《改行表示》90.とても丁寧に撮られているし、照明なんかも抑え気味で味わい深い画になっているのですが・・・ でも、なんか消化不良です。 撮りためたカットを、ただストーリー順に並べたような。 しいて言えば、大河ドラマの総集編を観ているような気分です。 だから、シーンとシーンの間に飛躍がある場合は、ナレーションで補う という手法も総集編と同じ。 また、俳優さん達もそれぞれ熱演しているのでしょうが、中井貴一はどう見ても中井貴一にしか見えないし、根津甚八は忍者のくせに全然動くシーンがないし、岩下志摩にいたってはまったく必然性がなく、強引に登場シーンを組み込んだとしか感じられません。いくら監督の嫁さんだからといって映画を私物化するのはよくないなと思います。 【la_spagna】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2022-09-16 18:37:57) |
89.いやもうとにかく、ダラダラしすぎ。メリハリもなければ演出の焦点も絞られていない。役者はいったいどうやって役作りを考えたんでしょう。加えて、中井貴一の芝居は安定しすぎ、堂々としすぎで、忍びの者には全然見えない。命を取るか取られるかという緊迫感もない。 【Olias】さん [CS・衛星(邦画)] 2点(2021-11-05 23:26:18) |
《改行表示》88. かなりダメな映画だと思った。このサイトでの評価もうなづける。 このサイトのルールでは途中で寝ちゃダメということだが、寝そうになるほどのダラダラ映画である。 ただ、原作・脚本がいいのか、人生の深いところを考えさせる台詞がある。そこの分だけ1点加点した。 【海牛大夫】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2018-05-22 21:41:47) |
《改行表示》87.中井貴一や上川隆也はけっこうがんばっていたと思います。それにストーリー自体もなかなかコクがあります。ところが、映画としてはつまらない。ダラダラ長いし、その割に説明が足りないし、登場人物もキャラが固まらないうちにどんどん死んでいくし、したがって心情も伝わってこないし、殺伐とした話のはずなのに緊張感もない。要するに「これぐらい見せておけば十分だろ」的なやっつけ感が漂ってくるばかりです。 この篠田という監督、日本映画会の大御所ということになっていますが、いったいどのあたりが評価されたのか不思議です。最終作の「スパイ・ゾルゲ」も本作が傑作に見えるほど悲惨。映画監督より、きっちり最低限の仕事をしてとっとと定時に帰る公務員か事務員のほうが性に合っていたんじゃないでしょうか。 【眉山】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2017-08-10 00:42:13) |
86.忍者アクション映画と思い、ワクワクしながら観に行ったんですが、予想を裏切られて沈んで帰った覚えがあります。なんであんなタイトルにしたんやろ。 【アフロ】さん [映画館(邦画)] 4点(2009-09-02 01:56:13) |
85.娯楽でもなく、文芸でもなく、とても中途半端です。ご本人には申し訳ないが、中井貴一の役者としての中途半端さが、そのまま映画になってしまってます。彼には気の弱い中途半端な落ちこぼれを演じていた「ふぞろい…」がお似合いです。「司馬遼太郎に捧げる」ってクレジットが出てましたが、先生はあの世でどう思ったでしょう。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2009-05-26 02:07:22) |
84.どうでもいいことだけど、中井貴一は、ふとした瞬間に耳の下あたりにシワが寄る。観てて気になってしょうがないんだけど、「ああ、確かに中井貴一だなあ」と思う・・・・・・。本当にどうでもいいことなので早速本題へ。ご存知、司馬遼太郎の直木賞受賞作である『梟の城』の映画化作品。有名な小説だけに、またも、「“映画化”って、一体何なんだろう」と考えさせられる作品であります。CGをフンダンに利用したエキセントリックな映像に、日本楽壇の大御所・湯浅譲二のこれまたエキセントリックな音楽。もう誰にも止められない。そんなハチャメチャさからすれば、ストーリーは意外な程、原作に沿っており、石川ゴエモンのエピソードなど、映画にするなら普通はバッサリ切り取られそうな部分もしっかり盛り込んじゃう(というか、むしろこういう、一種イロモノみたいな部分の方を一生懸命描いているようにすら感じられるぞ)。どうせお馴染みの小説を映画化するなら、このくらいムチャクチャやらないと楽しくないよネ~というような暴走気味の勢いがあり、まあ、概ね同感なのですけれども、「だからと言って、原作の面白さをここまで削ぎ落としていいのかよ~」とも言いたくなるわけで、結局、「“映画化”って何?」というギモンに落ち着くのであります。ま、とりあえず、この映画、ロケはなかなかよかったですので、その点だけは安心材料。 【鱗歌】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2007-03-24 14:22:42) |
83.忍者物らしく、孤独感、荒涼感等が出ている。でもわくわくする展開、躍動少なし。 【ご自由さん】さん [地上波(字幕)] 5点(2006-12-11 19:57:56) |
82.とにかく色彩が豊かでした。それと神社仏閣や瓦屋根やら茶室やら、美しく画面に広がっていました。それだけの映画でしたが、それだけでも酒を飲みつつ、ぼぉーと見ているには良い映画でした。・・・・・・・・・・・・中井貴一という俳優は、真面目すぎてというか、自意識が強すぎて、他の役者との調和を壊してしまいますね。その配役に没入するのはいいけど、そのナルシズムのおかげで、一人浮いてしまい、映画が壊れてしまいます。「壬生義士伝」もそうでしたし、この映画もそうだと思います。・・・・鶴田真由さんは綺麗ですね。こんなに綺麗な役者さんだとは知りませんでした。・・・・岩下志麻とかあえて出す必要なんてないのに。・・・・・・・・この映画を象徴していたのが、終盤の秀吉の寝室でのシーンでしょうか。中井貴一の過剰な演技、マコちゃんの木訥として素人調の演技、ばらばらで全く見るに堪えませんでした。結果として、秀吉というのは個人が作り出すものではなく、全体の状況が作りあげてゆくものだ、という重要な発言が完全に霞んでしまいました。・・・・・・・最後の20分ほどは酷いですね。五右衛門の話なんて別にいらないのに。 【王の七つの森】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2006-11-28 09:12:11) |
81.イマイチ。中井貴一自身が忍者っぽくないような…。 【愛野弾丸】さん [ビデオ(邦画)] 5点(2006-10-21 12:56:14) |
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80.原作で楽しんだ分楽しくなかったのか、いや、こちらは駄作かな、、、 【maemae】さん [ビデオ(字幕)] 2点(2006-01-15 18:02:41) |
79.予告編のスピード感溢れるジェットコースター風な雰囲気とは正反対の地味な映画。予告編を見て裏切られた人も多いと思う。特に悪くはないとは思うのだがやはり退屈。映画をエンタイメントとして考えてない典型的な邦画。 【HILO】さん [ビデオ(吹替)] 1点(2005-11-09 21:09:53) |
78.たぶん昔の人には現在の大作映画を撮るのは不可能なんだろうと思う。本作は完全に娯楽アクション時代劇の筈なのに、娯楽としても、アクション映画としても、時代劇としてもホントに冴えない仕上がり。では、時代に翻弄される人間達の哀愁が表現されているかと言えば、さにあらず。その上、2時間18分の冗長さ。ラストの石川五右衛門の釜茹でシーンに至っては、本気か冗談かも計りかねます…。そんなに「巨匠!」って感じの人でもありませんが、本作と「スパイ・ゾルゲ」で自らのキャリアに泥を塗ってから引退するのには、何か特別な意図でもあったんでしょうか? 4点献上。 【sayzin】さん 4点(2005-02-26 00:09:11) |
77.海外向けの忍者プロモーションビデオとしたは当たりかもしれない。 【PAD】さん 3点(2004-10-13 13:55:36) |
76.中井貴一目当てで観ました。やはりかっこ良かった。映画としては、あまり良いとは言えません。時間が長く感じました。おもしろい、感動、発見(こういう人間、時代があったのか)というのがなかったので3点。CMでは本当に面白そうだったので期待ハズレでした。原作を読んでいないので映画の良さが分からなかったのかとも思います。特にラストは「????」でした。あれは平和に暮らしました、めでたし!という事・・?分からない・・・。 【まるばな】さん 3点(2004-09-18 21:38:03) |
75.中井貴一の甲高くて大袈裟な笑い声だけ妙に残ってるけど、肝心な忍者らしい部分が弱い。内容もつまらなくてびっくりしました。いかにも面白そうなシーンをかいつまんだ宣伝に見事にやられた作品でした。 |
【腸炎】さん 4点(2004-08-15 14:27:38) |
【センブリーヌ】さん [映画館(邦画)] 3点(2004-07-20 02:00:45) |
72.アンプのボリュームを上げてみても、セリフは聞取り辛い。ロングが多めで、演者の細かい表情が一切わからん。 |
71.まあ確かに話はパッとしないんですけど、例えば【陰陽師】や【千年の恋 ひかる源氏物語】のようにあからさまにCGと判る描写が“それほど多くなかった”のが個人的には好印象でした。中井貴一も、某CMのキャラとは違って格好良い役を演じてましたし。ただ、和製スプラッタといいますか、あの刀で斬った時に血がブシーッってありえないくらい飛び散って…あの時点で出血多量で死んでると思うんですがねぇ(笑)まあ侍映画(これは違うけど)には付き物?みたいなものなんで、突っ込むのもアレなんですがね(笑) |