1.三船敏郎唯一の監督作品だそうで…。唯一ってことは一度やってみて自分は監督向きじゃないと感じたのかな?。確かにぱっとしない映画ではあった。前半はそれなりに期待できたし、フィリピンロケの甲斐もあって洋画のような雰囲気も悪くはなかった。しかし後半はどうも期待外れ。一応サスペンスということになっているが緊張感が不足していて「ゆるい」。男の友情も描かれるが、これはこれであまりに唐突な印象だし、アクションという訳でもないし、アドベンチャー映画としても物足りない。どれをとっても中途半端で残念な感じ。三船さんの演技もあまり良くない。