殺人狂時代(1967)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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殺人狂時代(1967)

[サツジンキョウジダイ]
1967年上映時間:99分
平均点:7.00 / 10(Review 15人) (点数分布表示)
公開開始日(1967-02-04)
アクションサスペンスコメディモノクロ映画犯罪もの小説の映画化
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タイトル情報更新(2024-08-21)【Olias】さん
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監督岡本喜八
キャスト仲代達矢(男優)桔梗信治
団令子(女優)鶴巻啓子
天本英世(男優)溝呂木省吾
砂塚秀夫(男優)大友ビル
江原達怡(男優)青地
二瓶正也(男優)パピイ
沢村いき雄(男優)老いたる殺し屋
山本廉(男優)咆える狂人
小川安三(男優)間淵
樋浦勉(男優)
草川直也(男優)編集長
大木正司(男優)
出雲八重子(女優)法華の狂人
川口敦子(女優)小松弓江
長谷川弘(男優)ソラン
西條康彦(男優)酒場の客
大前亘(男優)オバQ
富永美沙子(女優)義眼の女
緒方燐作(男優)
記平佳枝(女優)
中山豊(男優)笑う狂人
久野征四郎(男優)松葉杖の殺し屋
宇野晃司(男優)首の長い男
阿知波信介(男優)
原作都筑道夫「飢えた遺産」
脚本岡本喜八
小川英
山崎忠昭
音楽佐藤勝
撮影西垣六郎
関口芳則(撮影助手)
上田正治(撮影助手)
製作田中友幸
配給東宝
美術阿久根巌
編集黒岩義民
録音下永尚(整音)
渡会伸
照明西川鶴三
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【クチコミ・感想】

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8.B級感満載の冴えたセンスがキレキレの殺し屋アクション活劇。間抜けで大袈裟なキャラクター陣がなんとも面白い。この時代の邦画に007やダイハードを上回るこんな面白い娯楽アクション映画があったのかと感心。これ一本で終わってしまうのが惜しいので、シリーズとしてみたいぐらいです。飄々としててとにかく強い仲代さんは、ルパン三世やシティーハンターに通ずる、魅力的なヒーローでした。
すべからさん [DVD(邦画)] 9点(2008-06-15 15:40:02)
7.おもしろい。全編通して人をくったテンションを維持する脚本と演出。ファンキーなオープニングアニメともども、今見ても十分に楽しめる快作である。あるいみ観客をコケにしてるともいえなくはないが…ここまでドンデンがえされつづけると、まぁ兜を脱ぐのもしょうがない気がしてくる。
wunderlichさん [DVD(邦画)] 8点(2008-05-23 20:39:42)
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6.う~ん…ここでの高評価をみて借りてみたんですけど、正直……全然面白くない。コメディとしては賞味期限が切れているというか、腐るのを通り越して化石のレベルです。発表当時でもどこで笑いが起きていたのか、想像できないくらい(パンチラのとこだけ、ちょっと笑った)。  せっかく狂人を殺し屋に仕立てたという良い設定なのに、みんなキャラが中途半端。どうせなら『ビッグ・リボウスキ』くらいはっちゃければいいのに。その割りに変にシリアスなところもあって、終盤はぐだぐだのアクションが繰り広げられたあげくセンスのないルパン三世みたいな結末に至る。いったい何がしたかったの?   独特の雰囲気と、主演と天本英世の演技だけはよいです。でもそれ以外は……睡眠誘発剤としては、悪くないかもしれません。
no oneさん [DVD(邦画)] 3点(2007-03-27 13:27:10)
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5.レトロなアニメーション調のオープニングから始まり、全編にわたって醸し出されるモダンでハイテンションな映像世界。日本映画界における娯楽映画の巨人・岡本喜八の真骨頂がここにあると思う。  一癖も二癖もある飄々とした大学講師に、変人揃いの殺人集団が問答無用に襲い掛かる。40年近くも前に、こんな突飛な設定を堂々と描き出すその豪快さにまず感嘆する。 そこに軽妙な台詞回しと、ビビットなカメラワークとカット割りが加わり、今尚“新しい”娯楽映画の世界が広がる。 そして、映画の核心は娯楽映画の範疇にとどまらず、「殺人」やその礎の「狂気」にまで哲学的に迫っていく。  一役で、とぼけたユーモア性とスターの風格漂うダンディズムを表現している仲代達矢は、見事という他ない。悪役を演じる天本英世の怪奇ぶりも流石だ。  アクション、コメディ、ミステリー、ハードボイルド……あらゆるエンターテイメント性を併せ持つ娯楽映画の傑作と言えるだろう。
鉄腕麗人さん [DVD(邦画)] 8点(2006-12-24 14:30:51)(良:1票)
4.冒頭のモダンな雰囲気の世界、映像、セットなどはどこかスタンリー・キューブリックの「2001年宇宙の旅」を思わせる。日本映画ではあるけど、日本的でない、ヨーロッパの雰囲気があった。岡本喜八監督によるこれまた何か得体の知れない不気味さとでも言うべき不思議なタイプの作品!仲代達矢の上手さと天本英世の不気味さがかもし出すこのシュールな世界、一癖も二癖もある一風変わった内容の作品だが、最初のうちは単なるB級もののコメディかと思ったけど、結構、楽しめたのでこの点数です。
青観さん [ビデオ(邦画)] 7点(2006-06-05 21:10:26)
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3.漫画調のストーリー・演出・美術がまさしく一丸となってその世界観を醸し出してる傑作だが、この映画はなんと言っても編集の妙。 例えば”殺人シーン(刺客が地下鉄につき落とされる)⇒食事シーン(ステーキにどろどろのソースをかける)””殺人シーン(刺客がビルから落っこちる)⇒おもちゃで遊ぶシーン(クラッカーを鳴らす)”というカット変わり・シーン変わりでの飛躍のさせ方は十分に効果的であり刺激的だ。 こういう”感覚”で楽しむ映画は何度でも鑑賞したくなる。
マグロのグさん [DVD(字幕)] 9点(2006-05-09 13:20:14)
2.こういう言い方はヘンだけど、良い意味で「深く考えないで楽しむ」映画だと思いました。精神病患者の扱われ方とか、ツッコみ所を言い出せばきりがないけど、奇想天外でぶっ壊れてて、なんか楽しい作品。精神病院のセットが綺麗でした。
ぐるぐるさん 7点(2004-10-06 19:37:26)
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1.岡本喜八の最高傑作の一本。 二転三転するストーリー、奇抜な構図、ひねたギャグ、東宝わき役陣大挙殺し屋出演、阿久根巌のかっちょいいセット、天本英世の快怪演、例えば沢村いき雄登場シーンなどのサスペンス。喜八カッティングさえ渡り、同時代の外国映画に比べても遜色ない、粋で、おしゃれで、おかしく、かっちょいい、サスペンス・コメディの大傑作。ただ、こーゆーこというと、喜八ファンは怒るだろうけど、岡本喜八って、飽きないっすか?
まぶぜたろうさん 9点(2004-01-17 00:45:39)
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【点数情報】

Review人数 15人
平均点数 7.00点
000.00%
100.00%
200.00%
316.67%
4213.33%
500.00%
600.00%
7533.33%
8426.67%
9320.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.00点 Review1人
2 ストーリー評価 7.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 7.50点 Review2人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人
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