14.肝心なところは描かないで想像させるのもいいですよね。法廷シーンも、新聞記事の映像もなく、ラスト近くは影で描いたり、セリフもなかったり…1960-61年の作品ですがいまも衝撃的だと思います。最初、主演二人が無邪気に見える演出なども効果的だったかと。やはりワイラー作品制覇しないと! 別メモ【その時代にリモコンでテレビを見ているのもとてもびっくり!】 【HRM36】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2019-04-26 13:55:48) (良:1票) |
13.女性同士の親友の間に結婚相手の男性が挟まれば何かが起こりそう。その火をつけたのがくそがきみたいな女子生徒なのだが、すごく印象に残る映画だった。最初見たときは結末にどうしてもていこうがあったのだけど、今回見直してマーサの気持ちもわからないではなくなった。ヘプバーンめあてに見た映画だったけど、シャーリー・マクレーンの方に味方したい映画だった。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 7点(2015-07-10 16:15:22) |
12.オードリー・ヘプバーンとシャーリー・マクレーンの共演にロマンチックコメディを期待すると痛い目に合う。監督はローマ休日のウィリアム・ワイラーだ。ところがこれまた予想を遥かに上回る何とも残酷な人間ドラマになってる。子供の嘘から始まる悲劇、見てても楽しいなんて気持ちには全くなれないし、腹立つのに最後まで見れてしまうのは監督の手腕あればこそ。まあ、個人的にはオードリー・ヘプバーンとシャリー・マクレーンにはドロドロしたものより軽いタッチのコメディのが似合ってると思ってるのであまり高い点数は付けたくない。6点ぐらいが丁度良いかなて思うのでこの点数です。それにしてもウィリアム・ワイラー監督の家の中での人間模様と階段の使い方に対するこだわりみたいなものがこの映画でも沢山見られる。 【青観】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-06-12 21:21:57) (良:1票) |
《改行表示》11.題材が変わっていて、とても妙味のある映画。この時代に同性愛というのも斬新だが、 一つの嘘が人から人へ伝達されるうちに・・・という、人間社会の怖さを丁寧に描写しており、 最後までじっくりと見入ってしまった。そういった意味では社会派ドラマでもあるが、 二大女優のオードリー・ヘプバーン、シャーリー・マクレーンが双方出しゃばらず、 平凡な女性教師役に徹しているのにも好感が持てる。彼女たちにも増して存在感抜群だったのが、 嘘つき少女。もうホントにニクたらしくて、よくこんな子役を見つけてきたなぁと、 感心してしまうほどのハマリ役。総体的に地味な内容の作品だが、なかなかのお薦め作です。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-08-18 10:48:26) (良:1票) |
10.オードリーが大好きな僕なのですが、何度も見たいとは思わないオードリー主演作です。冒頭の様子で恋人のジェームズ・ガーナーに親友のシャーリーや可愛い教え子たちが絡むラブコメを想像したのでまさかこんな映画だとは思わなかった。シャーリー・マクレーンも時期的にはワイルダー、レモンとの楽しいコメディのちょうど間に本作があり、予備知識無くリアルタイムで観た人もこんなシリアスな内容で嫌な余韻の残る映画とは思わなかったのではないでしょうか。当時のオードリー、シャーリーとくればオシャレで楽しくて軽快なラブコメなんかを期待してしまいますよね。しかし嘘、嫉妬、疑念、登場人物それぞれの角度からの様々な感情を織り交ぜ観る者に目を離させないドラマに仕立て上げた巨匠ワイラーの演出はさすがだし、二人も見事にワイラーの期待に応えた作品だと思います。そしてもう一人、嘘つき少女メアリーを演じた女の子の凄い演技も。 【とらや】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-03-13 16:26:45) (良:1票) |
9.幼い子供の状況も把握できないでつい出てしまった他愛のない嘘の為にとんでもない情けなく辛い目に合わされる二人の先生の話を喜劇でなく怖いほどにシリアスに描いた名作。ヘップバーン、マックレーンは勿論のこと子役の女の子の憎らしい程、凄みのある悪ガキ振りは大人顔負けの見事な演技!! 【白い男】さん [地上波(吹替)] 8点(2009-11-08 14:26:22) |
8.クソガキ1号&2号と女優くずれのオババをはじめとして、胸クソの悪くなるような人物が次から次へとぞろぞろ登場して大暴れしていくのに、最後まで画面から目を離せなくするワイラー監督の確かな演出と主演両女優の演技には素直に感心しました。 【KYPA】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-03-09 23:00:08) |
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7.ヘプバーンよりマクレーンのほうが断然かわいい。 【ケンジ】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-08-01 17:45:19) |
6.「お前なー、妖精がレズなワケねーだろが!!」と日本のオードリーファンを代表してあのクソガキに鉄槌を食らわせたい気分でした。小学生の頃に伝言ゲームとかやりましたが、5人経由するだけで全然違う言葉になってしまうように、人の噂なんて噂に過ぎないのに、それがきっかけで人の命まで奪ってしまうんだよという警鐘的なものも感じました。気丈なオードリー、非常にナイーブなシャーリー・マクレーンの豪華共演だけでも凄いのに、監督がウィリアム・ワイラーですから、さすがに全編緊張感が持続するワケだよなあと納得してしまいました。シリアスかつ後味も良くないですが、オードリーの演技の幅を知る上でもファンなら1度は観て損の無い佳作だと思います。 |
5.後味が悪かった・・・。メアリーというクソガキがありえん!あの邪悪なガキにむかついてイライラしました。ホンマ憎たらしい。嘘つきめ! 【ギニュー】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-06-28 00:37:55) |
4.嘘が噂を呼び、噂は人を信じなくさせた。 中盤から来る、嫌な緊張感と不安感が胸が一杯になさせ、彼女達の辛さが痛いほど伝わってきた。終盤では良い方に話しが進んで行ったものの、不安感は消えず、やはり辛かった。前半での明るさと後半での巨大過ぎる暗さのギャップ。心に辛さが大きく残った。でも最後、オードリーが一人歩くシーン。彼女の顔からは強さが溢れていたように見えた。僕はあの強さ漲る顔によって、救われた。「辛くても下を向くな!真っ直ぐ前だけを見て進み続けろ!」熱いメッセージが僕の心に届いた。 【ボビー】さん 8点(2004-08-12 18:05:59) (良:1票) |
《改行表示》3.亡き淀川長治さんが珍しく「最低の二人」とこの映画の事を酷評 されてましたね。もちろんオリジナルのワイラー監督「この三人」と比較しての発言でしたけど。シャーリー扮するマーサがカレンにカミングアウトする時の哀切極まりない演技、ラスト、不穏な雰囲気を察知したオードリーの駆け出す表情とか、忘れがたいシーンが幾つもあるのはやはりワイラー監督の格調高い演出の賜物だと思います。何度も繰り返して観たくなるタイプの映画ではないけど、自分は好きです。 |
2.この映画観終わった後、誰が印象的だったかといえばあの嘘つく少女。アップで抜かれてるとこなんかド迫力。当然オードリーの存在感あってこそだが。シャーリー・マクレーンと共に追い込まれていく彼女には珍しい悲劇のラストも新鮮だった。 【スルフィスタ】さん 8点(2004-01-23 22:39:51) |
1.近所のビデオ屋に置いていなくて観るのを諦めていたんですが、数日前たまたまテレビでやっていました。オードリーにしては地味な役。というよりオードリーじゃなくてもいいような役。オードリー映画としてみたらダメですが、ストーリーとしてみたらおもしろかったです。ここまで理不尽な話があるんでしょうか。暗くまじめな話でした。あの子供のキャラクターは身近に居てほしくないですね。シャーリーマクレーン初めてみましたが、いい味だしていると思いました。この映画ではオードリーよりマクレーンがいい。 【YU】さん 7点(2004-01-11 06:57:20) |