤、いったん減速するかのように見えるがこの映画は最後までしつこかった。唐突に登場してくる男と関係を持ってからアッという間に話しが終わってしまい、後味の悪さを感じずにはいられませんでした。とらえ方は間違っているのかもしれないけど、これほど思いやりのない映画を観たことがない。 【チャーリー】さん 9点(2001-08-26 21:31:40) |
6.「結婚しない女」と同じくらいのメッセージ性を持ったフェミニズム映画 【熊五郎】さん 8点(2001-08-15 00:04:05) |
5.過去の傷が癒えないまま次第に堕落していく主人公。目いっぱい生きていることを実感しながらも満たされない悲しさが伝わりました。彼女自身は堕落していくことに決して苦痛を感じてはおらず、むしろ楽しんでいるかのよう。自堕落な姉をかばいながらも心のどこかで軽蔑していたり、両親が自分を見てくれないがために優等生の仮面をかぶる。ラストの無表情の死に顔が彼女の本当の顔なのかもしれませんね。後味は悪いですが、いろいろと考えさせてくれる作品です。お見事! 【さかQ】さん 7点(2001-08-06 02:57:37) |
4.この映画を見て本当にビックリしました。こんな生き方しか出来ない女の姿に震えました。ラストは胸をえぐられるような衝撃をうけました。それにしてもダイアン・キートンっていい女優さんですね。 【フレディ】さん 9点(2001-06-10 23:11:29) |
3.グッドバーとは、「行きずりの酒場」という意味を持っているらしい。アカデミー賞を前年獲得したダイアン・キートンが、普通の女性からとことん落ちていく姿を演じ切った演技には、10年以上経った今見ても新鮮さを感じる。自ら神に背き、身を滅ぼす女に最後待っているのは、無残な悲劇だけと言うことであろうか?ラストシーンの惨たらしさは、前半の戸惑いながらも男を求める姿とのギャップを感じさせられた。 【イマジン】さん 8点(2001-01-27 00:27:16) |
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1.「ジュリア」「結婚しない女」「愛と喝采の日々」「グッバイガール」等々、当時、流行った女性の自立を扱った映画の一本。但し作品の性格上、他の作品とは肌触りやその印象が異質であります。D・キートンのデスマスクのエンディングが強烈です。因みに“グッドバー”って“男性性器”をも意味するんですって。 【ドラえもん】さん 6点(2000-09-14 11:54:03) |